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ナラ枯れ対策

ナラ枯れとは

 ナラ枯れは「ブナ科樹木萎凋病」と呼ばれ、6月下旬から8月頃にかけ、体長5mmほどのカシノナガキクイムシ(以下「カシナガ」という)という甲虫が、ナラ・シイ・カシ類の幹に穴をあけて侵入した際、その体に付着したナラ菌が引き起こす伝染病です。ナラ菌によって木の組織が破壊され、木は水を吸い上げられなくなり急速に枯れてしまいます。夏から初秋にかけて紅葉したかのように見えることと、根元に大量のフラスが出ていることが被害の大きな特徴です。
 被害を受けた木から、翌年6月中下旬以降に、次世代の成虫が羽化・脱出し、周辺の健全木へ被害を拡大させます。カシナガの繁殖に適した大径(高齢)木ほど被害を受けやすく、また、樹種別ではミズナラが最も多く被害を受けています。ブナは加害されますが枯死することはありません。
 岡山県では、平成21年度に初めて被害が確認されてから、県北東部の市町村で被害が拡大しています。被害の拡大により、景観の悪化や森林資源の消失、水源涵養や土砂流出防止など、森林の多面的機能の低下が危惧されています。

カシノナガキクイムシ

カシノナガキクイムシ
左:メス   右:オス

ナラ枯れ発生の仕組み

ナラ枯れ発生の仕組み

被害木の早期発見

被害木を見つけやすい時期

 被害(枯死)は8月中旬から9月に顕著に現れます。

対象となる樹種

コナラ属ミズナラ、コナラ、クヌギ、ナラガシワ、ウバメガシ等
クリ属クリ
シイ属ツブラジイ、スダジイ
マテバシイ属マテバシイ

胸高直径30cm以上の木が被害を受けやすいことから、大径木が多い森林は特に注意が必要です。

被害木を見つけたら次のポイントに注意して様子を確認して下さい

被害木・穿入痕

被害木の根元付近には、多数の穿入痕と大量のフラス(木屑と糞の混合物)が見られます。

穿入痕(直径1.5~2mm程度)

被害木被害木(枯死木)の葉は、縮れて茶褐色に変色しています。
被害木周囲の木が落葉しても、被害木の葉は落ちません。これは、落葉に必要な葉柄基部の〔離層〕が、病気により形成されていないために起こる現象です。
ほだ木木口が黒く変色し、表面に1.5~2mm程度の穴が開いています。このような木は、ほだ木には使わず丸太の移動は行わないで下さい。

駆除及び予防対策

 カシナガは、森林病害虫等防除法で法定害虫に指定されており、伝染性が高く、放置すると貴重なナラ類が枯れてしまいます。
 県では被害の拡大を防止するため、被害木のくん蒸によるカシナガの駆除、健全木への殺菌剤の樹幹注入による予防等の防除対策に取り組んでいます。

被害木を見つけたら、最寄りの県民局森林企画課などに連絡して下さい。

 なお、被害丸太の移動は被害の拡大につながりますのでご注意ください。
連絡先電話番号
備前県民局森林企画課086-233-9833
備中県民局森林企画課086-434-7051
美作県民局森林企画課0868-23-1377
農林水産総合センター森林研究所0868-38-3151
農林水産部林政課森林保全班086-226-7454
市町村役場農林・産業関係課

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