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おかやまCLT建築学生デザインコンペの受賞作品発表!!

おかやまCLT建築学生デザインコンペの受賞作品が決まりました!!

 岡山県北東部の西粟倉村にある道の駅あわくらんどの一角に建つCLTを使った公衆トイレを計画する課題で、平成27年10月15日~平成28年2月5日までの期間、作品を募集したところ、全国32の大学院、大学、高専、高校、専門学校の学生から63作品の応募がありました。
 これらの作品について平成28年2月12日に開催した、おかやまCLT建築学生コンペ審査委員会にて厳正なる審査を行い、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選2点及び審査員特別賞3点を決定しました。
【工藤和美審査委員長のコメント】
 課題の公衆トイレの規模が手ごろな大きさだったことから、皆さん力を入れて取り組んだ姿がうかがえます。学生らしい様々なアイデアにあふれ、最終審査の段階でも全審査員の票が全て割れる事態になるほど力作ぞろいだった印象です。CLTという新しい材料で何ができるか、皆さんが一生懸命に知恵を絞った提案だったと思います。CLTと他の木質材料、ガラス、鉄骨など、いろいろなものと組み合わせて何ができるかといったアイデア、CLTパネルを交差したり重ねたりずらしたり、くり抜いたりアーチのように架けたりと、新しい材料にふさわしく新しい工法の開発の可能性を感じさせる提案も数多くありました。皆さんの努力に敬意を表するとともに、今後の活躍に期待します。

最優秀賞

【作品名】そらみるトイレ-拡張されるプライベート-
【受賞者】京都工芸繊維大学
      「TADA&SHIBUYA」グループ
       (3年)多田陽平さん
       (3年)渋谷崇史さん
【講評】
 トイレのプランニングもしっかりしている。CLTの可能性の提案として、華やかでデザインに優れている。単純な形の面材であるCLTをくり抜き、ずらして重ねることで、ガラス屋根とあいまって複雑な形態・空間を作り上げ、多様な使い方のできる建築を試みている。構造の検討を重ねた努力が見られ、プロの建築実務者もこの工法を実現させるチャレンジをしてみようとうなずける、CLTの可能性が感じられる秀逸の作品。
最優秀賞

優秀賞(2作品)

【作品名】Integration-囲いと支えの統合
【受賞者】広島工業大学
      「広島工業大学向山研究室」グループ
       (3年)玉井祐典さん
       (3年)森廣亮祐さん
       (3年)太田佳菜子さん
       (3年)定行桃さん
       (3年)寺口宜徳さん
       (3年)田中一成さん
       (3年)柴田野愛さん
【講評】
 単純なCLTの組み合わせによる独立したトイレユニットで全体の形をつくりあげるアイデアがおもしろい。CLT工法では新しい提案だが、実現性が高く、CLTパネルを組む角度やユニットを入れる個数の自由度など、バリエーションが豊富に考えられる。もう少し遊びのアイデアが提案されればさらに評価が高かったが、今後実際の建築に取り入れられていくであろうと思わせるCLT建築の可能性を感じる作品。
Integration-囲いと支えの統合

【作品名】組子屋根のトイレ~CLTでつくる「粟倉組み」~
【受賞者】九州大学大学院
       (修士1年)竹下大徳さん
【講評】
 地域性を理解し提案した組子のアイデアが独創的。プランニングも良く練られ川との関係を考慮して水を引き込むアイデアも良い。ガラスとの組み合わせでデザインが美しくこのトイレに入ってみたくなる。面材のCLTをくり抜き線材として使う提案には、材料ロスなどの課題もあり、組子の形の工夫や集成材など他の線材との組み合わせなどの提案があればさらに評価は高かったが、CLTを使って美しい空間をつくる可能性を感じさせる作品。
組子屋根のトイレ~CLTでつくる「粟倉組み」~

入選(2作品)

【作品名】手を洗う、人と人。
【受賞者】岡山県立大学
      「岡本・宮田」グループ
       (3年)宮田英里奈さん
       (3年)岡本未優さん
【講評】
 南北への通り抜け、川側への動線、子供連れや高齢者など誰でも利用しやすい配置などが丁寧に練られている。CLTは梁の無いスラブとして鉄骨造の柱とディスクで接合する提案で、鉄骨造との組み合わせはアイデアとしてもおもしろい。ディスクの詳細や通路部分の構造の工夫など、踏み込んだ提案があればさらに評価は高かったが、柔軟に他の構造との組み合わせを提案し、今後の国内のCLT建築での応用に可能性を感じさせる作品。
手を洗う、人と人。

【作品名】For-rest~CLTの森のトイレ~
【受賞者】岡山理科大学大学院
      「藤崎・茂中チーム」
       (修士1年)藤崎翔太さん
       (修士2年)茂中大毅さん
【講評】
 男女それぞれのトイレ空間の間から川側に通り抜けられるなどプランニングもしっかり練られている。面材のCLTを直角に組み合わせ迫力がありデザイン性に優れている。庇とベンチの組み合わせなどCLTの使い方のアイデアも良い。笠木や防水など、雨対策や外壁の劣化対策の提案があればさらに評価は高かったが、完成度の高い作品。
For-rest~CLTの森のトイレ~

審査員特別賞(3作品)

【作品名】かけはし
【受賞者】東京都市大学
      「川島俊哲・市岡拓真」グループ
       (3年)市岡拓真さん
       (3年)川島俊哲さん
【講評】
 屋上を歩ける斬新なアイデア。トイレ自体のプランニングにもう少し時間をかければさらに評価は高かったが、壁式で箱型の事例が多いCLT建築にとって大きな板としてCLTを使い、シェル構造として空間を作り上げるダイナミックな提案。足元に鉄筋コンクリート造を組み合わせたり、CLTパネルの接続角度を工夫するなどプロの建築実務者が取り組めば実現可能な可能性を感じさせる作品。
かけはし

【作品名】The Effulgence
【受賞者】佐賀大学大学院
      「YMHH」グループ
       (修士1年)荒牧優希さん
       (修士1年)日高祐太朗さん
       (修士1年)Khaing Myint Moさん
       (修士1年)nuthawat RATTANASUPORNCHAIさん
【講評】
 線材と面材の組み合わせで考えたスマートなデザイン。プランニングも男子便所と女子便所を対に4ブロック配置し、どちらからも入れるように考え、南北に通り抜けられるなど、じっくり練ってある。中央部分の空間の使い方の提案や屋根形状を工夫して雨宿りできるスペースの提案などがあればさらに評価が高かったが、CLT建築の普及に向けて線材としての他の木質材料と面材としてのCLTを組み合わせる可能性を感じさせる作品。
The Effulgence

【作品名】CLT×Ogakuzu
【受賞者】名古屋市立大学
       (3年)野村隆太さん
       (3年)松本有史さん
【講評】
 プランニングはシンプルで気に入って使ってもらえそうな計画。光の取り入れ方もうまい。CLTや他の構造材など以外で木材の利用方法を提案した唯一の作品で製材途中に発生したオガクズを壁内に入れてガラスで覆って見せるという斬新なアイデア。オガクズと何かを混ぜたりといった工夫や屋根のデザインをもう少し工夫するなどの提案があれば評価がさらに高かったが、プロの建築実務者を実験してみる価値があるとうならせる力作。
CLT×Ogakuzu

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