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平成23年度の国登録文化財

平成23年11月答申 登録記念物(名勝地関係)

平成23年11月18日(金曜日)開催の国の文化審議会(会長 西原鈴子)において、岡山県内所在の次の物件を登録記念物に登録するよう、文部科学大臣に答申があり、平成24年1月24日(火曜日)に登録されました。

登録記念物(名勝地関係) 旧梶村氏庭園

よみきゅうかじむらしていえん
面積1,082.91平方メートル
所在地津山市東新町40、西新町1
所有者津山市
概要 旧梶村氏庭園は、津山城下に所在し、出雲街道に面する住宅庭園である。江戸後期から昭和初期にかけて、
敷地内の主な建築が完成し、茶室周辺の露地庭(ろじにわ)とともに、主屋の座敷に面する石組の池泉(ちせん)
庭園が設けられた。現在の形態の庭園が完成したのは昭和初期と考えられている。
 特に、池泉の南西隅に築かれた石組の築山(つきやま)と滝石組(たきいしぐみ)が注目される。地盤の高まり
を造り、その強度を維持するために、敷地の南西隅にL字形のコンクリート擁壁を設け、その上面と前面に大
規模な巨石からなる滝石組を造っている。当時において最新の材料、工法を応用した近代庭園の事例として注
目される。大小の石の間隙には、灌木や下草があしらわれ、湧き落ちる水の流れとともに、深山幽谷(しんざ
んゆうこく)を象(かたど)った築山及び石組みの形姿には、力強さと独特の意匠が見られる。
 また、敷地内に所在する江戸後期から昭和初期の建造物8棟は、平成9年5月に登録有形文化財(建造物)
として登録を受けている。本庭園は、それらと密接な関係を有し、昭和初期を中心とした全体の様相、また時
代を特徴付ける造形をよく保存しており、当地に伝わった近代の庭園文化の一端を知る上で意義深い事例であ
る。
 なお、平成元年に津山市が宅地を買い取り、現在「城東むかし町家」として公開されている。
※梶村氏・・・・・・元の屋号を米屋、のち山内屋と称したが、商いは不明。明治4年(1871)に梶村姓を名乗り、
その後、県会議員や銀行業、ガラス・製紙会社経営などを行っている。
写真

     北から見た  南から見た

                 北から見た主庭園                             南から見た主庭園

平成23年7月答申 登録有形文化財(建造物)

 平成23年7月15日(金曜日)開催の国の文化審議会(会長 西原鈴子)において、岡山県内所在の次の物件を登録有形文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申があり、平成23年10月28日(金曜日)に登録されました。

登録有形文化財(建造物) 旧専売局味野収納所山田出張所庁舎及び文庫

よみ

きゅうせんばいきょくあじのしゅうのうしょやまだしゅっちょうじょちょうしゃおよびぶんこ

員数2棟
所在地玉野市山田
所有者玉野市
概要

港町におかれた専売局施設。庁舎は変化のある屋根構成と白い板張りの外壁が、軽快な姿をつくる。裏手に建つ煉瓦造の文庫とともに印象的な景観をつくる。

主な建造物の説明
旧専売局味野収納所山田出張所庁舎

庁舎
明治41(1908)年建築、昭和前期・平成12(2000)年・平成23(2011)年改修
川岸に西面して建つ。木造平屋建、建築面積236平方メートル。南北棟の寄棟造桟瓦葺を主棟とし、南東隅から東に寄棟造、北面に切妻造の角屋を出し、正面に切妻屋根の玄関を突き出す。変化のある屋根構成と外壁の白色下見板張が明るく軽快な姿をつくる。

設計は大蔵省臨時建築部で、工事請負は原新太郎。

文庫

文庫
明治41(1908)年建築、平成19(2007)年改修
庁舎の東に建つ。桁行6.0メートル梁間4.5メートルの煉瓦造で、切妻造桟瓦葺である。西面に石段を付け、出入口を開ける。欠円アーチ窓を妻面中央に穿つ。内部は板床で洋小屋を現し、壁を漆喰塗とする。要所に切石を配し、煉瓦との対比が印象的。

東面の窓は後補。


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