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土石流対策

土石流対策について

 大量の土・石・砂などが、集中豪雨などの大量の水と混じり合って、津波のように流れ出てくる土石流。流れの先端部に大きな岩があることが多いため、破壊力も大きくスピードも速いので悲惨な被害を及ぼします。
 このような災害を防ぐために行うのが砂防事業です。

砂防えん堤 「土石流から守ります」

 砂防えん堤は、上流から流出してくる土砂を貯留し、下流への流出を軽減するとともに、渓床(川床)に溜まっている不安定な土砂の流出を抑制する働きをもっています。
 最近は、平常時の無害な土砂を通過させ、魚などの往来を容易にする透過型の砂防堰堤の設置も進めています。
 
 図1 砂防えん堤の働き
 
砂防えん堤の働き

床固工 「水の力を和らげます」

 急流に階段状に儲けられる施設で、砂防えん堤に比べ高さが低く、貯砂能力はほとんどありませんが、河川の勾配を緩くして洪水の水勢を和らげ、川底が流水で掘り下げられないようにします。
 

渓流保全工 「土砂の流出(渓岸浸食)を防ぎます」

 急流河川では川岸が浸食されて、その土砂が下流に流出し、氾濫・決壊を招くことがあるので、浸食を防止するために設けられます。

 写真 渓流保全工:井谷川(高梁市)
 
渓流保全工:井谷川

砂防渓流環境整備計画 「自然と調和した渓流を」

 これまでの砂防事業は、人間にとって安全で快適な渓流づくりが中心でしたが、これからは、そこに住む生物や自然の特徴にも配慮した渓流環境づくりを目指しています。
 岡山県では、その方針を示す「岡山県砂防渓流環境整備計画」を平成9年に策定し、事業を進めています。
 県内には、ある特定地域だけに生存する貴重な生物や人々の心を魅了する風景など様々な素晴らしい自然環境があり、その特性を活かし、それらと調和した渓流整備を行うために、環境特性に応じて県内を7つの環境エリアに分け、さらに高梁川、旭川、吉井川、沿岸部の4つの流域で区分し、合計17の環境ゾーンに分けて、それぞれに整備の方向性を示しています。

 写真 透過型砂防えん堤:大谷川(備前市)
 
透過型砂防堰堤:大谷川