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【注意!】岡山県内で『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』の発生がありました。

岡山県で、5例目の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の発生がありました

 2016年5月、岡山県南部において、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の発生がありました。岡山県では、5例目の発生となります。(2013年2例、2014年2例。)

 発熱や倦怠感、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)などが現れ、血小板や白血球が減少し、重症の場合は、肝腎障害や多臓器不全を来して死に至ることもあります。

 作業やレジャーなどで、林や草むら、河川敷など、ダニの生息地域に立ち入るときは、ダニに咬まれないよう注意してください。(「SFTS 予防のポイント」をご覧ください。)
 マダニは野外に生息する大型のダニで、長時間(数日~10日間)吸血しますが、ほとんど痛みやかゆみを感じません。

マダニが吸着していることに気づいた場合、無理に引き抜こうとすると、ダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがありますので、できるだけ病院(皮膚科)で取ってもらいましょう。

野山や草むらに入った後、数日後に発熱等の症状が認められた場合は、速やかに医療機関を受診してください。また、医療機関を受診した時に、野山に入ったことも伝えてください。

マダニの画像
フタトゲチマダニ成虫
岡山県環境保健センター撮影

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)調査結果」を掲載しました。

 2013年7月、県内でSFTS患者が初めて確認されたことから、環境保健センターにおいて、2013年8月末から2014年9月までの間、マダニの季節別の種類や数、ウイルス保有状況について、県内7定点で調査を実施しましたが、その調査結果についてとりまとめましたので、お知らせします。
 なお、捕獲マダニの一部を提供している国研究班の調査結果も2014年2月に
厚生労働省ホームページに公表されています。
 

重症熱性血小板減少症候群(SFTS) とは

2011年に中国で初めて特定された、新しいウイルス(SFTSウイルス:ブニヤウイルス科フレボウイルス属)によって引き起こされる感染症です。

 SFTSは、SFTSウイルスによって発症する病気で、ウイルスを持っている野外のマダニに咬まれることで感染します。マダニは、野山、畑、河川敷等に生息していますが、全ての個体が病原体を持っているわけではありません。人間が、病原体を保有するダニの生息場所に立ち入り、咬まれることで感染します。感染患者の血液・体液との接触感染も報告されています。

咬まれてから6日~2週間後に発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状などが現れ、血小板や白血球が減少し、重症の場合は、肝腎障害や多臓器不全を来して死に至ることもあります。国内では、マダニが活発となる春から初冬にかけて発生しています。

SFTS
SFTS啓発チラシ(岡山県)

作業やレジャーなどで野山や草むらに入るときは、マダニに咬まれないよう次のことに注意してください。

 1.草むらなどに入るときは、長袖、長ズボン、手袋、長靴等を着用しましょう。
    
・ 首にはタオルを巻くか、ハイネックのシャツを着用
    ・ シャツの袖口は、軍手や手袋の中に
    ・ ズボンの裾は、靴下に被せるか、長靴のなかに
 2.服の上や肌の露出部分に、防虫スプレーを噴霧しましょう。
 3.草の上に直接寝転んだり、腰を下ろしたり、服を置いたりしないようにしましょう。
 4.野外活動後、上着や作業着を家の中に 持ち込まないようにしましょう。
 
5.脱いだ衣服は、すぐに洗濯するか、ナイロン袋に入れて口を縛っておきましょう。
 6.野外活動後は、すぐに入浴し、体をよく洗い、新しい服に着替えましょう。
    ・ 入浴やシャワー時には、マダニが肌に付いていないかチェックしてください。
      マダニに咬まれても、痛みやかゆみは、ほとんど感じません。
 7.ペットにもダニが付かないように、ダニ避け剤などで予防しましょう。

 その他、感染者の血液、体液、排泄物と直接接触しないように注意しましょう。

マダニに咬まれたら

マダニが皮膚に付いていることに気がついたら

 1.皮膚科などの医療機関で適切な処置をしてもらってください。
 2
.その後、2週間程度は、体調の変化に注意してください。
 
3.発熱等の症状が認められた場合、速やかに医療機関を受診してください。
   その時、野山や草むら、河川敷などに立ち入る機会があったことを伝えてください。

 

SFTS 症状と診断、治療

SFTSウイルスに感染すると、6日~2週間の潜伏期を経て、症状が現れます。

症状 :発熱、倦怠感、食欲低下、消化器症状(吐き気、おう吐、腹痛、下痢)、頭痛、筋肉痛、けいれん、意識障害、昏睡、リンパ節腫脹、出血症状(皮下出血、血尿、血便、下血)ご相談の流れ
血液所見:血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満)
AST、ALT、LDHの上昇
診断 :血清や咽頭ぬぐい液からのウイルス遺伝子の検出
治療 :ウイルスに対する特異的な治療法はなく、対症療法が主体となります。
現在のところ、有効な抗ウイルス薬は確認されていません。
早期診断 早期治療がとても大切ですので、もしも と思ったときにはすぐに受診しましょう。

関連情報

 

    その他のダニ媒介性感染症について
      ・ダニが媒介する感染症に注意しましょう。(岡山県感染症情報センター)

    SFTS発生状況一覧等
      ・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(山口県感染症情報センター)

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お問い合わせ

お問い合わせ課室

※このページに関するお問い合わせについては、感染症情報センターまでお願いします。


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