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感染性胃腸炎(病原体がロタウイルスであるものに限る。)
ロタウイルスの感染による下痢、嘔吐、発熱を主症状とする感染症である。
主に0~2歳児を中心に好発し、毎年概ね2月から5月にかけて流行がみられる。主症状は発熱、嘔吐、白色の水様便を特徴とする下痢であり、通常、3-7日で症状の回復がみられる。他のウイルス性胃腸炎と比べると重度の脱水症状を呈し、入院治療を必要とすることが多い。稀に死亡に至る例もある。時に、合併症として痙攣、脳炎・脳症、腸重積、肝炎、腎炎などが認められ、心筋炎などの致死的感染症の報告も散見される。
※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。