本文
岡山県ドクターヘリ
岡山県ドクターヘリ
ドクターヘリとは、救急患者の救命率等の向上、広域救急患者搬送体制の向上等を目的とした救急医療用ヘリコプターです。
岡山県では、川崎医科大学附属病院が、平成13年4月1日にドクターヘリの本格運航を開始しました(全国初)。
概要
基地病院:川崎医科大学附属病院
倉敷市松島577
運航時間:午前8時30分~午後5時(ただし、日没時間に応じて柔軟に対応している。)
運航範囲:岡山県全域、広島県東部等(片道30分以内に救急患者の収容が可能な地域)
出動要請:119番通報を受けた消防機関が、患者の重症度等を判断し、要請します。
※一般の方が直接要請することはできません。
費用負担:ドクターヘリの運航費用については、患者の費用負担はありません。ただし、救急現場やヘリコプター内での医療行為については、通常の診療と同様に患者が費用を負担する必要があります。
臨時離着陸場(ランデブーポイント)
ドクターヘリが救急現場付近へ着陸するためには、臨時離着陸場(ランデブーポイント)が必要となります。ランデブーポイントとして使用する場所については、公園や学校のグラウンド等の候補地を事前に消防機関が選定しています。ドクターヘリを要請する場合、119番通報を受けた消防機関は、候補地の中からランデブーポイントを決定します。
着陸するとき、吹き降ろす風(ダウンウォッシュ)で砂塵が発生すると、ヘリコプターの視界が遮られる危険があるため、砂塵が発生するおそれのある場所を使用する場合は、事前に散水する必要があります。
散水に時間がかかるため、救急現場から少し離れていても、散水の必要が無い場所をランデブーポイントとして使用する場合があります。
参考
川崎医科大学附属病院のドクターヘリ紹介ページ
https://h.kawasaki-m.ac.jp/data/advanced_center_heli/feature_dtl/