![]()
慶びに応えて、信頼を得る
![]()
- ■住所
- 岡山市北区久米388-1
- ■電話番号
- 086-241-9606
- ■代表
- 代表取締役社長 城口 隆
- ■資本金
- 2000万円
- ■従業員数
- 22名
- ■事業内容
- 注文住宅からマンション・倉庫等の設計・施工、建築工事、塗装・防水工事、畳・襖を中心とした各種内装工事、畳リース、内装仕上工事、カーテンを中心としたトータルインテリアの販売施工、平成23年よりホームウェルFCに参加、個人住宅リフォーム事業を強化展開

明治20年建築のイグサ倉庫
株式会社城口(きぐち)の起源は、およそ250年前、江戸時代の宝暦年間にまでさかのぼります。前身である「菊屋」は宝暦14年(1764)の創業で、主に畳表の仲買をしていました。
明治20年(1887)、父の跡を継いだ城口千代治が城口商店を創立。肥料や米の投機にまで手を広げましたが、明治25年(1892)に米相場で失敗。事業を続けられなくなり、岡山を離れました。
残された城口商店の代表者となったのは、弟の栄次郎。当時18歳です。城口家を一人で背負い身を粉にして働いた栄次郎は、見事に城口商店を復活させました。
昭和4年(1929)、2代目・亮之助(栄次郎の四男)が事業を継承。社会は戦争へと大きく動き、敗戦と同時に経済統制が始まります。イ草も統制対象となり、城口商店は再び存亡の危機にさらされました。
しかし、戦後の朝鮮戦争特需をきっかけに、亮之助は事業再開へと奮闘。人を信じ、自分に正直に、いつも前向きに生きる亮之助の努力と人柄が信用を生み、城口商店は問屋業としてよみがえったのです。
3代目・淳一は小売業として、新築や転居での新生活を、夢を持って迎えることができるよう応援しました。社宅の修理営繕工事から、新築工事まで請け負い、またカーテンなどのインテリアまで商品を増やしていきました。
創業の商品「畳表」は、問屋や畳屋を通じて「畳」になり家の主人に届けられました。
なぜ、主人は畳をきれいにするのでしょう?それは「もてなす心」を表すためだからです。
なぜ、主人はもてなすのでしょう?その家の主人の「慶びの人生の転機」に、集い、喜びを共有し、立ち会ってもらうからです。
城口は、お客様の人生の転機に畳表を通じて、役立ち、主人のもてなす心を形にし、喜んでいただけることを使命としてきたのです。それが、信頼を得ることにつながったのです。創業以来、良いものを見分ける眼力を持ち、信頼を得、お客様の身近な存在として、ともに慶びの時を過ごすことこそ最大の利益と位置付けてきたのです。
5代目・隆が開発したのは、畳をリースする画期的な表替えシステム「タタミス」。表替え作業とリースを組み合わせ、畳を常に新しく保ちたいというユーザーのニーズに応えました。
表替え作業は、従来は畳屋が請け負っていた伝統的な作業。一方、リースというのは近代的なシステムです。一見、異質にも見えるこの二つの仕組みを結び付けたのは、隆社長が若い頃に物理のセミナーで聞いた「分離と統合」という概念でした。
今までばらばらであったものを結合してみる、結合しているものを分離してみる。そうすると全く別のものになる。そんな視点で事業を展開する隆社長の柔軟さと、畳を知り尽くした「城口」の伝統が、畳産業に新しい風を吹き込んでいます。

初代栄次郎肖像

現在の本社外観

