◆2016年度 「岡山の美術展」 年間スケジュール

 当館が収蔵する岡山ゆかりの美術作品を、「岡山の美術展」として公開しています。さまざまな作品をご覧いただけるよう、古書画は毎月、洋画・工芸は3ヵ月ごとに展示作品を入れ替えておりますので、ぜひ何度も足をお運びください。あわせて「テーマ展」や「特集展示」も多数企画しています。特別展や特定のテーマ、ジャンルに合わせて、より深く美術を味わっていただける展示です。        

収蔵品展示についてはこちら

 ■岡山の美術展観覧料

一般350円(280円)/大学生250円(200円)/小中高生無料/65歳以上170円(140円)

※( )は20名以上の団体料金
※障害者手帳をお持ちの方、教職員の引率する県内の小中学生、
県内の学校に在学する外国人留学生は、岡山の美術展・企画展ともに無料。


岡崎信吾展
◆2016年7月15日(金曜日)−8月28日(日曜日)
岡崎信吾展
岡崎信吾(1938-)は中国東北部に生まれ、戦後は父の故郷である現在の岡山市東区で、小学校まで過ごします。東京藝術大学の絵画科油画専攻を卒業したあと渡欧、ウィーン美術大学を卒業し現在も同地を拠点に活躍しています。麦畑などの風景画が知られていますが、岡山では発表の機会がなかったところ、画業を広くご紹介します。

《実る麦》 1991年 © Shingo Okazaki

国吉康雄―日本とアメリカ  岡山のコレクションから
◆2016年9月23日(金曜日)−11月6日(日曜日)
国吉康雄展
昨年、岡山市出身の洋画家国吉康雄の回顧展がアメリカ・スミソニアン美術館で開催されました。また、岡山大学では、寄付講座「国吉康雄を中心とした美術鑑賞教育研究講座」が開設されています。本展ではこの寄付講座の協力を得ながら、館蔵品や福武コレクションなど岡山県内の所蔵品をもとに、国吉の作品を鑑賞する面白さを伝えます。

《祭りは終わった》 1947年 岡山県立美術館

第6回I氏賞受賞作家展
伊勢ア晃一朗・隠ア麗奈・北川太郎・光延由香利
◆2016年11月5日(土曜日)−12月11日(日曜日)
岡山県新進美術家育成「I氏賞」の第5回・第6回奨励賞受賞作家4人による展覧会です。伝統的な備前焼の技術を活かし存在感ある造形に挑む伊勢ア晃一朗、独自の色彩・造形感覚で樹脂素材を用いた彫刻作品を展開する隠ア麗奈、石のもつ時間との対話を通して彫刻に取り組む北川太郎、油彩とテンペラの混合技法で山々を包む光や空気を描き出す光延由香利の作品をご覧いただきます。
瀬本容子展  美しき金地テンペラ画の世界
◆2016年12月16日(金曜日)−2017年1月29日(日曜日)
瀬本容子展
倉敷市玉島出身の瀬本容子(1930-)は、1962年に渡仏した際、煌びやかな中世絵画の様式美に魅了されました。以来、イコンや初期ルネサンス絵画を範とし、ラピスラズリーやセピアなどの天然顔料を用いる金地テンペラ画を今日まで精力的に作り続けています。本展では近年の新作を中心に、色彩溢れる金地テンペラ画の世界をご紹介します。

左:《音楽の旅》 2004年 個人蔵  右:《祝祭》 1980年代 個人蔵

島村光・金重有邦・隠ア隆一展
◆2017年2月1日(水曜日)−3月12日(日曜日)
梅一輪展
細工物の伝統を踏まえた高い技術力と詩情豊かな表現力を兼ね備えた島村光、茶陶や食器を中心に独創的でありながら実用的な器作りにこだわる金重有邦。一方、隠ア隆一は斬新な造形と緻密に計算された焼成により力強い造形を生み出します。現代陶芸家として全国からもその活動が注目される備前の作家三人のこだわりの作品をご紹介します。

左:島村光 《群雀》 2002年 個人蔵  中:金重有邦 《伊部茶碗》 2013年 個人蔵  右:隠ア驤 《ファランクス/ Phalanx》 2013年 窖窯/Anagama kiln