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津山箔合紙(県指定郷土伝統的工芸品)

特色

 美作地方で古くから生産されてきたミツマタを原料とする高級和紙。薄くてかさばらず、表面がなめらかなことから、金箔や銀箔を挟む「箔合紙」として、京都や金沢の金箔工芸には欠かせない存在となっています。
津山箔合紙写真
 

指定の内容

一 名称
   津山箔合紙(つやまはくあいし)

二 技術又は技法の内容
 1 原皮は、石灰を用いて「煮熟」をすること。
 2 抄紙は、次の技術又は技法のすべてによること。
  (1) 「流し漉き」によること。
  (2) 簀は、竹製のものを用いること。
  (3) 「ねり」は、トロロアオイを用いること。
3 乾燥は、「板干し」によること。

三 使用する原材料
   原料は、ミツマタとすること。

四 製造される地域
   津山市

(指定年月日 昭和56年1月30日)
 

歴史

 もともと県北一帯で作られていたもので、奈良時代(700~800年頃)までさかのぼることができる。
 明治以降、機械で生産する洋紙が増えるとともに次第に衰退したが、箔合紙は現在においても京都・金沢などの金箔の産地で高い評価を得ている。
 

主要製造工程

 「苅り取り」 ミツマタの葉の落ちる11月頃から、太い枝から苅り取っていく。
  ↓
 「蒸し」 大きな束にして釜に入れ、上からこしき(桶)をかぶせて蒸す。
  ↓
 「皮剥ぎ」 蒸した原木から皮をむく。
  ↓
 「黒皮干し」 皮をむき、直に干す。干した皮を黒皮という。
  ↓
 「へぐり」 水に浸けて柔らかくした黒皮のうすい表皮を包丁でへぐって白皮にする。
  ↓
 「煮熟」 水をはった釜に木炭をかきまぜて白皮を入れ、2~3時間煮る。
  ↓
 「川晒し」 流水で不純物を洗い、灰ぬきをする。
  ↓
 「叩解」
  ↓
 「紙漉き」 水を入れた漉き槽に原料(紙素)を入れ、ねり剤のトロロアオイ(アオイ科の植物)を入れて1枚ずつ漉きあげ、紙床に積み重ねねる。
  ↓
 「紙干し」 紙床から1枚ずつはがして、はけで紙板にはり付けて、天日乾燥させる。
  ↓
 「手切り」 規格寸法に裁断する。

  ※上記は、指定申出時の提出書類に基づくものです。
 
 

津山箔合紙(英訳)

Tsuyama Hakuaishi Paper
Designated January 30, 1981
This is fine-quality Japanese paper, made from the mitsumata shrub, which has been cultivated since ancient times in the Mimasaka area. This is essential for gold foil craft in Kyoto and Kanazawa as “Hakuaishi Paper,” folding gold foil and silver foil. It has thinness, strength and good texture, and requires meticulous attention to detail and precise skill on the part of the maker.

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