センタートップ > 鬼ノ城トップ > 調査員便り平成18年8月号 

 このコーナーは、現場の調査員(平成18年度はM・O・Iの3人組!)からのホットな情報をお届けします。
 この便りから現場の様子、発掘の状況、作業員さんとのふれあい、季節の移り変わりなどを感じてみてくださいね。

<平成18年8月号>

 2006年8月28日(木曜日)

甕(かめ)出現!

須恵器甕

 これまで甕の小破片が散らばっていた箇所のすぐ下から、甕の上の部分(全体のほぼ1/3)が姿を現しました。どうやら甕の破片が、地面のくぼんだ箇所に溜まっていたようです。上で出ていた小片と同じ個体と思われ、ひょっとしたらもとの形に復元できるかもしれません。その「バケツのような大きさ」(作業員さんの感想です!)に見とれ、しばし作業の手が止まってしまいました(I)

 2006年8月22日(火曜日)

くわばら、くわばら・・・

雷雨

 昼休み、食後のお昼寝体勢に入ったところ、あやしい音と雲行きが・・・。
 「すぐ来るでぇ。シートしとこうやぁ」という地元の作業員さんのナイスアドバイスが功を奏し、シートがけ終了と同時に激しい雷雨。テントに避難し、「くわばら、くわばら・・・」でした。山で聞く雷の音は、心臓に悪いですー(O)

 2006年8月20日(日曜日)

夏休み少年少女鬼ノ城教室

鬼ノ城教室

 「夏休み少年少女鬼ノ城教室」二日目。昨日も開催したが、台風の影響で発掘現場での体験は中止。みなさん、ごめんなさい!
 今日は雨もあがり、予定どおり。西門の建物内に入り、総社平野を窓からのぞいて見たり、発掘現場で測量等の体験をしてもらったり。
 「暑かったけど面白くて来てよかった!」「メチャメチャ楽しかった!父さんも楽しんどった」などの声を聞くことができ、私たちも「やってよかった!」と日頃の疲れが洗い流された2日間でした。(O)

 2006年8月10日(木曜日)

吉備高原の南端のはず???

準備体操

 昨日の岡山の最高気温は38.3度だったとか(観測史上2番目だったようです)。標高370mの現場ですが、昨日と今日は風すら吹きません。日なたで作業をしていると、頭がガンガンしてきます。朝、準備体操をしている頃には汗だくで、すでに半日過ぎたような錯覚すら覚えます(I)

 2006年8月7日(月曜日)

城内調査大公開の始まり!

所在の様子

 マスコミ関係の方々は、予想をはるかに超えてどっと取材に来られ、普段は静かな城内の雰囲気は一変しました。ベテランのMさん・Oさんも、かなり緊張気味でした。説明内容の“あんちょこ”を作成し、準備万端のつもりの私でしたが、いざ参加者の前に立つと、緊張で話す順序もめちゃくちゃになりそうでした。斜面の多い現場で、実際に発掘調査を行っている中を説明しながら案内するのは至難の業でした(I)

 2006年8月4日(金曜日)

面白くなってきたぞー

実測風景

 まとまって出土(「土器だまり」とまでは言えないが)した須恵器の甕の破片、東西に2mほど続く石列、土壙の中の炭と焼土。なかなか建物にまとまらないけど柱穴も。確かに古代人の生活の息吹を感じることができます。少しずつ面白くなってきたぞー。
 さあ、水糸を張って土器の実測だ!ああー、汗が図面に落ちて書きづらいよー(と泣き言?)。(O)

 2006年8月3日(木曜日)

想定内?のしんどさ

一言スピーチ

 朝礼で、作業員さんに「一言スピーチ」をお願いしています。今朝のお話は印象的!
 暑い毎日が続く中、「暑さ、しんどさは想定内!」と前向きな一言でスタートし、「この1か月で自信が確信に」と新人時代の松坂投手を思い出す力強い言葉でつなぎ、「みんなでこの夏を乗り切り、さわやかな秋を迎えましょう!」と締めくくり。
 元気をいただきました。(O)