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【消費のアドバイス】「男性の相談相手で大金」信じ支払い

印刷ページ表示 ページ番号:0485268 2016年8月30日更新消費生活センター

相談

副業紹介サイトに登録したら、男性の相談相手をすると3500万円もらえるというメールが届いた。お金を受け取るために、免許証の写真をメールで送って登録し、文字化け解除費用などさまざまな名目の費用を15回に分けて約20万円クレジットカード決済したが、お金が全く振り込まれない。カード代金を払いたくない。
(備前市、女性)

アドバイス

多くの「出会い系サイト」は規制法等に対応するため「18歳未満でないことを確認する画面」や「サイト業者の商号や住所等を掲載した画面」等を設けていますが、副業紹介サイト等から誘導された消費者は、いきなり登録するよう案内され、利用規約を確認せずに登録するため、「出会い系サイト」に登録したとの意識のない消費者がみられます。
 出会い系サイトを利用すると色々な名目でポイントを購入するよう指示され、「期限に遅れると、これまでの手続きは無効になる」とのメールが届き、お金を受け取れると信じて高い金額を支払ったとの相談も寄せられています。
 被害に遭わないためには次の点を心がけましょう。
 1 「お金をあげる」「簡単に高収入」等のメールには注意する。将来の収入を前提とした支払を避ける。
 2 メール交換やランクアップ等のサービスを利用する度にサイト利用料が発生する仕組み(都度課金)の場合は特に注意。
 3 トラブルに遭ったと感じたら、可能な限り携帯電話やパソコンに届いたメールやサイト内に残っているメールを保存、もしくは印刷しておく。また、クレジットカードで支払った場合はカード会社、現金振り込みの場合は金融機関に事情を伝え、最寄りの消費生活相談窓口に相談する。
 メールや支払い記録を使い、サイト運営会社、クレジットカード会社等と交渉することで、支払い済分の返金や、サイト利用分が取り消されることもあるので記録を保存するようにしましょう。