知的障害者について

　療育手帳とは、概ね１８歳までに知的機能の障害が現れ、日常生活に支障が生じているため何らかの特別な援助を必要とする状態にある方に対して知的障害者更生相談所（岡山市を除く）で交付しているものです。
　手帳の交付を受けようとされる方は、市福祉事務所又は町役場で所定の手続きの上、児童相談所、知的障害者更生相談所で判定を受ける必要があります。
　手帳には、障害の程度により［Ａ］［Ｂ］の２種類があります。なお、障害者年金の等級とは一致しません。

　自立支援給付制度による訓練等給付、介護給付等のサービスが利用できます。手帳の［Ａ］の方で一定所得未満の方については医療保険制度の自己負担部分について「心身障害者医療費公費負担制度」により助成が受けられます。また、ＪＲやバス等の公共料金の割引や、税金の控除が受けられます。
　税金については市町村税は市町村、県税は県民局税務部、国税については税務署の窓口でそれぞれ御相談下さい。対象となるかどうかは、それぞれの障害・程度により異なりますので、詳しくは市町の窓口に御相談下さい。