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一部使用の商品、解約できるか?

【相談】

 自宅に健康状態を尋ねる電話かかかり、病弱であったのでその旨答えると、「詳しい 話が聞きたい」というので訪問を承諾しました。しばらくして販売員が自宅に訪れ、いろいろと健康に関する話を聞かされた後、健康食品を勧められました。医者にかかっていたこともあり、最初は断りましたが、根負けして1年分を購入することにしました。その際、「使用方法を教えますから」と言われて、指示されるまま開封して一部を服用しました。販売員が帰った後、冷静に考えると高額でもあり、効果も不明なので翌日解約を申し出ると、解約には応じるが、一部使用している分はクーリング・オフ対象外となると言われました。買い取らないといけないのでしょうか。

【アドバイス】

 訪問販売などで、法律で指定された商品を購入した場合、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフができますが、購入した商品が消耗品の場合、一部を使用するとクーリング・オフ期間内であっても使用した分はクーリング・オフができないこととなっています。
 特定商取引法では、使用するとクーリング・オフができなくなる消耗品を政令で指定しています。「政令指定消耗品」と呼ばれていますが、健康食品はこれに該当します。
 ただし、使用すれば無条件でクーリング・オフができなくなるというのではなく、次の要件が必要となります。
1.交付された書面に「商品を使用するとクーリング・オフができなくなります」と記載されていること
2.消費者が購入後自分から使用していること
注目したいのは2.の要件で、法改正により平成16年11月11日から新たに追加されました。
 このケースは、渡された書面には、使用した場合クーリング・オフができなくなる旨が記載されていました。しかし、使用に当たっては、消費者が自ら使用したのではなく、販売員が「使用方法を教える」といって誘導して用いていますから、一種の「試用販売」に当たり2.の要件に該当しないと考えられます。
 この点をセンターから助言し、相談者が再度業者に書面で申し出た結果、業者もクーリング・オフを認めました。


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