■開催概要
会 期 |
平成21年6月5日(金曜日 )〜7月12日(日曜日) |
開館時間 |
9時〜17時(入館は16時30分まで) ※初日(6月5日)は10時より開館 6月26日(金曜日)は、19時まで開館(入館は18時30分まで) |
観覧料金 |
一般:1000円 高大生/65歳以上:500円/小・中生:300円 当日券のみ、20名以上の団体は2割引です。 |
主 催 |
岡山県立美術館 読売新聞社 美術館連絡協議会 |
■開催趣旨
韓国と日本との交流は両国の歴史とともに始まり、現在に至るまで連綿と続いている。
ことに近年は“食”や“芸能”を始めとする文化面においての交流が格段に進展した。と
ころが、朝鮮絵画が日本絵画にもたらした影響については、その影響力の大きさにもか
かわらずこれまであまり注目されることがなかったといってよい。
この展覧会では現在の韓国文化が形成される基礎となった朝鮮王朝時代(1393〜19
10)の絵画に焦点を当て、第一部では長期にわたる朝鮮王朝の絵画の展開を通観し、
第二部では朝鮮と日本、双方の絵画からそこに表現された美の交流をうかがってみる。
東アジアでも稀に見る長命な王朝である朝鮮王朝時代の山水画、文人画、仏画、花鳥
画、風俗画、民画などの名品と、朝鮮絵画からの影響を受けた日本の巨匠、宗達・大雅
・若冲らの作品を、ソウルからの出品も含め約250点もの規模で展覧する本格的な朝鮮
王朝絵画展である。
■展示構成
第1部 朝鮮絵画の精華
第1章 朝鮮絵画の流れ 山水画を中心に
第2章 仏画の美 高麗から朝鮮王朝へ
第3章 絵画と工芸 越境する花鳥の美
第4章「民画」誕生
第2部 日本人のまなざし
第5章 交流の形−朝鮮通信使の果たした役割
第6章 日本画家のまなざし−日本画家に与えた影響
■主な出品作品 (※会期中に展示替えを行います。)
| 指定
|
作品名 |
作 者 |
制作年 |
所蔵 |
| 「文清」印 山水図 | 15c後半 | 京都国立博物館 | ||
| 花下遊狗図 | 李厳 | 16c半ば | 日本民藝館 | |
| 奉寿堂進饌図 | 1795年 | 東国大学博物館(ソウル) | ||
| 五仏尊像 | 1490年頃 | 十輪寺 | ||
| 釈迦誕生図 | 15c後半 | 本岳寺 | ||
| 青花 花鳥虫文 壺 | 18c後半 | 個人 | ||
| 樹花鳥獣図屏風 | 伊藤若冲 | 18c | 静岡県立美術館 | |
| 竹虎図 | 伝雪村周継 | 17c前半 | 東京藝術大学 | |
| 寒山拾得図 | 池大雅 | 18c | 京都国立博物館 | |
| 群禽図 | 伝李厳 | 16c後半 | 大倉集古館 | |
| 猫図 | 卞相璧 | 17c | 東京国立博物館 |
※会期中に展示替えを行います。
■関連事業
● フロアレクチャー
日時:6月6日(土曜日)13時30分〜14時30分
「高麗・朝鮮王朝時代の宗教画を中心に」
講師:鄭干澤氏(東国大学校大学院美術史学科教授・韓国美術学会代表委員)
会場:2階展示室 ※観覧チケットが必要・事前申込不要
● 記念講演会
日時:6月13日(土曜日)14時〜15時30分
「朝鮮時代の動物画―東アジアの視点から」
講師:板倉聖哲氏(東京大学東洋文化研究所准教授)
会場:2階ホール ※先着210名・聴講無料・事前申込不要
● 語り部によるお話し会
日時:6月14日(日曜日)13時30分〜14時30分
「韓国の民話と日本の民」
講師:立石憲利(岡山民俗学会名誉理事長・日本民話の会運営委員)
会場:地下1階講義室(定員70名) ※参加無料・先着70名・事前申込不要
● 留学生ボランティアによる韓国童話の読み聞かせ会
日時:6月20日(土曜日)、27日(土曜日) 各13時30分〜14時30分
スタッフ:山陽学園大学・柳韓大学(韓国)学生
対象:幼・小(保護者同伴)
会場:地下1階ホワイエ(定員20名) ※参加無料、事前申込が必要です。
●美術の夕べ
日時:6月26日(金曜日)18時〜18時40分
「『朝鮮王朝の絵画と日本』隣国の美をたのしむ」
講師:中田利枝子(当館主任学芸員)
会場:2階展示室 ※観覧チケットが必要・事前申込不要
●美術館講座
日時:7月4日(土曜日)14時〜15時30分
「『朝鮮王朝の絵画と日本』隣国の美をたのしむ」
講師:中田利枝子(当館主任学芸員)
会場:地下1階講義室 ※参加無料・先着70名・事前申込不要
■同時開催
特別企画 「日中友好の架け橋 郭沫若展」
会 期:前期 6月5日(金曜日)〜7月12日(日曜日) 後期 7月17日(金曜日)〜8月23日(日曜日)
会 場:地下一階展示室
観覧料:一般:300円 高大生:200円 小・中生/65歳以上:無料
※「朝鮮王朝の絵画と日本」のチケットでもご観覧いただけます。

