岡山県には、多様な野生の動物、植物が生息・生育していますが、様々な人間の活動によって、多くの野生生物が絶滅の危機に さらされています。
 岡山県版レッドデータブックは、県内の絶滅のおそれのある野生生物の現状を明らかにしています。
 県内でどんな生き物がすでに絶滅しているか、どんな生き物が数が少なくなったり、生息条件が著しく悪化して、その存続が困難に なっているのか、絶滅の危機が大きくなっているのはどんな生き物か、そうした存続の危機にさらされている野生の生き物について多 くの人々に知っていただきたいと存じます。


岡山県版レッドデータブックの概要

目 的
 県内の絶滅のおそれのある野生生物の現状を明らかにし、その保護対策の基礎となるべき資料を提供するとともに、自然環境保全意識の高揚を図るため「岡山県版レッドデータブック−絶滅のおそれのある野生生物−」を発刊した。

沿 革
 野生生物について優れた学識経験を有する委員から構成する「岡山県野生生物調査検討会」を平成10年度に設置し、5カ年計画で調査、選定種の検討、原稿の執筆など作業をすすめ、平成15年3月発刊した。

規格等
  A4判、2色刷り(一部カラー写真)、本文465頁

掲載種(掲載種一覧はこちら)
   哺乳類:ヤマネ、ツキノワグマなど11種
   鳥 類:オオタカ、コアジサシなど93種
   爬虫類:タワヤモリ、タカチホヘビなど5種
   両生類:オオサンショウウオ、ダルマガエルなど13種
   汽水・淡水魚類:スイゲンゼニタナゴ、アユモドキなど24種
   昆虫類:タガメ、ベニモンカラスシジミなど207種
   その他無脊椎動物:カブトガニ、カワシンジュガイなど67種
   植物(維管束植物、コケ植物):オグラセンノウ、ヒルゼンスゲなど608種
   植物群落:ブナ群落など60群落
    合計 1,028種、60群落が選定され、掲載されている。

岡山県版レッドデータブックの特徴
○カテゴリー※2(絶滅のおそれの程度によるランク分け)
  岡山県独自のカテゴリーとして、もともと個体数が少ない種を「希少種」として、 絶滅のおそれはないが記録しておく必要があると考えられる種を「留意種」として選定した。
○選定対象
  コケ植物とクモ類については、多くの県で対象とされていないが、岡山県では比較的知見が集積されており、選定対象とした。
  植物群落については、対象としている県は少ないが、多くの野生生物の生息・生育環境を提供することから、岡山県では選定の対象とした。
○記載内容
  選定種ごとに、和名、学名、カテゴリー区分、生息(生育)情報、分布状況、存続を脅かす要因、環境庁カテゴリーについて記載した。



岡山県版レッドデータブックは、県内の主な図書館に配布しています。
また、県庁県政情報室(4階)、岡山県自然保護センターでも閲覧できます。
入手をご希望の方は、(財)岡山県環境保全事業団(086-298-2122)までお問い合わせください(実費が必要、詳細は事業団ホームページをご覧ください。)