鉄の芸術とも呼ばれ、世界的に高く評価されている日本刀。岡山県南東部にあたる備前国は、かつて質・量ともに日本一の刀剣産地として栄えました。
今回の特別陳列では、備前刀の最高峰として名高い国宝「太刀 無銘一文字 山鳥毛」を公開しています。山鳥毛は、現在の瀬戸内市長船地区で活躍した福岡一文字派の作とされる鎌倉時代中期の太刀で、戦国武将の上杉謙信や上杉景勝が愛用したと伝えられています。
会期は10月14日までとなっています。同期間中には、企画展「報恩大師信仰と寺院縁起-四十八ヶ寺を中心に-」も開催しています。この機会にぜひ県立博物館にお越しください。
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