ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

不審者対応

印刷ページ表示 ページ番号:0348551 2010年2月1日更新津山教育事務所
不審者への対応

対応の心得
1 慌てない
 不審者の侵入は時と場合を選びません。突発的な事態にも慌てずに行動・対応してください。「警察が到着するまでの時間稼ぎ」という意識をもって、5から10分を何とか持ちこたえてください。

2 状況判断と平常心
 冷静に不審者の態度・凶器の有無等を判断し、教室配置や備品等、周囲の状況を考え、自分の有利になるように役立たせてください。

3 間合い
 常に相手との間合いに注意し、不用意に接触したり、組み付いたりしないでください。また、相手に背を向けるような隙を作らないことが大切です。

4 連携
 職員が複数いる場合には、相互に連携して対応してください。

5 躊躇しない
 相手に与える打撃は、子どもや自分の身を守るための行為です。遠慮・躊躇せず渾身の力をこめて行ってください。

6 気を抜かない
 相手を制圧した後でも、相手の挙動や周囲の状況に注意して、最後まで気を緩めることなく、警察の到着を待ってください。


・挙動、言動、服装、所持品、場所等で不審者かどうかを判断します。不審者(疑いがある)と判断した場合には、応援を求めて複数で対応してください。

・タイミングが重要です。相手が気づいていないうちに声かけをしましょう。

・安全な間合い(2m)を保ち、両手の見える位置で対応をしましょう。

・用件を聞き、正当なものかどうか、保護者であれば子どもの学年、組、名前が答えられるかどうか、職員への用事なら職員の名前が答えられるかどうかを確認しましょう。

・不審者(疑いがある)の場合には、予め決めてある部屋(不審者を隔離できる場所として、応接室や校長室が最適)へ案内をしましょう。

・案内する場合の立ち位置は、相手の後ろが最適です。横に立つ場合は、相手の利き手の反対側にたちましょう。

・応対は1人ではせず、複数の職員で対応しましょう。相手を先に奥に案内し、対応者は入り口(ドア)側に位置し、避難できるように入り口のドアは開けておきましょう。

・他の職員の応援や警察への通報が必要と判断した場合には、予め決めておいたサインにより通報を依頼しましょう。

・用件がない場合には、相手に対してねばり強く退去を説得しましょう。
「用件がないのならお引き取りください。」
「これ以上、お引き取り頂けない場合には警察に連絡します。」 

・最初の一撃をかわせるよう身構えておきましょう。

・危険を知らせるため、大声を出す、火災報知器、防犯ブザー、笛を活用しましょう。

・他の職員は、応援に駆けつけるとともに、子どもを安全な場所(不審者から遠い場所)へ避難誘導しましょう。
 
・子どもたちの避難と警察が到着するまでの時間を確保するため、時間稼ぎをしましょう。自信過剰は禁物です。相手に組み付くと刺されることも考えられます。周囲にある備品(モップ、ほうき、バット、机、椅子、消火器等)を用いて不審者の行動を抑止しましょう。