【岡山東商業高校】ヘリコプターは観光客にとって魅力的な乗り物なのか！？岡山東商業高校の生徒が搭乗して確かめてみました！

　９月６日、県立岡山東商業高等学校３年生で課題研究講座「観光ビジネス」を受講している生徒１０名は、昨年度から岡山桃太郎空港の利用促進につながる研究を行っています。昨年度、岡山桃太郎空港から短時間で観光地に移動できる手段を検討しているなかで、「ヘリコプターで移動するのは?」というアイデアが出たそうです。

　でも、実際に生徒は誰もヘリコプターには乗ったことがないから、想像やインターネットで調べることはできるけど、ヘリコプターの魅力はわかりませんでした。そこで、今回、実際に搭乗できることになり、空を活用した旅の未来を考えていく機会を得ることができました。

　学校によると、これまで岡山東商業の生徒が授業でヘリコプターに搭乗体験をするのは初めてということです。本日参加した９名の生徒もヘリコプターに乗ったことはないそうです。

　生徒たちは３グループに分かれて、岡南飛行場から宇野港上空を飛行するルートを１グループ約９分程度飛行します。

　生徒はヘリコプターに搭乗する際は少し緊張しているように見えましたが、シートベルトをして、ヘッドフォンを着けると、スマートフォンを構えてさっそく動画撮影の準備をしていました。他の生徒に見送られて、笑顔で飛び立ちました。

　約９分間の飛行を終えて、帰ってきた生徒は少し興奮ぎみで他の生徒に様子を話していました。全員が無事に貴重なヘリコプターの搭乗体験を終えました。

　搭乗した生徒に感想を聞くと「乗る前は緊張したけど、楽しかったです。」と口を揃えて答えてくれました。
　「瀬戸内海の島の魅力発信を授業で考える中で、ヘリコプターで移動できれば、時短につながるとアイデアが出ました。実際に乗ることができたことは貴重な体験でした。」や「ヘリコプターに実際に乗ったことがあるという経験で、自分たちの考えている旅行プランをしっかり伝えることができると思います。」と自信を持って答えてくれました。今回の経験が生徒たちにとって、とても大きな経験になったようです。
　

　今後、岡山東商業高校の生徒たちは自ら考えた観光プランをコンテストに応募するなどして、自分たちの考えを発表していくそうです。どのような観光プランが出来上がるのか、楽しみです。