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百日咳

印刷ページ表示 ページ番号:0350562 2013年9月13日更新感染症情報センター

Bordetella pertussisによって起こる急性の気道感染症である。

 潜伏期は通常5~10日(最大3週間程度)であり、かぜ様症状で始まるが、次第に咳が著しくなり、百日咳特有の咳が出始める。典型的な臨床像は、顔を真っ赤にしてコンコンと激しく咳込み(スタッカート)、最後にヒューッと音を立てて大きく息を吸う発作(ウープ)となる。嘔吐も伴い、眼瞼の浮腫や顔面の点状出血がみられることがある。幼若乳児や、年長児、また成人では典型的な症状がみられず、診断が難しいことも少なくない。乳児では重症になり、特に新生児がかかると無呼吸となり、致死的となることがある。肺炎、脳症を合併することがある。

百日咳とは (国立感染症研究所)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。