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▲現地公開の様子
6月8日(水曜日)岡山市中区の中島竹田橋付近で百間川二の荒手(にのあらて)の現地公開が行われ、120名を超える見学者が集まり、職員の説明に熱心に耳を傾けていました。
「荒手」とは洪水を調整するためにつくられた低い堤防のことです。江戸時代に建設された百間川の二の荒手は、増水時に水の勢いを弱めるだけでなく、流された土砂をため込む機能もあわせ持つ優れた防災施設でした。百間川には二の荒手の上流に一の荒手、下流に三の荒手(流失し、現存しない)も建設されました。
百間川の名称の由来はこの二の荒手の長さが百間(約180メートル)であることに由来します。
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