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工事完了後に解約できる?

【相談】

訪問してきた業者に排水管の清掃を勧められ承諾しました。業者は、清掃後、「清掃がうまくいっているかどうか確認する必要がある」といって床下に入り、点検後「排水管に異状はないが、床下が湿気ていて、放っておくと床下が腐る」と床下換気扇の設置を勧めてきました。不安になり業者に勧められるまま契約をしました。数日後、知人に床下を見てもらうと「契約の必要はなかったのでは」と言われました。既に工事が完了してしまっているのですが、解約することはできないでしょうか。

【アドバイス】

 点検と称して家に入り、床下や屋根などの状況を見て、高額な商品購入や工事契約を勧める商法を点検商法と呼んでいます。この事例の場合、業者の本当の目的は、排水管の清掃でなく、それを口実に床下に入り、不安にさせて床下換気扇の契約を取り付けることだった思われます。
 点検商法による苦情相談が多く寄せられたことから、特定商取引法が改正され、平成16年11月11日から、訪問販売などの場合、業者は勧誘に先立ち販売を目的としていることを告げなければならなくなりました。
 今回、相談者がセンターに来られたのが契約を取り交わしてから7日目で、クーリ ングオフ期間(8日間)内でした。業者は、クーリングオフをされた場合、既に工事を完了していても、業者の負担で原状回復をしなければなりません。
 相談者に対して書面によるクーリングオフの手続きを取るよう助言した結果、無条件解約となりました。
 高齢者世帯などでは販売員が契約を取りたい一心で、「今しないと大変ないことになる」などと不安をあおって契約を急がせるケースが見受けられます。契約を勧められても、その場で決めることなく、いったん帰ってもらい、家族や知人に相談したり、他の業者と比較するなど本当に今必要な契約かどうかを冷静に考えるようにしましょう。


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