ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ 組織で探す 環境文化部 感染症情報センター 『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』に注意しましょう。

『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』に注意しましょう。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう。

   今般、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症したイヌからヒトに感染し、発症した事例が国内で確認されました。本年7月には、体調不良の野良ネコに咬まれたヒトがSFTSを発症し、死亡した事例が確認されています。(そのネコに咬まれたことが原因でSFTSに感染したかどうかは明らかではありません。)

 SFTSは、マダ二からの感染が一般的ですが、SFTSを発症した動物からも感染するおそれがあります。ペットに対するダニ対策を行うとともに野生動物との接触は避け、動物に触った後は、必ず手洗いをするなど感染予防に努めましょう。

 

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に係る注意喚起について(厚生労働省) 

岡山県で、5例目の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の発生がありました

 2016年5月、岡山県南部において、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の発生がありました。岡山県では、5例目の発生となります。(2013年2例、2014年2例。)

 発熱や倦怠感、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)などが現れ、血小板や白血球が減少し、重症の場合は、肝腎障害や多臓器不全を来して死に至ることもあります。

 作業やレジャーなどで、林や草むら、河川敷など、ダニの生息地域に立ち入るときは、ダニに咬まれないよう注意してください。(「SFTS 予防のポイント」をご覧ください。)
 マダニは野外に生息する大型のダニで、長時間(数日~10日間)吸血しますが、ほとんど痛みやかゆみを感じません。

マダニが吸着していることに気づいた場合、無理に引き抜こうとすると、ダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがありますので、できるだけ病院(皮膚科)で取ってもらいましょう。

野山や草むらに入った後、数日後に発熱等の症状が認められた場合は、速やかに医療機関を受診してください。また、医療機関を受診した時に、野山に入ったことも伝えてください。

マダニの画像
フタトゲチマダニ成虫
岡山県環境保健センター撮影

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)調査結果」を掲載しました。

 2013年7月、県内でSFTS患者が初めて確認されたことから、環境保健センターにおいて、2013年8月末から2014年9月までの間、マダニの季節別の種類や数、ウイルス保有状況について、県内7定点で調査を実施しましたが、その調査結果についてとりまとめましたので、お知らせします。
 なお、捕獲マダニの一部を提供している国研究班の調査結果も2014年2月に厚生労働省ホームページに公表されています。

 

重症熱性血小板減少症候群(SFTS) とは

2011年に中国で初めて特定された、新しいウイルス(SFTSウイルス:ブニヤウイルス科フレボウイルス属)によって引き起こされる感染症です。

 SFTSは、SFTSウイルスによって発症する病気で、ウイルスを持っている野外のマダニに咬まれることで感染します。マダニは、野山、畑、河川敷等に生息していますが、全ての個体が病原体を持っているわけではありません。人間が、病原体を保有するダニの生息場所に立ち入り、咬まれることで感染します。感染患者の血液・体液との接触感染も報告されています。

咬まれてから6日~2週間後に発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状などが現れ、血小板や白血球が減少し、重症の場合は、肝腎障害や多臓器不全を来して死に至ることもあります。国内では、マダニが活発となる春から初冬にかけて発生しています。

SFTS
SFTS啓発チラシ(岡山県)

野外で活動する際の予防のポイント

  1. マダニは、主に草むらや藪・森林にいます。このような場所で長時間地面に直接寝転んだり、座ったりするのは止めましょう。
  2. 草むらなどに入るときは、長袖、長ズボン、手袋、長靴等を着用しましょう。
      また、色の薄い服はくっついたダニを見つけやすくなります。
  3. ダニをよせつけないためには、肌の露出部分や服にDEET(ディート)やイカリジンなどの有効成分が含まれた虫よけ剤の使用も
      有効です。

      虫よけ剤は皮膚の露出部分や、衣服の上から使います。(ただし、目、口、耳、傷がある部位、皮膚が過敏な部位には使用
      しないようにしましょう。乳幼児、小児に使用する場合は注意が必要です。添付されている使用上の注意をよく読んでください。)
  4. 地面に直接寝転がったり、腰を下ろしたり、服を置いたりしないようにしましょう。
  5. 帰宅後は、上着や作業着を家の中に持ち込まないようにしましょう。
  6. 着ていた服はすぐに洗濯するか、ナイロン袋に入れて口を縛っておきましょう。
  7. 帰宅後はすぐに入浴し、体をよく洗い、新しい服に着替えましょう。入浴やシャワーの時には、ダニが肌についていないかチェック
      してください。

動物と触れ合う際の予防のポイント

  1. 屋内のみで飼育されている動物については、感染のおそれはありませんが、過剰な触れ合い(キスや口移しでエサを与えたり、
      動物を布団に入れて寝ることなど)は控えましょう。
  2. 動物に触ったら必ず手洗い等をしましょう。
  3. ペットにもダニがつかないように、虫よけ剤などで予防しましょう。ダニがついていたときは、動物用の駆除剤等で適切に
      駆除しましょう。
  4. 飼育している動物の健康状態の変化に注意し、体調不良の際には動物病院を受診しましょう。

マダニが皮膚に付いていることに気がついたら

  1. 容易に取り除くことがことができる場合は、すぐに取り除いてください。その後、2週間程度は、体調の変化に注意してください。
      なお、取り除いたマダニは、ビニール袋などに入れて、保存しておいてください。
  2. 容易に取り除くことができない場合は、無理に取り除こうとせず、皮膚科等の医療機関で適切な処置をしてもらってください。

   

症状がでたとき

  1. 野外活動の後、数日から2週間程度のうちに発熱・発しん等の症状が認められた場合、速やかに医療機関を受診してください。
      その際、野山や草むらなどに立ち入る機会があったことを伝えてください。また、取り除いたマダニを保存している場合は、
      医療機関を受診する際に持参してください。
  2. 体調不良の動物と接触したり、咬まれたりした後、体に不調を感じたら、早めに医療機関を受診してください。
      受診する際は、動物の健康状態や接触状況についても伝えてください。

SFTS 症状と診断、治療

SFTSウイルスに感染すると、6日~2週間の潜伏期を経て、症状が現れます。

    早期診断 早期治療がとても大切ですので、もしも と思ったときにはすぐに受診しましょう。

症  状発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状(吐き気、おう吐、腹痛、下痢)、頭痛、筋肉痛、けいれん、意識障害、昏睡、リンパ節腫脹、出血症状(皮下出血、血尿、血便、下血)ご相談の流れ
血液所見血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満)
AST、ALT、LDHの上昇
診  断血清や咽頭ぬぐい液からのウイルス遺伝子の検出
治  療ウイルスに対する特異的な治療法はなく、対症療法が主体となります。
現在のところ、有効な抗ウイルス薬は確認されていません。

関連情報

 

    その他のダニ媒介性感染症について
      ・ダニが媒介する感染症に注意しましょう。(岡山県感染症情報センター)

    SFTS発生状況一覧等
      ・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(山口県感染症情報センター)

動物と触れ合う際の予防のポイント

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)


トップページ 組織で探す 環境文化部 感染症情報センター 『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』に注意しましょう。