◆2016年度 特別展・企画展 年間スケジュール


世界を魅了した陶芸家 宮川香山
−没後100年 虫明焼と明治の陶芸−

Miyagawa Kozan Mushiage ware and the exquisitely crafted ceramicss of Meiji period
◆2016年3月18日(金曜日)−5月8日(日曜日)
没後100年 宮川香山虫明焼と明治の陶芸
宮川香山(1842-1916)は初代楽長造の四男として京都真葛原(現東山区)に生まれました。父の跡を継いで陶業を始めた香山は、明治初年、備前で虫明焼の指導にあたっています。その後、横浜へ移住し眞葛窯を開窯、職人たちとともに輸出用陶磁器を製造しました。国内外の博覧会で輝かしい成績を収め、明治を代表する陶芸家として活躍しました。
本展は、2016年に没後100年を迎える宮川香山について、第一章で本県虫明焼の歴史とその発展に寄与した香山を顕彰し、第二章で日本の近代窯業界の寵児として世界に名を馳せた香山の優品を紹介します。

宮川香山 《葡萄鼠細工花瓶》部分 明治時代初期 宮川香山 眞葛ミュージアム保管

原田直次郎展  西洋画は益々奨励すべし
Naojiro HARADA Retrospective
◆2016年5月27日(金曜日)−7月10日(日曜日)
原田直次郎展

日本近代洋画の礎を築いた原田直次郎(1863-1899)。20歳でミュンヘンに留学した原田は、美術アカデミーで西洋絵画を学び、終生の友情を結ぶことになる森鴎外と出会います。帰国後は、当時の洋画排斥の潮流の中で《騎龍観音》のような優れた作品を精力的に発表しながら、画塾「鍾美館」を開いて後進の育成にも努めました。本展は、原田の作品や資料などに加え、交流関係のあった画家や弟子たちの作品をまとめて紹介する回顧展です。

左:重要文化財 《騎龍観音》 1890年 護国寺  右:《風景》 1886年 岡山県立美術館

伊達政宗と仙台藩
国宝・慶長遣欧使節関係資料と伊達家ゆかりの名品

Date Masamune and Sendai Domain Collections
◆2016年7月15日(金曜日)−8月28日(日曜日)
伊達政宗と仙台藩

今なお屈指の人気を誇る伊達政宗を初代藩主とする仙台藩。仙台市博物館は、江戸時代を中心とする仙台藩に関する作品や資料、美術工芸品など約9万点を収蔵しています。本展は、遠く離れた岡山と仙台の文化的な相互交流を目的に開催されるもので、平成13年に国宝指定された「慶長遣欧使節」関係資料や《伊達政宗所用具足》と《山形文様陣羽織》重要文化財2点を含む同館の名品約150点を展覧します。

左:重要文化財 伊達政宗所用 《黒漆五枚胴具足》 16世紀 仙台市博物館
右:国宝 《支倉常長像(慶長遣欧使節関係資料)》 1615年頃 仙台市博物館

第67回 岡山県美術展覧会
The 66th Okayama Art Exhibition 2015
◆2016年9月7日(水曜日)−9月18日(日曜日)
県内から美術作品を公募し、その中から優れた作品を展示します。当館では洋画・彫刻・工芸・デザイン・写真部門が陳列されます。
文人として生きる
浦上玉堂・春琴・秋琴父子の芸術

Art World of URAKAMI Gyokudo and Shunkin,Shukin
◆2016年9月23日(金曜日)−10月30日(日曜日)
浦上玉堂・春琴・秋琴父子の芸術

日本文人画壇の巨星浦上玉堂(1745-1820)は、現在当館が建つ地に生まれ、備中鴨方藩のエリート武士として前半生を過ごしました。50歳で脱藩、安定した生活を捨てて自由を入手し、琴士・詩人・書家・画人として独創的な芸術を開花させます。脱藩に同行した息子2人のうち、春琴(1779-1846)は山水や花鳥の名手として人気を集め、秋琴(1785-1871)は11歳から会津藩に音楽を以て仕える傍ら画筆を執りました。本展は3人の珠玉の作品群が一望できる貴重な機会です。


左:浦上玉堂 《山雨染衣図》 19世紀 個人蔵  右:浦上春琴 《四時草花図》 1827年 岡山県立博物館

第63回日本伝統工芸展岡山展
THE 62th JAPAN TRADITIONAL Kogei EXHIBITION
◆2016年11月17日(木曜日)−12月4日(日曜日)
日本伝統工芸展は、日本の優れた工芸技術の保存と今日的な活用を目的に開催されている国内最大規模の公募展で、厳選された優秀作品約280点を展覧します。出品作家による列品解説会や関連映画の上映、親子で楽しむワークショップなど伝統工芸に親しむ関連事業も合わせてお楽しみください。
THE 世界名作劇場展
〜制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと〜

World Masterpiece Theater Exhibit : 40 years of Nippon Animation
◆2017年3月17日(金曜日)−5月7日(日曜日)
THE 世界名作劇場展
「フランダースの犬」や「母をたずねて三千里」などで知られる『世界名作劇場』を始め、数々の人気作を生み出した「日本アニメーション」創立40周年を機に企画された展覧会です。アニメーションの礎を築いた「職人」たちによる、一般初公開を含む貴重な制作資料や原画に加え、映画監督高畑勲や宮崎駿が制作した資料や絵コンテなどを展覧。本展では『世界名作劇場』シリーズを中心にアニメーション製作の舞台裏を映像や立体物を交えながらご紹介します。

左:椋尾篁 「母をたずねて三千里」イメージボード 1976年頃 © NIPPON ANIMATION CO.,LTD.
右:宮崎駿 「赤毛のアン」 第10話レイアウト 1979年頃 © N.A. ™AGGLA


 

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