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【消費のアドバイス】賃貸住宅の敷金返還トラブル

相談

喫煙していた息子が2年間入居した賃貸アパートを退去した。管理会社から敷金5万円は返却されず、クロスの張り替え費用、エアコン洗浄代金等修繕費10万円の高額な請求を受けて納得できない。
(岡山市 男性)

アドバイス

賃貸住宅を退去するときに「返す敷金はないと言われた」「多額のリフォーム費用を請求された」など、敷金返還や原状回復費用の負担を巡るトラブルの相談が多く寄せられます。
 借主の負担となる原状回復費用の範囲、算定の考え方については、国土交通省が「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」として公表しています。ガイドラインによれば、いわゆる経年劣化、通常の使用による損耗等は、貸主負担としています。畳やクロスの日焼け、家具の設置による床やカーペットのへこみ、テレビの後部壁面の黒ずみなどです。
 一方、借主の不注意等により生じた損耗等は借主の負担とされています。落書きの跡やペットによる傷跡、喫煙によるヤニ等でクロスが変色したり臭いが付着している場合等です。
借り主に負担義務がある場合の借り主の負担割合は、経過年数を考慮して算定するとされています。
修繕の見積書が届いた時は内容を確認し、納得がいかなければ貸主に問い合わせてみましょう。
相談事例の場合も、国土交通省の「原状回復ガイドライン」を参考にして貸主と話し合うよう助言しました。
退去時のトラブルに遭わないためには、入居時の状態を写真撮影するなどして、室内の現況、消耗等を記録に残しておくようにする。入居する際に契約書の内容をよく確認し、原状回復などの契約条件を当事者双方が納得した上で契約する。退去時の物件確認には、貸主又は管理会社等に立ち会ってもらうこと等が大切です。
トラブルが生じた場合は、早めに居住地の消費生活相談窓口に相談してください。

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