センタートップ > 鬼ノ城トップ > 調査員便り平成21年4から6月号 

 このコーナーは、現場の調査員(H21年度はM・O・Iの3人組!)からのホットな情報をお届けします。
 この便りから現場の様子、発掘の状況、作業員さんとのふれあい、季節の移り変わりなどを感じてみてくださいね。

<平成21年4−6月号>

 2009年6月15日(月曜日)

今年も調査が始まります!

うら坊3兄弟

 今年の鬼ノ城の調査も、7月から始まります。調査に必要ないろいろな手続きも進めていて、調査資材も準備中です。それと、今年は一部調査担当メンバーの異動があり、初年度とは完全にメンバーが入れ替わってしまいました。でもなぜかイニシャルはM・O・Iのままです。どうぞ引き続き、このコーナーも飽きずに覗いてください。今年の調査は、城内の南東部で行います。これまでとは一味違った発見がありそうですよ。現在はドキドキしながら、調査の開始が待ち遠しい毎日です。(M・O・I)

 2009年5月12日(火曜日)

ベニトウダンの花盛り

ベニドウダン

 前回の「便り」で名前だけ出てきたベニドウダン(ツツジ科)が、鬼ノ城で見頃を迎えました。今年は当たり年とみえて、鈴なりの花で木全体が真っ赤に染まって見えるほどです。ベニドウダンは、岡山県では主として北部に自生していますが、なぜか飛び離れて鬼ノ城にもあり、しかも県内で最多の株数を誇っています。生々しいまでに鮮やかな深紅の花は、まるで宝石を連ねたアクセサリーのようですね。鬼ノ城の豊かな自然を象徴する、このすばらしい光景がいつまでも楽しめることを願っています。(O)

 2009年4月28日(火曜日)

恒例の植生調査

植生調査

 鬼ノ城は遺跡であるとともに、珍しい植物が自生するなど自然豊かな場所でもあり、発掘調査でも自然保護への配慮が必要です。そのため、発掘調査に先立って、現地の植生調査を毎年行っています。今年度は、貴重なベニドウダンの生育地や湿地も近くにあるので、調査員もちょっと緊張気味。植生調査のメンバーは、例年通り岡山大学資源生物科学研究所と倉敷市立自然史博物館友の会の皆さんで、藪をかき分けながら見つかった植物を手際よく記録していきました。作業のかたわら、鬼ノ城の自然や歴史についての雑談も飛び出して、ちょっとした「異分野交流」も楽しめました。(O)