本文
一次予防「HPVワクチンの接種」について
一次予防「HPVワクチンの接種」について
(1)HPVワクチンの有効性
子宮頸がんの一次予防はHPVワクチンの接種。
2価ワクチンと4価ワクチンは、子宮頸がんの原因の50~70%を占める2つのタイプ(HPV16型と18型)のウイルスの感染を防ぎ、9価ワクチンはそれに加え、5つのタイプ(31型、33型、45型、52型、58型)のウイルスの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
HPVの感染や前がん病変を予防する効果が確認されています。
HPVによる子宮頸がんは前がん病変を経由して発生することをふまえると、子宮頸がんを予防することが期待されます。
(2)HPVワクチン接種後に起こりえる症状
HPVワクチンを接種した直後に、接種した部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあり、まれに発熱やじんましんなどの症状が起こることもあります。
また、ワクチン接種後に、広範囲に広がる痛みや手足の動かしにくさなどの症状が起きたことが報告されていますが、これはHPVワクチン接種歴のない方においても同様の症状を有する方が一定数存在したことが明らかとなっています。
また、ワクチン接種後に、広範囲に広がる痛みや手足の動かしにくさなどの症状が起きたことが報告されていますが、これはHPVワクチン接種歴のない方においても同様の症状を有する方が一定数存在したことが明らかとなっています。
(3)HPVワクチンの接種
HPVワクチンは9歳以上の女性なら誰でも受けることができます。接種を希望する場合は、かかりつけの医師またはお近くの医療機関にお問い合わせください。
また、HPVワクチンは平成25(2013)年4月から予防接種法に基づく定期接種として位置付けられており、定期接種対象者は公費(無料)で接種することができます。
○対象学年内に接種を行わないと有料になります。
接種を希望される場合は接種できる医療機関が決まっていますので、お住まいの市町村の予防接種担当課にご相談ください。なお、接種に当たっては、有効性と接種後に起こりえる症状などを確認した上で受けてください。
(4)ワクチン接種後に症状が生じた場合の相談窓口
HPVワクチン接種後に気になる症状が生じた場合は、すぐに接種を行った医師またはかかりつけの医師にご相談ください。
また、HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に係る医療機関を県内に2か所設置しています。
<予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関>
岡山大学病院産科婦人科 電話 086-223-7151(代表)
川崎医科大学附属病院産婦人科 電話 086-462-1111(内線23630)
さらに、接種後に生じた症状によって受診する医療機関や日常生活のことなどで困ったことがあったときは、次の相談窓口にお問い合わせください。
<相談対応窓口>
岡山県保健医療部健康推進課 電話 086-226-7331
岡山県教育庁保健体育課 電話 086-226-7591
また、HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に係る医療機関を県内に2か所設置しています。
<予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関>
岡山大学病院産科婦人科 電話 086-223-7151(代表)
川崎医科大学附属病院産婦人科 電話 086-462-1111(内線23630)
さらに、接種後に生じた症状によって受診する医療機関や日常生活のことなどで困ったことがあったときは、次の相談窓口にお問い合わせください。
<相談対応窓口>
岡山県保健医療部健康推進課 電話 086-226-7331
岡山県教育庁保健体育課 電話 086-226-7591
(5)HPV接種可能医療機関
定期接種としてHPVワクチンを接種する場合は、接種できる医療機関が決まっています。
岡山県医師会のホームページ内の「予防接種事業」の「岡山県内相互乗り入れ予防接種協力医療機関」をご覧ください。
岡山県医師会のホームページ内の「予防接種事業」の「岡山県内相互乗り入れ予防接種協力医療機関」をご覧ください。