センタートップ > 鬼ノ城トップ > 調査員便り平成21年7月号 

 このコーナーは、現場の調査員(H21年度はM・O・Iの3人組!)からのホットな情報をお届けします。
 この便りから現場の様子、発掘の状況、作業員さんとのふれあい、季節の移り変わりなどを感じてみてくださいね。

<平成21年7月号>

 2009年7月22日(水曜日)

水音をたどれば

第4水門

 調査地点の近くに、小川が流れています。小川といっても水量は少なく、普段、ほとんど水の流れる音は聞こえてきません。ところが、今日は大雨の後で、サラサラ、サラサラと、何とも涼しげな水音が。この小川は鬼ノ城の「第4水門」につながっているので、さっそく行ってみると、石垣の上から勢いよく水が噴き出していました。こうやって1,300年もの間、城内の水をうまく排出してきたのですね。(M)

 2009年7月16日(木曜日)

謎の鬼ノ城、謎の石列

謎の石列

 このたびの調査の目的のひとつが、写真にある「石列」の解明です。ひと抱えもあるような大きな石が、列になって並んでいます。上から見ると、弧を描くように配置され、人工的に造られたことは間違いないようです。  この石列、10年前にも部分的な発掘調査が行われましたが、いつ造られたのか、何のために造られたのか、はっきりしていません。今回は周辺を広く発掘し、石列の謎の解明を目指します。(M)

 2009年7月3日(金曜日)

梅雨空のもと、調査スタート

草刈り

 今年も鬼ノ城の調査が始まりました。例年通り、梅雨の真っただ中。過去3年間の調査初日の天候は、2/3の確率で雨。さて今年は・・・やはり雨でした。初日の7月1日は調査に必要な荷物の運び込みだけで作業を中断、翌日から本格的に作業を始めました。 作業はいつものように草刈りから。草刈りの作業中、土器の小さなかけらを2点拾いました。古代の須恵器です。小さなかけらですが、期待は大きく膨らみます。(M)