センタートップ > 鬼ノ城トップ > 調査員便り平成23年9月号 

 このコーナーは、現場の調査員(平成23年度はK・S・Mの3人組!)からのホットな情報をお届けします。
 この便りから現場の様子、発掘の状況、作業員さんとのふれあい、季節の移り変わりなどを感じてみてくださいね。

<平成23年9月号>

 2011年9月22日(木曜日)

正体やいかに?

ダム状遺構の石段 9月号の最初(1日)でも触れられていますが、D区の真ん中には小さな谷川が流れていて、ちょうど土手の前後の端のあたりに2つの石段が残っています。何とも意味深な位置ですが、果たしてこの石段の正体やいかに! 是非とも今後の調査にご期待下さい。
 ちなみにこの日は台風が通過した翌日で、石段を洗う水の勢いも普段より増しています。今はまだ水の音が涼しげに聞こえる季節ですが、鬼ノ城もこれから少しずつ涼しくなっていきます。冬の足音はまだ遠いですが、涼しいを通り越して寒くなっても頑張りたいと思います(M)。

 2011年9月12日(月曜日)

A1−2区の調査開始!

A1−2区調査風景

 C5区の調査も一区切りがつき、8月末からはA1−2区の調査に入りました。実はこの調査区は1年目の平成18年度の調査区の隣にあたります。上の写真がそのときの調査風景ですが、テントが設置されているところが今年の調査区になります。
 平成18年度の調査では、写真左手に見える列石のほか、たくさんの柱穴が見つかっていますので、その続きが出てくることが期待されます。
平成18年度調査区 下の写真(遠くに少しだけみえるブルーシートのあたりが平成18年度の調査区)からわかるように今年の調査区は斜面から平坦部にさしかかった部分の調査となります。今後の調査に期待がかかります。(S)

 2011年9月1日(木曜日)

D区調査開始

D区のダム状の遺構  9月1日からD区の調査を開始しました。ここは、第3水門の上流で、谷川を堰き止めているダム状の遺構が残っています。これが鬼ノ城に伴う施設かどうかが調査の焦点です。谷川部分には石段が残っており、鬼ノ城の石垣とよく似ているような、似ていないような。昨年度調査した第5水門背後の土手状遺構は、石垣・敷石を有する立派な施設でした。期待がふくらみます。(K)