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\新・ももたろう未来塾 第6回講座・卒塾発表・卒塾式を行いました!/

印刷ページ表示 ページ番号:0874726 2024年1月31日更新県民生活交通課
  昨年7月29日にスタートした令和5年度新・ももたろう未来塾。
 全6回の講座を経て、1月14日(日曜日)に塾生20名が卒塾しました。

 第6回講座は、岡山県地域おこし協力隊ネットワーク代表の藤井裕也氏を講師にお迎えし、地域づくりのリーダーとしての心構え・役割のお話を伺いました。

 卒塾発表では、グループごとに設定した地域の課題について、グループワークやディスカッションを重ねた成果(課題解決に向けた方策等)を発表しました。
 半年間という短い期間でしたが、どのグループもしっかり課題解決に向けた方策を練られ、発表をされていました。
  
 卒塾にあたり塾生から、塾を通しての学びや気づき、グループの仲間や同期への感謝、卒塾後も一緒に取り組みたい等々の感想が述べられました。

 卒塾式では、塾長から卒塾にあたってのお祝いと期待の言葉がおくられ、卒塾生代表として矢本大也氏から、もも塾の感想やこれからの決意が述べられました。

 塾生の皆さん半年間大変お疲れさまでした。卒塾誠におめでとうございます!
集合写真

\第6回講座の様子をお伝えします!/

 第6回講座の概要は前回お伝えしましたが、今回は、藤井さんの講義「地域づくりリーダーとしての心構え・役割」についてのお話のポイントとそのお話を聴いた塾生の感想をご紹介します!

【藤井さんからのお話】
・地域活動は多様な仕事と関係性の構築に基づくため、包括的・俯瞰的な視野が求められる。
・地域活動は人口や経済だけでなく、多様な指標に基づくべきであり、地域内の変化を促進し、新しい考え方やネットワークを生み出す。
・地域活動は地域住民とのコミュニケーションから始まり、信頼関係の構築と地域の構造を理解すること、地域の力の活用が求められる。
・地域のニーズに合ったプロジェクト選択と行政の計画への理解に基づく提案が効果的である。
・失敗を財産と捉え、それを成功に繋げることが重要で、事前に「失敗」したという前提で、「なぜうまくいかなかったか」を話し合う事前検視も大事。
  
 【塾生の感想】
 (Aさん)
・こちらがやりたい仕事ではなく、地域にとって意義のある仕事でなければ、意味がないこと。 その仕事は地域のためにできているか、レガシーを残せるか、少し引いた鳥の目で見るようにすることが学びとなりました。

 (Bさん)
・解のない問いに対して、失敗を前提にするという点は自分があまり出来ておらず良い気づきとなりました。

 (Cさん)
・地域に根付いていく、課題を解決していくためには、対話が必要であり、小さなことから一つずつ一緒に取り組んでいきたいと思いました。

この他にも藤井さんから、
・地域活動の成功には、地域の特性を活かし、異業種や文化を組み合わせたアプローチが重要。
・地域の文化や歴史、住民同士の関係を理解・尊重し、地域に与える影響と個人のキャリア両方を考慮することが必要である。
といったお話がありました。
講義写真
 卒塾発表では、グループごとに設定した地域の課題について、地域づくりの第一線で活躍中の講師から、リーダーとして地域づくりに関わっていくための手法や実践事例を学びつつ、グループワークやディスカッションを重ねた半年間の成果(課題解決に向けた方策等)を発表しました。

【レインボー】
●タイトル:孤育てを変えるのは今!
 子育てが楽しく感じられる岡山地域を実現するために、岡山地域における子育て者の現状とニーズを分析し、地域コミュニティの活用、支援制度の充実、社会全体の意識改革を提案。

【COLOR】
●タイトル:多様性を認め合うまちづくり!岡山は旅行にバリアはないんじゃ県プロジェクト
 岡山県でユニバーサルツーリズムツアーを開催し、多くの人々に体験してもらうことで、より包括的でアクセスしやすい観光の推進を目指す。

【JINBE】
●タイトル:地域活動で輝く井原-家族で楽しむポイントプログラム-
 30代から40代の地域活動への参加機会が不明瞭で、そのメリットが認識されていないことが問題点として挙げ、これに対する解決策として、地域活動参加型のポイント制度を提案。

【我ら岡山魅力発信放送局】
●タイトル:観光で関係人口の増加につなげていくために~2025年大阪万博、瀬戸芸に向けて~
 岡山の人口増加を目指し、2025年の大阪関西万博と瀬戸内国際芸術祭を利用して関係人口を拡大する取り組みを検討。インバウンド向けの動画(英語字幕の岡山駅から宇野港までのルート案内)を作成し、実際に外国人観光客に見てもらい、感想を聴取。

 各グループの発表後は、他の塾生と意見交換を行い、塾長である伊原木知事からは、
・子育て支援において、ひとつなるほどと思ったのは、あいさつ、声かけ「大丈夫ですよ」のひと言がこんなに嬉しいと感じていただけていること。盲点であった。
・ユニバーサルツーリズムツアーなど、様々なアプローチが試みられており、非常に頼もしく思う。今後も色々なやり方で活動をしていただければと思う。
・動画制作はちょっとした企画次第で、役に立ったり、喜ばれたり、場所のイメージをあげたり、色んなことができる。やはり発信は大事だな、やってみるって大事だなと感じた。
といった講評がありました。

各グループの発表資料は、今後岡山県HP「★新・ももたろう未来塾」に掲載します。
 https://www.pref.okayama.jp/page/895790.html
発表写真1
発表写真2

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