五姓田のすべて

開催概要


会 期

平成20年10月7日(火曜日)〜11月9日(日曜日)

開館時間

9時〜17時(入館は16時30分まで)

休館日

毎週月曜日、ただし祝日の場合は開館。翌火曜日が休館

観覧料金

一般:800円  高大生:500円 小・中生:300円 65歳以上:400円

※同時開催の「シャガールの版画」と共通チケットです。

主 催

神奈川県立歴史博物館 岡山県立美術館

協 力

ポーラ美術振興財団 東京藝術大学美術館

助 成

財団法人地域創造

 

チラシ


今展覧会のチラシをご覧いただけます(pdfデータ)。新しいウインドウが開きます。


チラシ(表)   チラシ(ウラ)

 

 

開催趣旨


このたび岡山県立美術館では、神奈川県立歴史博物館と共同して、幕末・明治期の洋画

における注目すべき動向であり、岡山出身の作家も深く関わっていた、五姓田派の動向を

総合的に紹介する初の展覧会として、『五姓田のすべて−近代絵画への架け橋−』を開

催いたします。

五姓田派とは、五姓田芳柳(1827-92)と、彼に学んだ画家たちの一派のことを言います。

五姓田芳柳は独学で西洋画法を学び、幕末から明治初期の横浜において、絹地に独特

の肖像画や風俗図を描き、人気を博しました。明治6年に東京に移ったのちは、ジオラマ

制作を通じて西洋画法の普及に努め、また解剖学を学び、写実表現を研究しました。門

人には、のちに渡欧し、熟練した油彩画の技術を身につけた、芳柳の実子・五姓田義松

(1855-1915)や山本芳翠(1850-1906)がいます。また同じく芳柳の実子であった幽香

(1856-1942)と結婚した渡辺文三郎(矢掛町出身:1853-1936)や、自著『明治初期洋

画壇回顧』にて当時の動向を活写している平木政次(高梁市出身:1859-1943)など、岡

山出身の作家が含まれていることが大きな特徴です。

本展は、洋画草創期の日本において注目すべき活動を行っていた、これら五姓田派の画

家たちに焦点を当て、その歴史的意義を検証し、またこの動向に関わった郷土作家の業

績を紹介するものです。

 

 

展示構成


1 五姓田派誕生

   初代芳柳・ワーグマン

2 五姓田家の絵師たち

   五姓田義松・渡辺幽香

3 五姓田派を支えた絵師たち

   二世芳柳・渡辺文三郎・山本芳翠・平木政次ほか

4 五姓田派のその後

   画学教科書、挿絵類ほか

 

※関係年表ならびに作家肖像写真・集合写真なども展示予定

 

 

関連事業


● 連続講座

日時:10月11日(土曜日)14時〜15時30分

「明治の日本と美術―五姓田派の居場所をめぐって」

講師:木下直之 氏(東京大学大学院教授)

会場:2階ホール(定員210名)

※事前申し込み不要、先着順

 

日時:10月19日(日曜日)14時〜15時30分

「美術教育史の中の五姓田派―図画教科書の魅力と謎」

講師:赤木里香子 氏(岡山大学大学院准教授)

会場:地下1階講義室(定員70名)

※事前申し込み不要、先着順

 

日時:10月26日(日曜日)14時〜15時30分

「展覧会『五姓田のすべて』をめぐって」

講師:角田拓朗 氏(神奈川県立歴史博物館学芸員)、廣瀬就久(当館学芸員)

会場:地下1階講義室(定員70名)

※事前申し込み不要、先着順

 

● 美術の夕べ「五姓田のすべて−近代絵画への架け橋−」をみる

日時:10月24日(金曜日)18時〜 当日は夜間開館日(19時まで開館、入館は30分前まで)

会場:2階展示室

※展覧会チケットが必要です。事前申し込み不要

 

● 担当学芸員によるフロアレクチャー

日時:10月13日(月曜日・祝)14時〜 、11月9日(日曜日)14時〜   

会場:2階展示室

※展覧会チケットが必要です。事前申し込み不要

 

同時開催


特別展 「シャガールの版画」

会  期:10月7日(火曜日)〜11月9日(水曜日

会  場:地下1階展示室

観覧料:一般:800円  高大生:500円 小・中生:300円 65歳以上:400円

※「五姓田のすべて−近代絵画への架け橋−」と共通チケットです