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家庭教師の教材、解約できるか

【相談】

電話で家庭教師の勧誘があり、説明を受けるため来訪を承諾しました。家庭教師については納得し依頼することとしましたが、その際、業者から、家庭教師が教えるための教材が別に必要との説明を受け、高額でも家庭教師が教えてくれるのであればと思い、購入することとしました。ですが、その後、実際には家庭教師がほとんどその教材を使わないため業者に対し解約を申し入れたところ、家庭教師の解約には応じるが、教材は解約できないと言われました。高額でもあり、ほとんど使用していないのに納得できません。

【アドバイス】

家庭教師派遣やエステティックサービス、語学教室などの契約は、一定期間継続して受けてみないと効果が判断できないし、長期継続的な契約で事情変更が生じやすいという特徴がありますが、消費者側から契約を解除できにくいケースが多いです。このような契約は特定商取引法で「特定継続的役務提供」と指定され、一定期間かつ一定金額を超える契約(家庭教師の場合は2ヶ月間以上、契約金額5万円以上)であれば消費者に中途解約権が認められており、法律で規定された解約金を支払うことでいつでも中途解約することができます。
このケースの場合、業者は家庭教師の派遣契約は法律どおり中途解約に応じましたが、教材については家庭教師派遣とは別の契約だと主張し解約には応じないというものです。しかし、特定継続的役務提供の場合、家庭教師や語学教室の教材、エステの化粧品など、その役務を受けるために必要があるとして購入させられた商品の場合、「関連商品」として中途解約が認められることとなっています。センターで相談者から契約書を見せてもらい内容を確認したところ、業者の主張するように、家庭教師の派遣と教材は別の契約書で、教材については関連商品でなく推奨品となっていました。しかし、販売員による勧誘時の説明では関連商品と判断されるため、このことをセンターから業者に申し入れ交渉したところ、販売員の説明不足を認め、解約に応じることとなりました。
契約するときは、販売員の説明をうのみにすることなく、契約書の内容を十分確認してサインするようにしましょう。


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