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結核予防週間及び呼吸器感染症予防週間

印刷ページ表示 ページ番号:0804423 2024年9月9日更新疾病感染症対策課
毎年9月24日~30日までの一週間は「結核予防週間」として、結核に正しい知識と理解を深めていただくために、全国一斉に結核予防運動が行われます。
加えて、新型コロナウイルス感染症をはじめとした呼吸器感染症の脅威が再認識されたことから、令和6年度からは「結核予防週間」と同時期に「呼吸器感染症予防週間」が新設され、呼吸器感染症全般に対する予防対策の一層の推進を図っていきます。

1 結核予防週間

国において9月24日~30日までの一週間を「結核予防週間」と定め、国民の結核に対する意識の更なる向上を図ることとされています。
本県においても、「令和6年度結核予防週間実施要領」を定め、結核予防週間を契機として啓発活動を実施します。

令和6年度の結核予防週間における標語『結核はまだまだ身近な病気です』

令和5年に全国では、10,096人の人が結核を発病し、1,587人(概数)の人が亡くなっています。岡山県においては、年間136人の新登録結核患者が発生しています。

全国と同様に、岡山県の結核患者の多くは高齢者を占めており、若い世代では、高まん延国から来た外国生まれの患者が多い状況です。
結核について
結核患者のハイリスク層

結核健診での早期発見や医療機関での早期治療が大切です!

結核は早期発見、早期治療で重症化や周囲への感染を防ぐことができます。
・タンの絡む咳
・微熱・身体のだるさが2週間以上続く
・体重減少
・食欲がない
などの症状が続く場合には結核かもしれません。さらに高齢者の場合、結核の症状が出にくいと言われているので注意が必要です。体調に変化があれば早めに医療機関を受診してください。
特に、令和2年度以降は新型コロナウイルス感染症の影響で、健診の受診控えで結核患者の発見が遅れている可能性も懸念されています。さらに、結核患者の多数を占める高齢者の市町村健診の受診率は元々低い状態が続いています。症状がなくても、毎年胸部レントゲン検査を受け、結核を早期発見することが重要です。
結核定期健康診断受診率の低下

全国一斉に複十字シール運動が展開されています。

複十字シール運動は結核予防週間(9月24日~30日)を中心に、8月1日から12月31日にかけて全国的に展開しています。結核やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺がん等の疾患をなくして健康で明るい社会をつくるために、これらの病気に対する知識の普及と予防意識の高揚を図るとともに、結核がまん延している途上国への援助等のための資金を集める目的で行われています。
皆様の御協力をお願いします。

2 呼吸器感染症予防週間

国において、令和6年度から「結核予防週間」と同時期に「呼吸器感染症予防週間」が新設され、呼吸器疾患などの感染症について積極的な普及啓活動を行い、呼吸器感染症全般に対する予防対策の一層の推進を図ることとされています。
本県においても、「令和6年度呼吸器感染症予防週間実施要領」を定め、呼吸器感染症予防週間を契機として啓発活動を実施します。

令和6年度の呼吸器感染症予防週間における標語『予防しよう身近な呼吸器感染症』

今般の新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、呼吸器感染症への脅威が再認識されています。新型コロナウイルス感染症に限らずインフルエンザや細菌性肺炎などの呼吸器感染症は、一般的に秋冬に流行しやすい感染症です。そうした時期を迎える前に、マスク着用を含む咳エチケット、手洗い、換気などの基本的な感染対策について見直し、感染を予防しましょう。