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2023年12月22日知事記者会見

印刷ページ表示 ページ番号:0893163 2023年12月25日更新公聴広報課
会見写真

今議会を終えて

 私からは、3項目、お話をさせていただきます。
 まず、先ほど閉会いたしました11月定例会についてでございます。今議会では、県政全般について幅広いご質問やご提言をいただきました。
 経済対策につきましては、国の経済対策に呼応して今回編成いたしました補正予算に基づき、LPガスを使用する家庭等の負担軽減、物価高騰の影響を受ける医療機関等への支援などの重点支援地方交付金を活用した物価高騰対策や、防災・減災、国土強靱化をさらに進めるための補助公共事業などを速やかに実施してまいります。
 引き続き、国や市町村等と連携し、物価高騰から県民生活、事業活動を守るとともに、地域経済の活性化や県民の安全・安心の確保に全力で取り組んでまいります。
 来年度の予算編成につきましては、第3次生き活きプランの総仕上げの年であり、待ったなしの課題である少子化対策に正面から向き合い、希望する誰もが安心して子どもを生み育てることができる社会とするための施策を重点的かつ着実に推進してまいりたいと考えております。
 本県の財政状況は、今後も厳しい状況が続くものと認識しておりますが、こうした中にあっても、限られた財源を有効に活用し、「生き活き岡山」の実現に向け、全力で取り組んでまいります。

「ももっこカードアプリ版の運用開始」について

 次に、「ももっこカードアプリ版の運用開始」についてでございます。
 子育て家庭を応援する「ももっこカード」について、来年1月15日から、アプリ版の運用を開始いたします。アプリ版では、スマートフォンの位置情報で協賛店を検索できる機能ですとか、市町村の取組も含めた子育てに関する支援情報を紹介する情報ポータル機能などを付加いたしております。
 また、運用開始にあわせて、2月末まで、アプリ版の使いやすさを実感いただき、その利用体験をSNSで投稿していただく「利用促進キャンペーン」を実施することとしております。
 18歳未満まで対象を広げておりますので、すでにカードをお持ちの方も、新たに登録いただく方も、ぜひ、このアプリ版の「ももっこカード」をダウンロードしていただければと思います。
 引き続き、こうした取組を通じて、社会全体で子育てを応援する気運の醸成を一層図ってまいります。

季節性インフルエンザ ・ 新型コロナウイルス感染症 感染拡大防止について

 最後に、インフルエンザと、新型コロナの感染拡大防止についてであります。
 年末年始は、帰省やイベントなどで人と接する機会が増えます。このため、この冬の行動について、県民の皆様に3つのお願いをいたします。
 1点目といたしまして、換気や手洗い等の基本的な感染防止策を徹底してください。
 2点目、体調が良くないと感じたときは、無理をせず外出を控えるよう、体調を考慮した行動に努めていただきたいと思います。
 3点目、高齢の方など重症化リスクが高い方は、ワクチン接種を検討していただくよう、お願いいたします。
 3点とも、これまでずっとコロナの波のたびに申し上げてきた基本的なことでございます。ぜひ、この冬も自分自身が「うつらない」、また他人に「うつさない」行動を心がけていただきまして、感染防止策に取り組んでいただきながら、楽しい年末年始を過ごしていただきたいと思います。皆さまのご協力をお願いいたします。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 コロナの感染拡大防止に向けた知事メッセージの件で、2点お伺いします。まず1点なのですけれども、昨日(12月21日)の速報値で、コロナで4週連続の感染者数増加となっておりますけども、今のこの現状を知事はどのように見られていますか。

知事)
 まさに(画面のグラフを示しながら)このとおりでありまして、ちょっと振り返ってみますと、今年はものすごいコロナの波の中で始まったわけであります。年末年始は感染増えるだろう、これまでもそうだったよねということで、ある程度予期はしていた。また、このオミクロン株というのは、重症化はなかなかしないけれども、非常にうつりやすいので、患者の数はずいぶん増えるだろうということはわかってはいたけれども、やはりものすごい患者の数が出てきて、これはなかなかつらいなと。大半の方が、入院せずに療養で済ませることはできても、また今回も病床は足りるのだろうかということで、みんな緊張感を持ちながら、でも早い段階で急速に収束をしていって、この夏のあたり、これをどう見るのか、これを第9波と呼ぶのかどうなのかいろいろありましたけれども、何とか、ここ(今年の夏)の波があったからといって、いろいろなイベントを中止にするだとか、そういうことがなく済んだわけです。ちょうど1年ぐらい前と比べると、我々は良い状態で年末年始を迎えることになりそうだと思っています。非常に不気味な状態ではありますけれども、皆さん帰省はやめてください、忘年会なんていうのは、今からキャンセルできるものはキャンセルしてくださいみたいな、2年前、3年前に私が言いたくはないけれども、言わざるを得なかったような、そういうこととは状況が違うと思っています。ただ、このウイルス、感染症にとっては、人が移動する、普段会わない人同士が会う、それも、こんにちはと言うのではなくて、ご飯を食べながら、お酒を飲みながら盛り上がると、仲のいい人同士でワイワイ3時間も4時間も楽しく過ごすというのが、すごいチャンスだと思っているわけです。それがうつるのが、新型コロナかもしれませんし、風邪かもしれませんし、インフルエンザかもしれない。何がうつっても、うつされた人の体調が悪くなる。せっかくの年末年始が残念なことになるということですから、楽しいことはぜひやっていただくのですけれども、それでも気を付けるところは気を付けていただきたい。自分の体調が万全というときに、コロナ前にそこまで注意してなかったのと同じように、注意することはないとは思うのですけれど、あれ、なんか今日ちょっと喉が普段と違うぞとか、何か体調が悪いな、ちょっと熱っぽいなと、こういう時こそ、ぜひ気を付けていただいて、うつすことになったら申し訳ないから、ちょっとごめんねということだったり、ご飯は止めとくよとか、ちょっと会ってワイワイと話すのだけど、早めに帰らせてもらうのでごめんねとか、今日はちょっとマスクを厳重に着けるのだよとか、そういったちょっとした心遣いで、ずいぶん岡山県での感染の状況、これはコロナに限らずインフルエンザも含めて、違ってくるのだと思います。これが思いやりなのかなっていうふうに思います。ぜひそういったところを気を付けていただければと思います。

記者)
 先ほどの知事のお答えの中にもあったと思うのですけれども、コロナが5類に移行になって、1年前と比べてだいぶ増加傾向にあるとはいえ、かなり低い水準にはあるんですけども、そのような状況においても、このようにメッセージを出される狙いというのはどこにありますか。

知事)
 私自身、体調万全なのに何か今予定している帰省だとか、忘年会を止めてほしいということは一切思っておりません。でも、とにかく、これ普段と体調が違うぞというときでも、そのまま忘年会だとか新年会、いろんなイベントに参加するというのは(止めていただきたい)。コロナにかかわらず、やはりこれも新しい日本のマナーであるべきだと思っています。(画面上)一つ先ほどのグラフに戻していただくと、この(1年前の)状況とこの(今の)状況は(グラフの)高さがずいぶん違うということと、あともう一つ違うことがあります。1年前のときには5類に移行する前でしたので、今よりもずいぶん気を付けていた、今よりもマスクをする人がいっぱいいましたし、いろいろなことでイベントも、忘年会、新年会やこれはもう無理だよねという、そういう状況でもあれだけ盛り上がっていた。今、忘年会は、ほぼ通常営業をしてこの程度ということですので、そういうことを考えれば、本当に5類に移行をした国の決断は、私は正しかったと思っています。ずいぶん我々がコロナ前にしていたことを復活させた、でもこの程度で収まっているという解釈も十分成立をするわけですので、必要以上に何かまた知事がすごいメッセージ出した、これもうちょっといろいろ止めなきゃいけないのかなというふうに思われるとすると、それは誤解です。年末年始楽しみなことは、ぜひ楽しんでいただきたい。ただ、体調が悪いですとか心配事がある時には、ぜひそこは気を付けていただきたい、そういうことになります。

記者)
 今年最後の定例会見ということで伺うのですけれども、来年11月で知事の任期は満了を迎えます。4年前も聞かせていただいたのですけれども、4選に向けての思いというか、そのあたりをお聞かせください。

知事)
 とにかく私、本当に日々一生懸命にやっているので、もう手一杯ということですので、今私が何か申し上げられることはないわけなのですけれども、本当に毎年毎年、精一杯走ってきて、それで毎年1年が終わるたびに、県民の皆さんから、どういうふうに採点の評価をされるのか、その繰り返しです。ただそれだけではないというのは、あんまり下ばかり向いていると、スキーでも足元ばっかり見ているスキーヤーはあまり上手くないんだそうで、時々は遠くの方にも目線を移しながら、10年後、20年後我々はどうありたいのか、そのためには我々、今どういうことに気を付ければいけないのかということも、時々考えつつ、でも実際にやっていることというのは、一日一日集中する、その繰り返しをしてきました。なかなか丸1年先のことは考えられないというのが正直なところで、でも、今でも私の任期があるというのは間違いないところでありますので、3年前の選挙でいただいた4年間の任期をしっかり務めていきたいと思っています。

記者)
 残された任期は1年切りましたけども、10年先、20年先を見据えた施策を、任期限り全力でやるということでしょうか。

知事)
 おっしゃるとおりです。

記者)
 そのあたりを一言だけいただけますか。

知事)
 気持ちとすれば、本当に私、1年目と同じ気持ちでいるつもりなのです。こんな大事な仕事をさせていただけるというのは、私が何回生まれ変わっても、なかなかない、500回生まれ変わって500回目にあるかどうかということですので、この幸せを噛みしめながら、力の限り一生懸命頑張ってまいります。

記者)
 県庁舎の耐震化が、ここ数年かなりの金額をかけて、今年度いっぱいで完成する見込みとなりました。向こう50年の使用を見据えて、かつ、前川國男さんの顕彰というところも強めているのだと思うのですけれども、そのあたりの知事の思いをお聞かせください。

知事)
 私自身、そういう大事な決断をするタイミングに当たっているというのは知らずに、この県庁に入ってきました。私自身は、やはり1年当たりのコスト、建設をする、そこに100億かかろうが500億かかろうが、永遠に使えるわけではありませんし、メンテナンス費用もありますから、その初期投資とメンテナンス費用を総合して、年数で割ったときの1年当たりのコストがどうなるのかというのは非常に関心がありますし、当然納税者である県民の皆さまも関心があろうかと思います。耐震化をした時に、コンクリートにも寿命があるというのは、私が工学部出身であったにも関わらず、あまりきちんと頭になくて、耐震化をしても、コンクリートの寿命がずいぶん先に来て、かなり1年当たりのコストが上がるということになったら、それはもう耐震化よりも新築の方がむしろ安いということになりますし、いろいろなことを総合的に考えて、でもコンクリートの長寿命化をすることで、そういった耐震化で済ませたのに1年当たりのコストが新築よりも上がってしまったみたいな、間抜けなことにはならないということも含めて、県民の皆さんから、前川建築はあんまり軽々に壊さないでほしい、ぜひ烏城の黒とこの県庁の黒が、非常に上手く映えた、旭川の麓にあるこの景色、これは、県庁舎を新しく作ればそれはそれでまた新しい伝統が始まるのかもしれないけれども、非常に皆馴染んでいるのだという、各方面からいただいた思いを汲み取って、耐震化という決断をしました。賛同の声、批判の声、全て受け止めて、私自身はこの与えられた条件の中で納得のいく決断ができたと思っています。今、耐震化に関わった人が、一生懸命設計、企画、工事をしてくれています。良い仕事をして、これから何十年先も使っていける県庁にしていきたいと思っています。

記者)
 議会の中でも知事はお話されていましたが、アリーナ問題について、岡山市の今月中に回答してくださいという要望には、ちょっと困難じゃないかというようなお話もありました。そういった考えを、実際岡山市にはお伝えになっているのでしょうか。今後いつまでなら回答できますという、何か具体的な時期というのはお持ちなのでしょうか。今後のめどなども含めて教えてください。

知事)
 議会で答弁した内容、この状況では岡山市が求めるような12月中の回答は難しいです、という内容の回答を、昨日、県の担当者が市役所を訪問いたしまして、岡山市の担当の方に口頭でお伝えをさせていただいたところでございます。

記者)
 いつまでだったらいけますよとか、考えますよとか、どっちにしろどこかで決断が必要になってくるのかなと思うのですけれども、そういう時期みたいなものはお示しになったのでしょうか。

知事)
 いいえ、県議会で私が答弁をした内容とほぼ同じ内容をお伝えしていますので、いつになったらこれができますというような内容ではありません。

記者)
 知事として、いつまでには回答しないといけないだろうなというところについては、いかがでしょうか。岡山市として、向こうの言い分としては、かなり急がないと厳しいということだと思うのですけれども、向こうの言い方としてはそういった形なので、それも踏まえて伺えますか。

知事)
 そもそも論で言えば、これはスポーツ関係の方、それから一部の経済界の方が、これは何とかできないでしょうかということで、岡山市役所の方にお願いをされた。これは財政のことを考えられたという方もいらっしゃいますし、市役所の建て替えがちょうどあったから、市役所と一体の建物でやるのがいいのじゃないかというのが元々あったというふうにも聞きますけども、とにかく岡山市役所に(要望を)持っていかれた、岡山市役所の方で考えられていた案件であります。県の方は、運動公園にジップアリーナという県の体育館があって、現に、シーガルズですとか使っているわけでありまして、我々とすれば、県は体育館があります。今ギリギリ回っているように見えますけど、確かに、これはいいことですけれども、岡山ではプロスポーツのチームがこの数年でずいぶん増えましたから、そういったところまで全部収容しようとすると、少しずつタイトになってくるということで、岡山市役所が一つ体育館を作るのはそれ自体、悪いことではないなというふうには思っていたわけですけれども、突如こちらの方を振り向いて、支援してもらえませんかというふうに言われたと。よく共同でこれどうですか、どうしましょうか、いやそうですねと言って、企画の何にもないようなところから、ワイワイ話をして、じゃあそうしたら一緒にやりますかと言って、合意文書を交わして、設計を考えていく、規模を考えていくというのは時々ある話なのですけれども、ずいぶん話が出来上がって、突然こっちの方に振り返ってこられた。これはちょっとめったにない、あまり聞いたことないような話ですので、普通そんなことをしませんよねということで、びっくりした状態のままです。まずは(岡山市)議会で突然表明されたのもびっくりしましたし、根拠が、経済波及効果が(岡山)市内、市外で言えば、市外の方がむしろ大きいのだ。大きいからこそ県が乗り込んでいかなければいけないのだというお話を、まず最初されたわけですけれども、その根拠である経済波及効果が、市外の方が大きいというのは、ちょっと我々からしてもとても信じられないようなことでありまして、というのが、運動公園の使われ方から推測すると、やはり近さということもあって、岡山市内の方の利用が、これはイベントによって違いますけれども、7割だったり8割だったりという、そういう状態で、市外の方が経済波及効果が大きい、恩恵が大きいというのは、ちょっとどういう計算したって普通は出てこない数字ですので、いろいろな意味で、ちょっともう我々が乗れるような状態になっていませんよということを、この1年間言い続けてきたわけです。先日新しい計画が出まして、そこで初めて、経済波及効果については、新しく計算をし直してみると岡山市の方が64%ですか、市外の方が100から64引いた残りの36%。市内の方が大きくて、市外の方が小さいという結論がなされたと。何かえらいさらっとスルーされていましたね。我々からすると(岡山市外の方が経済波及効果が大きいという)最初の根拠が崩れたとも言えるし、ようやく我々が指摘していたことについて、答えていただいたとも言えるわけでありまして、ですから、岡山市が体育館を作るにあたって、その恩恵は大半岡山市民の方に行くと。その上で、倉敷市民とか津山市民とか、岡山市外の人が使うことも、どれぐらいのボリュームかというのはあるのですけれども、可能性は十分あるわけでありまして、さあそれについてどうするのですかということなのだろうと思います。我々として、本当にこれプロスポーツだけの施設にするのですか、それとも県民の皆さんが使えるようにするのですかとか、もし我々も関わるのであれば、我々としても意見は多々ありますし、そうなると、かなり元のところから企画を練り直すようなことになろうかと思うのですけれども、それについてはどう思われるのかなというのは、思うところではあります。

記者)
 そうすると、具体的にいつまでに回答しなきゃいけないとか、今お考えとしてあるわけではないということですね。

知事)
 はい。

記者)
 そうしましたら、今のお話の部分とかについて、だいぶ以前に岡山市長も、話しましょうというお話の部分あったと思うのですけれども、今現在、知事として何かそういった席に立ちませんか、もう1回話してみませんかみたいなお考えはありますでしょうか。

知事)
 穏やかに話ができるのであれば、私は県庁に来る前から、元々ビジネススクールで議論の勉強をしてきたわけですし、コンサルティング会社でやっていたことというのは議論です。ただ私とすれば、事務方で議論の積み上げというのも大事だろうとは思っています。今回は、本当に最初のこの取っ掛かりのところで、盛大にボタンの掛け違えが起きていますので、ようやく我々からすると、経済波及効果について、どう見ても岡山市内の方が大きいですよと、市外が大きいなんてありえないですよということを、まず最初に指摘をしたことがほぼ1年経って、ようやくそれは認めていただいたということで、元々それが一番の根拠で県に負担を求められていたわけですから、その根拠がなくなった状態で、どういう根拠で負担を未だに求められているのか、そういうところから始まるとは思っています。

記者)
 そうすると、まずは事務方で調整してくださいというところでしょうか。

知事)
 とにかく私、今このプロセスに入っていますけれども、11年県庁にいて、私も予算調製権、要するに県議会に提案をする新年度の予算を作る権限があるわけですけれど、実際にはいろいろ変えられないことも多くて、知事査定の金額が毎年1億だったり2億だったりみたいなそういうレベルのときに、大きな建物を建てて、そこに5億も10億も入れると、すごい大きな事業になりますので、なかなかそんな簡単にそうですかということにはなりません。実際数千万円のプロジェクトを、認めるのか認めないのかということで、かなりいろいろな議論をして、これはすごい見込みがいいし、すごい楽しみにしている人たちがいっぱいいるのだというときに、じゃあ思い切って数千万円をこの事業に入れようということをしていますので、今、多分数千万円の話じゃなくて、億の話をされているんでしょうから、元々が簡単な話じゃないということだと思います。

記者)
 昨日、県の方が岡山市の担当者にお伝えしたということなのですが、岡山市の方からどのような話があったというのは聞かれていますか。

知事)
 当然私が直接聞いたわけではないのですけれども、「今後、担当者同士で協議がしていけるよう調整する」というふうに言われていましたと、私自身は報告を受けております。

記者)
 そのことに関しても、いつまでとか、時期のめどとかは特に言われてないということでしょうか。

知事)
 私自身が報告を受けているのは、その内容だけです。

記者)
 先日の県議会一般質問の時に、年内の岡山市への回答は難しいというようなお話だったかと思うのですけれども、お話を伺っている限りで、現段階では答えられる状態にない、年内というよりも、回答時期は未定というような形でよろしいですか。

知事)
 そうですね。

記者)
 こういった条件だったり、岡山市の方で話があれば、話し合いの席につくといいますか、そういったお考えはありますでしょうか。

知事)
 これは一般論になりますけれども、我々が予算案を書いて、県議会に支出を認めていただくときには、まず我々の意思があります。いろいろ、それぞれの部局で何とかこれを継続したい、これを拡充したいということがある中で、これはもう3年の終期が来たので、すいません、これは効果があるのは知っているけれども、止めさせてもらいます、こちらの新しいものをさせてもらう、そういうことの繰り返しをしているわけですけれども、岡山市の新アリーナについて、県側の意思はないのですよ。我々がこれをしたいというふうに思った局面は、これまで一度もないです。岡山市がされているなというのは、認識はしていましたけれども、我々がしなければというふうに思った瞬間がまだないのですよ。ですから、岡山市の方が我々を説得する材料がなければ、そもそも我々が県議会に支出の提案をすることにはならないわけなのです。何か(県が財政支援を)出すのが当たり前みたいな話をされていますけれども、この主体は、県の執行部が提案をして県議会が認めるかという話ですので、その一番最初の意思が芽生えるというプロセスが始まっていないということについては、ご理解いただきたいと思っています。

記者)
 本当に、これこれこういう点がクリアになればという段階のかなり以前のところで、必要性という意味でいうと、今ゼロベースの中で、出してくるのは岡山市の方というような形ですかね。

知事)
 これについては、我々が何か資金提供をする法的根拠がまずありません。また、過去の合意がありません。ですから、これから何か話をして、いやそうは言っても、こういう状況があるよね、これができるとこういう良いことがあるよね、それは県全体にとっても良いですよね、確かにそうだよねみたいなことで、我々自身が説得をされて初めて、じゃあそしたら、先ほど言いました数百万じゃなくて、数千万じゃなくて、多分期待されているのは数億の話ですから、それを出そうと思ったら、これを諦める、これを遅らせるということになるけれども、それでも県民の皆さんからすると、これを喜んでくれそうだということになって初めて、県議会の皆さんに提案をすることになります。それはかなりのプロセスがあることだと思っています。

記者)
 確か以前、岡山市長は、まず県が新アリーナを必要かどうか考えるというところについても、基本的なお話というところでお考えを伺いたいとお話されたような気がするのですけれども、今時点で県は必要でないとお考えになられているということですか。

知事)
 必要でないと考えているわけではなくて、県が乗り出していかなければいけないとは、今の時点で思っていないということです。これは、岡山市の事業ですので、岡山市が良い事業をされたら、市民の皆さん喜ばれるだろうなという、本当にその段階でずっと留まっているということです。

記者)
 その上で、仮に県がもし入るのであれば、本当に最初のところから県が一緒になって考えていかなければいけないとお話があったと思うのですけれども、そこのご提案というのはしないのですか。県が入るのだったら、こうしてくれないと困るということは、お伝えしないのですか。

知事)
 先ほどの話とかぶるわけなのですけれども、我々が県議会に予算案をお願いする、この体育館に対する支出をお願いするにあたって、まず我々執行部、もしくは予算調製権を持っている知事である私の意思があって、これは限りある県民の税金を使うに値する事業だという判断があって、(県議会に)予算を提出します。その私の意思がここにないのですよ。ですから、岡山市とすれば話し合いじゃなくて、まず私を説得する必要がある。いや、これはその何億円か知りませんけれども、(県が新アリーナに財政支援を)出すことによって、県全体にとって良いことが起きるのですよ、他のことに支出するよりも、むしろこっちの方が良いのですよということを、説得していただく必要があるのですけれども、これまで説得らしい説得をされた形跡がないじゃないですか。義務があるみたいな話をされていますけれども、法的根拠もなければ義務もない話なのです。説得をしていただく必要があると思っています。

記者)
 そうなると、例えば岡山市は基本計画立ててどんと出していますけれども、そう言っているうちは、岡山県はご協力できませんという答えを向こうに伝えるのは、違うのでしょうか。

知事)
 (岡山市は)今、計画を出されています。今の計画にそのまま乗るということは、すごくなかなか難しいところですよね。今答えろと言われても、なかなか答えられるような状況ではありませんよということをお伝えをしています。

記者)
 ゼロベースでお互いが議論を積み上げていくのが、あるべき姿だったのでしょうが、要は岡山市が、県からすればもう勝手に話を結構膨らませて、ここまで来ているということでしょうか。

知事)
 勝手にというよりも岡山市の計画ですから、そもそも我々が入ることを想定してなかった計画ですから。

記者)
 結局、岡山市の方は、昨日の答えで、要するに担当者同士がいわゆる事務的な話をまた積み上げていくように調整すると言われましたが、それに関しては、今、岡山市が一方的にそういう構想をしている中で、また今度担当者からゼロベースの話をすることができるのでしょうか。

知事)
 我々が、ああそれだったら、そういう事情があるのだったら、そういう理由があるのだったら、我々自身の財政見通しというか投資の計画を調整して、こっちを押してあっちを伸ばして、隙間を作って、その新しい内容を県議会に提案しなければなというふうに思う理由を教えていただきたい。一番最初に、1年前に言われた理由、経済波及効果は岡山市外の方が大きいのですよという理由についても、今崩れた状態になっています。そもそも理由は何なのですかという、そういうところから始まっています。我々に負担を求める、もしくは我々の今計画している事業ではなくて、岡山市の体育館に資金協力をする理由、我々がそれをしたいと思って県議会に提案をする理由というのは何なのですか。まだ私の中に(財政支援する)意思がないわけですけれども、どういう理由があるから私を説得できると思っているのですかというところが、そもそも示されていないということです。

記者)
 まさにその理由を話す場、とりあえずまた事務レベルから協議をすることに関して、知事としては、それは良いだろうとお思いですか。

知事)
 とにかく話をする、何か思いを伝えるというのは、非常に基本的なことですから、こんな良いことがありますよというのは、別にどんな資料を持ってきても見ませんと言ったこともないですし、むしろ経済波及効果については、ぜひ再計算して早く持ってきてくださいということは、ずっとお願いしていたぐらいですから。我々にとって、実際に認めてくださるのは県議会の先生方ですから、県議の先生がこういうことだったら自分の支援者に言って、いやむしろこれはね、岡山市にいくらか協力してでも早く作ってもらった方がいいよ、それは県の財政を使う甲斐があるよということになる、そういう理由、根拠というのは、当然我々とすれば知りたい、興味のあるところです。

記者)
 事務レベルがそうやって話して、そこを積み上げていくことに関しては、知事は是と考えていらっしゃるのですか。

知事)
 通常もそうですし、そういうことは常にオープンですので。

記者)
 確認ですが、私もちょっと違和感あったのですけれど、経済波及効果(の岡山市内・市外の比率)が昨年とひっくり返りましたよね。そのことに関して、岡山市の方からは、要するに昨年の試算がちょっと粗かったとか、何か謝罪というか、それはなかったのでしょうか。

知事)
 ないですよね、スルーですから。ちょっと不思議だなと思っています。

記者)
 こうなりましたというだけだったのでしょうか。

知事)
 はい。

記者)
 昨日の回答には、どこまで詳しく書かれてたのでしょうか。

知事)
 口頭ですので。私、その場にいたわけではありませんけれども、基本的に、私が県議会の答弁でお答えした内容をお伝えをしたということであります。

記者)
 やっぱりこの状況では対応できませんというざっくりした言い方ですか。

知事)
 はい。

記者)
 JR芸備線の再構築協議会の件なのですが、国からの何か打ち返しはなかったのでしょうか。

知事)
 今のところまだありません。

記者)
 議会答弁の中のアリーナの話についてお伺いします。基本計画の素案に、県の参画の要請がなかったのかという質問に、環境文化部長が参画の要請はなかったというか、参画には至らなかったみたいな微妙な言い方をしていたのですけれども、知事は参画の要請はあったという認識はあるのでしょうか。

知事)
 議事録がどういうことになるのか、本当にかなり微妙なところを聞かれているので、不正確だった後で訂正するということにはしたくないわけですけれども、本当に細かいいろいろなやり取りが、役所はもう全部記録をしていますので、それをもって部長がどういう認識でいるのか、私、どの案件についても全部報告受けているわけではないのですけれど、とにかく岡山市が、県に対して財政負担してもらえるとありがたいなという意向は、ある時点で示されたわけですけれども、ここで何度も言いましたけれども、我々とすればそういうことならとか、そうかというふうに納得をしたとかということは、今でもないのですよね。何かお金を欲しがっているよというのは、どこかの時点で認識をしているわけなのですけれども、順番とかタイミングとかいろいろあろうかと思いますけど。

記者)
 話し合いがゼロベースだったら、一緒にできるということでしょうか。

知事)
 一緒にできるかもしれない。例えば、どこか別の市町村が、こういうことを、それが博物館なのか美術館なのか、別の運動場なのか、ゼロベースでちょっと話し合いますので、ぜひ我々のプロジェクトを県が半分持ってくださいというふうに次々言われたときに、全部我々がそれに乗るのかというと、それは非常になかなかあり得ない話。例えば、都市公園法で規定される公園ですとか、運動施設というのは、市町村が作ることになっています。県が何らかの理由で作った場合には、県が負担をした上で、その市町村に費用負担を求めることができるという規定があります。実際、(県の)運動公園はその規定に従って(岡山市に)費用負担を求めて、それを拒否されているような状態ですけれども。これ(岡山市に対する県の運動公園の費用負担)は法的根拠があるお願いです。今の市町村の方から、これを作るので補助してもらえませんかというのは、実は根拠ないのですよね。ですから、何か県の意思があって、これは全県的に使う施設が、たまたま最適地が、道路とかインターチェンジの関係でここにあって、ぜひ一緒にやりませんかとかということになれば、また違うのですけれども。

記者)
 基本計画の素案に一緒に参加しましょうというのは、岡山市と県で一緒にアリーナの計画について考えていきましょうということかなと思って、それだったら話し合いができるのかなと思ったのですけど、そういう岡山市からのアクションはなかったのでしょうか。

知事)
 ゼロベースの、経済界もしくは岡山シーガルズですとか、そういうところから、岡山市の方に要請があった時に、何かこういう要請が来たのだけれど、なかなか岡山市だけでは重いので県も一緒にやりませんかみたいな要請はなかったというのが、私の認識です。

記者)
 議会の知事答弁の中で、アリーナに関して20億円という数字が出てきたと思いますが。

知事)
 例えばの話です。要するに元々80億円ですから、すごい簡単な話として、この手のものというのは、国の補助が出るパターンが多い。半分まず国が持ってくれます、残りをその企画した市町村が持つ場合もあれば、県と市町村が対等の立場で関わる場合には折半しましょうということになる。元々、(新アリーナは)県のプロジェクトではないわけですから、我々が最大限持つとしても、国が半分取って、岡山市と我々で半分ずつというのが、多分マックスの参画具合だとすると、4分の1ということになりますから、80億円の4分の1、マックスで20億円、そういうぐらいの話ですね。

記者)
 岡山市から20億円という数字が出てきたとか、そういうわけではないということでしょうか。

知事)
 私の中で、マックス20億円というのがあるということです。

記者)
 現時点で、県としては積極的に動く話ではないということだったのですけれど、岡山市とかは、Bリーグの改定とかがあるから(新アリーナ建設を)急がなければいけないという話をされていて、県としてそういうスポーツチームの仕組みというか、枠組みが変わるから、そこに向けて急ぐために早く結論を出すとか、そういうお考えはないのでしょうか。

知事)
 我々、スポーツを応援してきました。プロ、アマ、市民スポーツも全て応援してきましたし、1年ぐらい前から倉敷高校が全国高校駅伝で優勝したり、直近で言えば、京山中学の全国中学駅伝男女アベック優勝とか、学芸館高校の全国高校サッカー選手権大会の優勝とかいろいろあって、我々もしっかり応援しているつもりでありますけれども、それぞれの団体、それぞれの競技をどう応援するかというのもそれぞれでありまして、その時に、岡山市の方で、そしたらバレーボール、バスケットボール、卓球を少し余分に応援しようというふうに決断されたのは、なかなかすごいなというふうには思うわけですよ。我々自身は、何度も言いますけれども、ジップアリーナを県の体育館として作っておりまして、結構県として、そこそこ貢献はしてきたと思っています。それぞれのことを考えると、余分にあるといいよねというふうに思うわけですけれども、みんなが応援しているスポーツは、それ以外にも、例えばサッカーとか野球とかあるわけであって、それぞれ我々施設を持っていて、それに結構な維持修繕費がかかっていますので、あまり今、これが話題になっているからそこに全部突っ込むみたいなことは、我々はしないです。

記者)
 もし、Bリーグの仕組みが変わって、そういう施設が必要になりましたってなれば考えるという感じでしょうか。

知事)
 どうなのでしょう、それぞれのリーグが何かチキンレースを仕掛けているようなところがありますよね。それぞれのチームに対して、これを満たさないと上のリーグに上がれませんよ、もしくは今のリーグに維持できませんよと言って、これは大変だと言って頑張る。全国のほとんどのチームが満たしていないけれども、大変だって言って、一つ二つ三つ満たしているところができると、満たしていないところは取り残されるという、そういうことで、それぞれの施設の底上げをしていこうっていうのは、サッカーで使われたやり方で、今仕掛け人が、サッカーで成功された方がバスケットをされているわけですから、基本的に同じ手法が使われているなっていうことです。

記者)
 重ねて、基本的な状況の確認をお願いしたいのですけれども、知事の先日の議会答弁としては、負担をもしするなら、県全体の効果を検討する必要があるけれども、それができていない状況というお話だったのですけれども、今の段階では、その検討を始めるにも至っていないというところでしょうか。

知事)
 とにかく非常に異例な形で始まりました。全く我々の意思のないところで、急にこちらの方を振り返ってお金を出してほしいというふうに言われたわけで、しかも我々が実際にお金を出してくれる、もしくは予算案を議決、承認していただく県議会の構成員である県議会議員の皆さんに、こうこうこういうことなので支出したいのですという、その根拠だとか理由だとかというのが、我々から見ると示されていない状態から始まって、今に至るまで、これなのかという理由はまだ示されていない。経済波及効果が岡山市外の方がずっと大きいのだということが崩れた、ということが、今回わかっただけでありまして、ですから、何度も言いますけれども、まず我々を説得していただく必要がある。我々を説得していただけたのであれば、我々が今度は県議会の皆さまを説得していくということですけれども、その最初がまだ始まっていないということです。

記者)
 今後検討する可能性がゼロというわけではないけれども、そのためには岡山市から説得をしてもらう必要がある。もし、説得があって納得したとなれば、その次の段階としてどうするのでしょうか。

知事)
 我々が納得するとずいぶん違います。要するに、我々の今意思がないから、どう言われても動きようがないですよねということなのですけれども、そういうことか、はいはいわかりましたということになると、ここから先は我々の責任において、私、もしくは県庁幹部が考える限りある岡山県庁の財源、将来の財源も含めて、どう割り振るのか、それを我々の考えの方が、県民の皆さんの納得、幸せに繋がるということを、いかに県議の先生にわかっていただくかというプロセスが始まるわけですけれども、我々がああそうかという、そのプロセスが始まっていないということです。

記者)
 仮に説得されて納得した場合、その次のプロセスというのが、一緒に計画を練り直していくということになるのでしょうか。

知事)
 先のことまでなかなかわかりませんけれども、とにかく我々がお金を出す、出さないということで言えば、我々の意思が芽生えるかどうかというのが、大前提になります。

記者)
 計画を練り直すというところが先にあるのであれば、その説得の際に求める材料というのは計画の内容というよりは、もっと何か基本的なところ、例えばどういったことがありますか。

知事)
 説得材料の一つが、計画の内容であることもあろうかと思いますし、今我々がとりあえず気にしているのは、今はプロスポーツだけの計画になっていて、あまり多くの県民が、観に行くという形での恩恵は受けるにしても、そこの体育館でプレーをするとか、活用するということにはなっていないように見えますけれどもというのは、お伝えをしていることです。ただ、何にしても我々わからないことは多々あるんですけど、これなら一緒にやりたいというような理由がまだ見い出せていないというのは、間違いないところです。

記者)
 その理由、本当に一つのものではないと思うのですけれど、例えばで言うなら、県民が広く利用できるとか、そういったところになってくるということですね。

知事)
 例えばで言えばです。

記者)
 計画を一緒に作っていくという意味では、大森市長が今年の2月の会見でも、県にももうそこから入ってほしいというようなお話ありましたけれども、その段階では、そこから入っていくという環境にはなかったということでしょうか。

知事)
 元々、県とすれば県の体育館があるわけですので、それはそれで岡山市が作るのであれば、運用上の協力はいたしますよということで、どうして岡山市の体育館で、県がお金を入れないと動かないのかというのは、未だちょっとよくわからないところがあります。それは岡山市に限らず、岡山県内にある15の市で、市の単独の事業、たくさんあるわけですけれども、そのほとんどについて県は関与していないわけですけれども、そのうちの一つを取り上げて、これは県の関与がない限りもう進められませんと言われると結構びっくりするわけで、それに近いことが起きているように、私には見えています。

記者)
 政治資金の収支報告の関係なのですけれども、来年の任期というところもあると思うので、早めの方がいいと思うのですが、いつまでに修正されるかというところを教えてください。

知事)
 先日、報道がありました。一点、そのとおりだなというのと、一点少し訂正できるなら訂正したいなということがありまして、報告書を訂正していないのではないかということについては、まさにそのとおりでありまして、できるだけ早く訂正してくださいねというお願いはしているのですけれども、まだどういう方針で訂正をすればいいのか、根本的なところが決まっていないのだそうです。前回、訂正をするにあたって、公認会計士の先生、弁護士の先生、それから県の選挙管理委員会にも問い合わせをして、これなら大丈夫だということで訂正をしたにもかかわらず、今回、その訂正が否認をされてしまったという、本当に我々にとっては、残念であり、反省しなければいけないことだと思っています。こんな失敗は二度と繰り返しちゃいけないということで、今必死になって勉強をしているのだということであります。すいません、出遅れています。もう一つ、会計責任者を解任していないじゃないかというご指摘があったように思うのですけれども、会計の職からは解いているんです。関わったお2人は、今後、それぞれの団体の会計に関わることはありません。責任者ではもうなくなった状態になっているのですけれども、新しい責任者を正式に選べていないということで、こちらもできるだけ早く正式に就任してもらうようにお願いをしています。

司会)
 それではこれをもちまして、知事定例記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。
 

2012年の記者会見