古典を通して真理を探究－「高校生のためのアスペン古典セミナーin岡山」を開催しました－

　８月６日と７日の２日間、「高校生のためのアスペン古典セミナーin岡山」を開催しました。このセミナーは、東西の「古典」を題材に、講師や参加者同士の「対話」を通して「より善く生きるとは」などについて自分自身で考え、問題意識を持つこと、そして正解を求めるよりも、物事を深く考え抜き、人の意見に耳を傾け、人を理解し自身の考えを伝えることなどを通して、豊かな人間性を育むことを目的として、県教育委員会が一般社団法人日本アスペン研究所と共同で実施しているセミナーです。
　参加者は、アリストテレスの『形而上学』や旧約聖書『創世記』などの古典を題材に、自ら考え、自由な発想から生まれる様々な意見や対話を通して、学びを深めていました。７日には伊原木隆太知事が参加者を激励されました。岡山市内の高校に通う２年生の女子生徒は、「哲学に興味があり、参加した。対話を通して思索を深める経験はとても新鮮で、他の参加者の発言から大いに刺激を受けた」と話していました。

県教育庁高校教育課
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