ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ 組織で探す 教育委員会 文化財課 平成14年度指定岡山県重要文化財等の紹介

平成14年度指定岡山県重要文化財等の紹介

岡山県教育委員会は、 岡山県文化財保護審議会の答申に基づき、次の文化財を平成15年3月11日付けで指定しました。

番号

種別

名称

員数

所在地等

所有者

1

重要文化財建造物

大瀧山福生寺本堂

1棟

備前市大内997番地

大瀧山福生寺 実相院・福壽院・西法院

2

重要文化財建造物

成羽町立吹屋小学校校舎本館・東校舎・東廊下

3棟

川上郡成羽町吹屋1290番地1

成羽町

3

重要文化財工芸品

刀 銘 藤原直胤(花押)天保八年一陽来復日

1口

津山市本町(岡山県立博物館に寄託中)

個人

4

重要文化財工芸品

陣太鼓

1口

和気町泉609番地(岡山県立博物館に寄託中)

宗教法人安養寺

5

重要文化財歴史資料

櫓時計

1台

久米郡久米南町里方808番地

宗教法人誕生寺

6

記念物天然記念物

七色樫

1株

苫田郡奥津町羽出

個人


大瀧山福生寺本堂
種 別有形文化財 建造物
員 数1棟
所在地備前市大内997番地
所有者大瀧山福生寺 実相院・福壽院・西法院
建築年代天和2年(1682)
特 徴江戸時代中期に再建された五間堂形式の本堂
概 要 福生寺は備前四十八カ寺の一つで、南北朝時代から室町時代にかけて室町将軍家の庇護を受けたという。本堂は棟木墨書から江戸時代中期の天和2年(1682)に再建されたことが明らかである。正面五間、側面五間という中世仏堂形式をとり、寺の古文書から建築の経緯が分かるなど、貴重な建造物である。18世紀に大きな改造を受けている部分もあるが、17世紀の建立年代が明らかな五間堂として評価される。
大瀧山福生寺本堂
成羽町立吹屋小学校校舎 本館・東校舎・東廊下
種 別有形文化財 建造物
員 数3棟
所在地川上郡成羽町吹屋1290番地1
所有者成羽町
建築年代本館(明治42年=1909)、東校舎(明治33年=1900)
特 徴明治時代の洋風木造建築による県内最古級の校舎
概 要 明治6年(1873)に拡智小学校として開校され、後に吹屋小学校、吹屋町立尋常高等小学校となった。校舎は東校舎が明治33年(1900)、本館が明治42年(1909)の建築。本館2階講堂内部の折上天井および正面演壇や、天井を支えるトラス構造などは当時の建築手法を伝える。
  • ※折上天井…天井の四囲に曲面部を設け、中央部を高くした天井。
  • ※トラス構造…各部材の結合をピンで連結し、三角形の集合形式により組み立てた構造。
吹屋小学校校舎本館
 本館
吹屋小学校校舎東校舎
 東校舎
刀 銘 藤原直胤(花押) 天保八年一陽来復日
種 別有形文化財 工芸品
員 数1口
所在地津山市本町(岡山県立博物館に寄託)
所有者個人
製作の時代天保8年(1837)
特 徴新見の千屋鉄を使用した、日本の新々刀を代表する傑作
概 要出羽国生まれで館林藩主に仕えた刀匠藤原直胤が天保8年(1837)に、備中国千屋の実業家太田辰五郎政恭を訪問し、豊富な原材料の中から吟味した最高級の鉄を使用して鍛造した刀。鎌倉期の備前刀の作刀様式をねらって打たれており、厳選された千屋鉄のすばらしさや太田辰五郎の足跡を物語る歴史的資料としても貴重。
  • ※一陽来復日…冬至の意。
  • ※新々刀…江戸時代末期(文化・文政から慶応年間)に鍛造された刀。
刀 銘 藤原直胤(花押)
陣太鼓
種 別有形文化財 工芸品
員 数1口
所在地和気郡和気町泉609番地(岡山県立博物館に寄託)
所有者宗教法人 安養寺
製作の時代南北朝時代ごろ
特 徴赤松則村所用の伝承を持つ南北朝時代ごろの陣太鼓
概 要胴部分は欅材を用い、牛革を両面に張った陣太鼓。使用された部分や意匠などから見て、全体的に古い様式を示しており、後世の補修などがほとんど入っておらず、製作当初の形態を残している点で貴重。所有者の安養寺は赤松氏と深いかかわりを持った寺院で、赤松氏の始祖ともいわれる赤松則村(円心)が使用したとの伝承を持っている。
  • ※赤松則村…1277から1350。播磨出身の南北朝時代の武将。鎌倉幕府打倒で名をあげ、室町幕府下で播磨守護として活躍。播磨赤松氏の基礎を築いた。
陣太鼓
櫓時計
種 別有形文化財 歴史資料
員 数1台
所在地久米郡久米南町里方808番地
所有者宗教法人 誕生寺
製作の時代江戸時代(寄進は天保12年=1841)
特 徴尾張藩の時計師である津田助左衛門の製作銘がある全国的にも貴重な和時計
概 要銘文から和時計の製作者として著名な津田助左衛門の手によることが確実な櫓時計で、全国でも数例しかないうちの1点。和時計史上、全国的にも大変貴重な資料と位置づけられる。上部の時計部分は、十二支で表した文字盤や精巧な真鍮象嵌が施され、正面には「三つ葉葵」の紋が入る。時計の扉の裏面に記された銘文から、天保12年(1841)に大阪道頓堀の商人が誕生寺に寄進したことが分かる。
  • ※真鍮象嵌…金属の面に模様を刻んで、真鍮をはめ込んだ細工。
櫓時計
七色樫
種 別記念物 天然記念物
員 数1株
所在地苫田郡奥津町羽出
所有者個人
樹 齢約200年(推定)
特 徴四季を通じて葉の色が変化する珍しい樫の木
概 要ウラジロガシで、1年をかけて7色に葉色が変化することから、「七色樫」 「虹の木」とも呼ばれてきた。4月の赤に始まり、5月には橙、6月初めの黄から終わりごろには黄緑色に変わり、夏には緑、秋には濃緑、冬は緑黄班と一年を通じて変化を見せる。別の場所へとり木・挿し木しても、この木のような葉色の変化はせず、その原因については不明である。推定樹齢200年。
七色樫

トップページ 組織で探す 教育委員会 文化財課 平成14年度指定岡山県重要文化財等の紹介