「古代吉備を探る3 自然環境と考古学」のご案内

    

過去に自然環境を切り拓いて造営した居住地や田畑、墓地などが地中に埋没し、埋蔵文化財として現在に残されています。各時代の人々の営みを伝えるこれらの埋蔵文化財は、歴史を理解する上で欠かすことのできない情報です。また、遺跡では時として人の手による開発のみならず自然災害の痕跡が発掘調査で見つかることもあります。周知のとおり自然災害は繰り返し発生するもので、過去に起きた災害の痕跡が現代を生きる私たちへの重要なメッセージになることを示しています。

 そこで、「古代吉備を探る3 自然環境と考古学」という連載を企画しました。自然環境の開発や実際に起きた災害そして災害への対応などについて、センター職員が埋蔵文化財や文献史料をもとに、毎月1テーマずつ紹介していきます。

目次



タ イ ト ル 時 代 著 者
 鉄穴流しによる地形改変  近世・近代  上栫  武
 治水 百間川と二の荒手  近世  團 奈歩
 洪水の復旧作業「天地返し」  近世  氏平昭則
 大地に刻まれた原風景  古代 松尾佳子 
馬とまつりNEW 古代 渡邉恵里子
山をひらき「山」をつくる 古墳時代 中原香織
 弥生・古墳時代の洪水痕跡が語りかけるもの  弥生・古墳時代 河合 忍 
 土への挑戦 弥生・古墳時代   金田善敬
 焼け落ちた住居からわかること  弥生・古墳時代  澤山孝之
「晴れの国」の塩作り 弥生時代〜 小林利晴
人と生き物たちの水田 弥生時代 岡本泰典
平原から海へ−瀬戸内海の形成 旧石器・縄文時代 杉山一雄
空から「灰」が降ってくる 旧石器時代 小嶋善邦
自然への挑戦の武器 柴田英樹
噴砂〈ふんさ〉の記憶 物部茂樹



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