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スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業

印刷ページ表示 ページ番号:0328522 2012年6月30日更新循環型社会推進課

スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業

 廃棄物のリサイクル技術の研究・開発など環境教育を重点的に行う学校をスーパーエンバイロメントハイスクールに指定し,カリキュラムの開発,大学や研究機関との効果的な連携方策等について研究を推進し,課題に気付き,その解決に積極的に取り組むことのできる人材の育成を図るとともに,環境教育に関する教材を開発しています。

研究開発実施校

 水島工業高等学校(連携)(平成15~17年度)

全国初の実習として、地域から回収した廃食用油からBdf(ディーゼル代替燃料)を製造しています。

このBdfを興陽高校と連携してトラクタに使用し、菜種を栽培するという循環型の異校種間連携プロジェクトを展開しています。

また、Bdfの品質向上、副生成物の有効利用の研究開発や、小中学校との連携も行っています。

    mizusimakougyou

 

 興陽高等学校(連携)(平成15~17年度)

ナタネを栽培して大気中のCoを吸収、ナタネからは油をしぼり調理に使用、廃油はBdfとして再利用、発泡スチロール廃材の再利用、水島工業高校と連携することにより、資源循環サイクルが実現できました。

また、「エコライフたまの」など地域と連携し、全国の菜の花プロジェクトネットワークにもかかわりながら活動しています。

    kouyoukoukou

 

 津山工業高等学校(平成16~18年度)

(1)使用済み食用油からの石けんづくり、(2)ファイトレメディエーション(植物による環境修復)、そして環境修復に用いた植物が枯れて汚染源になる前に回収して飼料やバイオプラスチックの原料として用いる取組を「Project R」と名付けて実践しています。

    tsuyamakougyou

 

 笠岡工業高等学校(平成16~18年度)

古紙シュレッダーダストを用いた環境負荷の少ない軽量コンクリートの研究を行いました。

古紙とパーライトを骨材として使用した軽量コンクリートで、使用後土に戻すことができるフラワーポットを製作し、井笠地域の学校連携事業で活用しています。

    kasaokakougyou

 

 倉敷工業高等学校(平成16~18年度)

身近で大量に使用されているペットボトルを取り上げ、その有効利用について、課題研究のテーマとして研究を行いました。

ペットボトルを細かく切り、約280℃で溶融し、アルミ製の容器に流し込み成型しました。

できあがった園芸用支柱は、結晶化するため白色となり大理石風になっています。

    kurasikikougyou

 

 高松農業高等学校(平成18~20年度)

メタン発酵施設の実験プラントを製作し、校内の家畜排せつ物を処理して得られるバイオガスからメタンガスの分離・精製技術について研究しています。

また、メタンガスの精製の精度を高めるとともに、その利用方策として、コージェネレーション装置による鶏舎への電気利用や暖房等への熱利用について、さらには精製したメタンガスから水素を取り出して、燃料電池への利用の可能性についても研究しています。

    kakamatunoukou

 

 東岡山工業高等学校(平成19~21年度)

学校や家庭から出るシュレッダー排紙を酵素の力で糖化して発酵させ、バイオエタノール燃料などに使えるアルコールを製造する研究を行っています。

同時に、その製造過程で生じる残渣から生分解性の苗ポットを製作し、地域の農業高校と連携して活用する研究も行っています。

    higasioka

 

 岡山工業高等学校(平成22~24年度)

校内や地域から出るコンクリートなどの廃棄物をリサイクルして再生コンクリートを製造する研究に取り組んでいます。

平成23年度は、製造した再生コンクリートを使って、地域の小学校の整備に役立てました。

    okayamakogyo

 

 笠岡工業高等学校(平成22~24年度)

岡山県の特産品であるカキの殻を原料として、魚礁ブロックやアマモ養殖板を製造する研究に取り組んでいます。

平成23年度は、前年度に引き続き、大学と連携した魚礁ブロックの耐用試験や地域の海の現状の調査、アマモ養殖板の実用試験などを行いました。

    kasaokakogyou

 

担当部署

教育庁 指導課 職業教育指導班