センタートップ > 鬼ノ城トップ > 調査員便り平成18年10月号 

 このコーナーは、現場の調査員(平成18年度はM・O・Iの3人組!)からのホットな情報をお届けします。
 この便りから現場の様子、発掘の状況、作業員さんとのふれあい、季節の移り変わりなどを感じてみてくださいね。

<平成18年10号>

 2006年10月31日(火曜日)

鬼ノ城の番組ができる?

取材

 県の広報番組で鬼ノ城が取り上げられることになりました。今日は、その番組を作成するスタッフが来られ、いろいろとテレビカメラで撮られ、取材をされました。
 これから寒くなって、鬼ノ城を訪れる人も少なくなるのでは・・・と心配していた矢先なので、この番組を見て、また多くの人に鬼ノ城を知ってもらい、12月の「城内調査大公開」にも大勢来ていただきたいと思います。
 本日お休の不運なOさんに代わり、リポーターも激写!?(I)

 2006年10月27日(金曜日)

地元の小学生が見学!

発掘体験

 鬼ノ城のふもとにある総社市立阿曽小学校から6年生27名が、発掘現場の見学・体験に訪れました。来週に修学旅行を控え、準備に忙しい時期でしたが、「来てよかったー」と言ってもらえて元気100倍!
 ここ何日か、県外を含む大勢の見学者、視察の先生方、フレッシュな小学生など様々な人が鬼ノ城を訪れ、温羅もびっくり?(O)

 2006年10月26日(木曜日)

鬼ノ城整備委員会に緊張・・・

整備委員会

 今日は総社市の「鬼ノ城整備委員会」があり、委員の先生方は、総社市が整備中の第0水門と北門を見られた後、当センターの城内調査の様子をご視察いただきました。
 先生方に見ていただくため、朝イチで落ち葉の掃除。すっかり秋の気配となり、落ち葉を掃いても掃いても翌日にはもうたまっています。
 いよいよ「鬼ノ城整備委員会」の先生方が到着。著名な先生が勢揃いされ、私自身は超緊張しました。と言っても、対応するのは現場主任のMさんで、私が別にビビる必要はないのですが・・・。(O)

 2006年10月25日(水曜日)

北門調査を見学

北門

 総社市の調査整備事業で、北門を解体して調査が行われています。北門は、発見された時点で門礎の石がずれていたため、整備(本来の位置に戻す)と併せて調査を行っています。石の一つ一つに番号を付け、また組み立て直す作業を垣間見ることができました。私たちの調査ともども、よろしくお願いします。
 現場からの帰り、鬼ノ城から遠くの景色までよく見渡すことができました。四国山地の稜線がはっきりと見えたのです!ぜ、ぜっ絶景なり!(O)

 2006年10月24日(火曜日)

土器がザクザク・・・

土器出土状況

 城内調査大公開でも見ていただきましたが、南西斜面からは写真のように土器がザクザク出てきました。さらにその土器の「続き」を掘り出す作業に入りました。やっぱり土器片が出てきたよー。
 秋らしい、さわやかな空気が現場にも訪れ、蚊取り線香とももう少しでお別れできそうです。(O)

 2006年10月22日(日曜日)

城内調査大公開最終日

城内調査大公開最終日

 早いもので、「城内調査大公開」の最終日を迎えました。われわれ調査員の日頃の行いがよい?せいか、はたまた温羅の神通力か、期間中すべて晴天なり。
 この期間中、約300人の皆様に参加していただきました。「いい企画やってますね!」と受付に来るなり褒めていただき、うれしい気持ちになると同時に、スリムな身?が一層引き締まったりもしました。説明に大きくうなずいていただいたり、いろいろな質問をいただいたり・・・皆さんの一つ一つの反応が案内をしていての励みになりました。
 最終日の担当を終え、参加者から元気の出るねぎらいのお言葉も頂戴し、明日からの調査への心構えも新たにしました。(O)

 2006年10月16日(月曜日)

第2回城内調査大公開の始まり!

城内調査大公開>
<P class= 今日から22日(日曜日)まで「謎の鬼ノ城 城内調査大公開」です。初日から好天に恵まれ、大公開日和!と言いたいところですが、恵まれ過ぎて「暑いー」です。
 しかも、午前の部で説明する予定だったMさんから、「2班に分けましょ。Oさんお願いね」と言われ、「聞いてないよー」でしたが、ナイスリアクションぞろいの参加者に助けられ、楽しくできました。現場入り口まで見送り、またのご来場(城?)をお願いしてのお別れでしたが、逆に拍手で見送られ恐縮!12月の大公開でもぜひお会いしましょう!
 そうそう、今日はテレビカメラも来て、それなりに意識して振る舞ったつもりですが、帰宅するや「ヘルメットがいがんでたー、もーう、情けない!」と言われ、ガックン・・・。(O)

 2006年10月13日(金曜日)

城門・・・ではなく縄文の落とし穴

落とし穴

 鬼ノ城とは直接関係ありませんが、調査地では、縄文時代のものと考えられる、狩猟のための落とし穴も数例発見されています。
 写真の例は、平面が1m×0.8m程度の楕円形で、深さは約0.7mに掘られています。イノシシなどを捕まえたのでしょうか。底の真ん中に直径20pの丸い穴があけられています。より機能を高めるためか、逆木(さかぎ)を立てていたようです(写真では、イメージしやすいよう太めの枝切れを立ててみました)。(I)

 2006年10月12日(木曜日)

「大公開」ただいま準備中!

城内調査大公開準備

 来週から2回目の「城内調査大公開」が始まります。
 当日に現場で展示する土器の並べ方を思案中。硯(すずり)・・・杯(つき)・・・高杯(たかつき)・・・甕(かめ)・・・壺(つぼ)の底・・・。テーブルに破片を一つ一つ並べていくと、種類がなかなかバラエティーに富んでいることにあらためて気づかされます。
 今回の調査で出土している土器は、今のところすべて破片です。しかし、小さなひとかけら、ひとかけらが使用時期や生活の様子など、多くを語ってくれます。たかが破片とあなどれません。(I)

 2006年10月5日(木曜日)

1区の調査成果、新聞に掲載される

飛行機雲

 1区の調査成果が某新聞の社会面に載りました。その面のトップ、写真もカラーという扱い、ありがたいことです。
 基檀状石列、尾根上の柱穴、杯・甕などの土器と併せて硯の出土、火を使った跡・・・おかげさまでこのような成果をあげることができました。
 青空を駆け抜けるあの飛行機雲のように、引き続き調査にまい進したいと思います(O)

 2006年10月4日(水曜日)

円面硯・石列出土!

石列

 調査2区に入り、尾根の平らな部分の掘り下げが続き、出てくる土器も少なく、やや沈滞ムードでした。昨日あたりから、南西斜面の掘り下げで、土器の出土も増えてきて、少し期待感が出てきました。
 その矢先、1区に続いて円面硯(えんめんけん=古代のすずり)が見つかりました!形が1区のものとそっくりで、同一個体かもしれません。さらに、1区と同じくらいの規模で、石列も姿を現しました。疲労回復です!(O)

 2006年10月2日(月曜日)

内も外も!

調査区>
<P class= 鬼ノ城の城内部の多くは県有地で私たちが発掘調査をしています。一方、城壁や門を含む外郭部は総社市の市有地で、そちらの史跡整備・調査もはじまりました。鬼ノ城は内も外も調査や整備で、これまで以上ににぎわってきました。
 双方の調査員・作業員さん、業者さん、みんなが安全に調査や整備が進みますように。そして、より多くの実りある成果が得られますように。皆さんも応援してくださいね!(O)