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平成27年度岡山県地域産業人材育成講座

岡山県地域産業人材育成講座

講座のねらい

 人口減少社会を克服し、活力のある地域の創生には、地域を支え雇用を守る中小企業・小規模事業者の持続的な成長・発展が必要です。
 この講座は、地域での経済の好循環を実現、継続するため、地域に対する思いの醸成と経営面の知識の習得により、地域産業の推進役となる人材を育成することを目的としています。

講座の特徴

 地域産業振興の専門家がコーディネートする地域政策研究講座と、ビジネススクールで学ぶ経営知識の基礎のマネジメント講座を組み合わせて実施します。
(1)地域政策研究講座
  「思いの醸成や施策立案能力の向上」
(2)経営マネジメント講座
  「地域産業振興に必要な知識と経営センスの習得」

取組実績

開催日テーマねらい取組状況

第1回

5月15日開講式・オリエンテーション講座のねらいの理解・共有

基調講演 

 明星大学経済学部教授 関 満博氏による、「地域産業おこしと人材育成」と題した基調講演を実施し、地域産業振興にとって重要なものについて、具体的な事例に即したお話しをお聞きしました。

オリエンテーション

 オリエンテーションでは、講座の企画・運営を行う長崎利幸コーディネーターや株式会社グロービスから受講の心構えや講座の進め方等について説明がありました。

  また、受講者からは、1人3分程度で講座への期待など自己紹介をしていただきました。

第2回6月4日クリティカルシンキング事象や相手の話をわかりやすく整理する方法を身につけ、説得力のあるコミュニケーション力を付ける。

受講風景1

 「クリティカルシンキングとは?」から講座が始まり、受講生みんなで考えました。

後出しじゃんけん

 受講生が後出ししてじゃんけんに負ける「後出しじゃんけん」をしました。ここでは、「分かっている」と「できる」とは違うことを実感しました。

ディスカッション

 課題に対し、グループディスカッションを行い、その意見を論理的に主張できるようにまとめ、発表しました。

6月5日戦略思考トレーニング本質を突いた戦略的な思考に基づいたアクションの決定を実現するためのベースを構築する。

講座風景2

受講風景3

 戦略的に思考するための重要な要素である「整合性」・「差異化」・「選択」の手法を、実践型式の課題から学びました。

第3回7月9日10日企業訪問研修(津山市)地域に不可欠な企業を訪問し、経営戦略、販路開拓の方法及び強み・弱み等を聞き出す行動力と能力を養う。

講演風景

  津山市産業経済部みらい産業課 主査 沼泰弘氏から、津山市の産業振興の取組事例を分かりやすく御紹介いただくとともに、講師自身の経験を踏まえた産業振興の熱い思いをお聞きしました。

第1班

第2班

第3班

第4班

第5班

   受講生が、5グループに分かれ、2社ずつ訪問し、聞き取った内容(企業の概要、経営戦略、強みや弱みなど)を発表しました。

 この講座では、地域の産業振興を図るために不可欠な企業等への訪問の大切さやそのノウハウを学びました。

第4回8月7日経営戦略の基本概念戦略思考のパターンを身につけるために、企業が持続的競争優位を構築する方法を考え抜き、経営戦略の要件や戦略分析・立案に必要となる思考プロセス・フレームワークを押さえる。

講座風景

   経営戦略について、基礎から学び、フレームワーク(考え方の枠組み)を用いた捉え方を習得しました。

   この場合、より具体的な言葉で伝えることを前提としました。(NO BIGWORD(抽象的表現))

発表

   具体的な事例により、業界の魅力度を分析するためのフレームワークである「5F」、業界の環境分析のフレームワークである「3C分析」や、自社の付加価値を客観的に分析し、自社と競合との違いを体系的に比較するためのフレームワークである「バリュー・チェーン」などの作成に取り組み、経営戦略を導き出す手法を学びましだ。

第5回9月4日マーケティングの基本概念顧客視点の真の意味合いを理解し、お客様に「売る」のではなく、「買っていただける」仕組みを構築するために必要となる、「ものの見方」(フレームワーク)や定石、思考のプロセスを押さえる。

ディスカッション

   マーケティングとは何かから始まり、事例を通してマーケティング戦略策定の基本プロセスを学びました。

協議

   具体的な事例により、市場シェアの上位の企業のマーケティング戦略について、フレームワークを利用して考察し、何故、シェアが伸びたり、また、トップシェアが維持できるのかについてディスカッションを行いました。

第6回10月2日地域産業振興の実践力を学ぶ自治体職員が実践する産業振興策に触れ、産業振興担当である当事者意識と地域活性化への関わり方を学ぶ。

柏田

  八王子市拠点整備部中心市街地政策課 課長補佐 柏田恆希氏による、「産業振興革命  ~行政マンの「使命」~ 」を演題とした講演では、経験を踏まえた産業振興への取組や熱い思い、また、行政マンとしての意気込みなどを聞かせていただきました。

座談会

  座談会では、八王子市で取り組んでいる産業振興策の具体的な手法などについて、主に受講生からの質問に答える形式による説明が行われ、有意義な講座となりました。

第7回11月6日ビジネスモデルとアカウンティング企業活動の結果としての財務諸表から企業の実態を読み解き、経営上の本質的な問題点に関する仮説を構築する力を高める。

講座風景

  アカウンティングでは、使い手目線で財務諸表を捉えることが重要であり、貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書(CF)の数値が示す意味などから、財務諸表分析の手法を学びました。

発表

   財務諸表から企業の活動状況を読み解き、班ごとに、企業の課題や業績向上に向けてのアドバイスについて話し合い、発表しました。

第8回12月4日事業革新の全体像既存事業のビジネスモデルの変更を伴う戦略立案を遂行する上で、踏むべき思考プロセスや各プロセスにおける基本的な視点・考え方を押さえる。

講座

  事例から、「革新が実現できた鍵は何か?」、また、「環境変化への対応が遅れた理由は何か?」について考察し、事業革新の必要性を見極め、どのように実現していくのかという基本的な視点・考え方の手法を学びました。

第9回1月22日発表会全講座を通して学んだ内容を活かし、それぞれの立場から提案する「中小企業支援策」あるいは「地域活性化策」を発表する。

発表会

 1年間の研修の集大成として、受講生による成果の発表を行いました。


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