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分割購入した教材会社倒産

 【相談】

「パソコンを使って自宅で仕事のできる人募集」の記事をインターネットで見て資料を請求したところ、仕事のために「日商ビジネスコンピューティング検定2級」が必要とのことでした。教材とシステムも用意してあり1日30分程度の勉強を半年も続けたら合格できるし、経費は、仕事を始めたらすぐに取り戻せると説明されました。結局、教材を購入しましたが、本を何度読んでも理解できず、サポート部門に電話をかけると対応した男の人が怖い感じだったので利用できませんでした。途方に暮れていたところ、その会社の倒産を知りました。教材購入費はクレジット契約で、現在もその支払いが残っており、納得できません。

【アドバイス】

自宅でできる内職を探している主婦からの、こうした相談は相変わらず後をたちません。内職の仕事を回してもらうために、その前提として教材やパソコンソフトなどの購入を求められるわけです。費用はクレジットにすれば分割払いになるし、説明どおりの量の仕事を回してもらえれば、すぐに回収もできるということで契約してしまいます。
もちろん、こうした業者のすべてが悪質とは限りません。ただ「どうも話が違うのではないか」と思い始めたころ、業者が倒産というケースも少なくないのです。
今回の相談者の場合、会社から仕事の説明も受けており「業務提供誘引販売取引」と考えられますので、業者が倒産し、仕事を提供してもらえる状況にないことから、クレジット会社に事情を説明し交渉したところ、既に払ったお金を放棄すればクレジットは解約してもよいとの和解案が示され、相談者との間に合意が成立しました。
自宅でできる内職というのは、家計を預かる主婦にとっては魅力的です。ただ、それだけにこうした落とし穴もあることを頭に入れて、悪質な業者とのトラブルに巻き込まれないよう注意したいものです。


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