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ラジオ放送「やさしい日本語講座」

印刷ページ表示 ページ番号:0422154 2015年3月24日更新国際課
 平成26年11月から平成27年3月まで、エフエム岡山「Fresh Morning Okayama」で、毎週水曜日の9時頃から約15分間、やさしい日本語講座を放送しました。本講座では「やさしい日本語」の原則のほか、在住外国人が岡山弁や難しい日本語に戸惑った経験なども収録されています。皆さん、是非一度聞いてみてください。

第1回放送の原則 

(1)省略された言葉は使わない  ×朝シャン→○朝シャンプーする  

(2)一文は短くする

(3)簡単な動詞を使う                 ×開館→○開いています

第1回音声ファイル [その他のファイル/14.36MB]

第2回放送の原則

(1)敬語は使わない         ×参ります→○行きます 

(2)あいまいな表現はしない   ×砂糖は結構です→○砂糖はいりません

(3)二重否定表現はしない     ×食べないことはない→○食べます

第2回音声ファイル [その他のファイル/13.16MB]

第3回放送の原則

(1)敬語は使わない           ×召し上がる→○食べる

(2)あいまいな表現はしない

(3)災害時によく使われることば   ×余震→○後からくる地震

第3回音声ファイル [その他のファイル/12.56MB]

第4回放送の原則

(1)カタカナや外来語は使わない   ×デマ→○うそ

(2)方言は使わない                      ×もんげー→○すごい

第4回音声ファイル [その他のファイル/12月7日MB]

第5回放送の原則

(1)数字は指で示す。数が多くなれば書いて伝える。    ×よっか→○4日(書いて伝える)

(2)漢語は使わず和語を使う                   ×休暇→○休み

第5回音声ファイル [その他のファイル/14.85MB] 

第6回放送の原則

曖昧な文末表現は使わない

(1)尊敬語と可能表現の意味をもつ文末表現「れる」「られる」  

×刺身は食べられますか?                                                            

→【尊敬語として使う場合】                                                                      ○刺身を召し上がりませんか?刺身をお食べになりますか?                                                                                                                                                                                                

→【可能表現として使う場合】                                                                      ○刺身を食べることはできますか?                                                                      

(2)意志決定・勧誘・指示などの複数の意味をもつ文末表現「~しましょう」                                                  

×手を洗いましょう                                                                                 

→【意志決定として使う場合】                                                                           ○(自分が)手を洗います。

→【指示として使う場合】                                                                                            ○(他人に対して)手を洗ってください。

第6回音声ファイル [その他のファイル/14.17MB]

第7回放送の原則

 年月日は、元号は使わず西暦で表記する。  ×平成26年→○2014年

第7回音声ファイル [その他のファイル/13.42MB]

第8回放送の原則

(1)擬態語や擬音語は使わない。  ×雨がポツポツ降っている →○雨が少し降っている

(2)主語を省略しない。

(3)ゆっくりしゃべる。

第8回音声ファイル [その他のファイル/13.57MB]

第9回放送の原則

災害のときのやさしい日本語(1)

情報弱者が情報を得る困難さがある。だからこそ、どんな人たちにも「わかりやすい日本語」を話す必要がある。

×避難してください→○逃げましょう

×停車してください→○車をとめてください。

第9回音声ファイル [その他のファイル/14.61MB]

第10回放送の原則

災害のときのやさしい日本語(2)

翻訳者が「何を伝えたいのか、誰に伝えたいのか」を感じながらやさしい日本語に表現していくことが大切。

・環状線

→このままで韓国語に訳すと違う意味になってしまう。韓国語では循環線という。

・ごみ収集車

→国によっては、趣味でごみを集めるという意味になる 

第10回音声ファイル [その他のファイル/13.58MB]

第11回放送の原則

ローマ字表記は使わない。

 ローマ字は、駅名や地名などの固有名詞を表記するためのもので、文を書くことには不向き。ひらがなや漢字にふりがなをふって対応する。

第11回音声ファイル [その他のファイル/10.72MB]

第12回放送の原則

難しい言葉は簡単な言葉に置き換える。

・×今朝→○今日の朝                                                                              ・×壁に亀裂の入った建物→○壊れた建物

第12回音声ファイル [その他のファイル/11.92MB]

第13回放送の原則

やさしい日本語の原則の復習(1)

・文章は主語と述語にする。

・修飾語は使わない。

・敬語・謙譲語は使わない。

・漢語より和語を使う。

・二重否定を使わない。

第13回音声ファイル [その他のファイル/9.64MB]

第14回放送

やさしい日本語の生まれた背景 ~阪神・淡路大震災をきっかけとして~

第14回音声ファイル [その他のファイル/12月06日MB]

第15回放送

災害時にやさしい日本語で効果的な情報提供を行うために

~災害情報にはどのようなものがあるか、災害にあったときの行動などを、防災訓練などを通して確認しておく~

第15回音声ファイル [その他のファイル/13.61MB]

第16回放送の原則

やさしい日本語の原則の復習(2)

・擬音語・擬態語は使わない

・あいまいな表現は避ける

・文末表現は統一する

・方言は使わない

・災害時によく使われる言葉はそのまま使い、補足説明をする

第16回音声ファイル [その他のファイル/10月19日MB]

第17回放送の原則

(1)方言は使わない 

×~そうじゃ。→○そうです。 / ×おえん →○いけません。/ ×よーけーボールがある→○たくさんボールがある。

(2)漢字にはルビをふる

        おかやま

×岡山→○岡山

第17回音声ファイル [その他のファイル/13.2MB]

第18回放送の原則

・漢語より和語を使う

×清掃→○掃除する /  ×転倒する→○転ぶ

第18回音声ファイル [その他のファイル/11.98MB]

第19回放送の原則

・擬態語・擬音語は使わない

例えばネコの鳴き声は国によって違う。

 日本→ニャアニャア

 カンボジア→ミュウミュウ

第19回音声ファイル [その他のファイル/14.1MB]

第20回放送の原則

・非常災害時アナウンスのやさしい日本語への置き換え例

×「ただいま、岡山市内のビルで大きな揺れを感じました。地震だと思われます。」

→○「地震です。岡山市内のビルが揺れました。」

第20回音声ファイル [その他のファイル/11.94MB]