センタートップ > 鬼ノ城トップ > 調査員便り平成23年8月号 

 このコーナーは、現場の調査員(平成23年度はK・S・Mの3人組!)からのホットな情報をお届けします。
 この便りから現場の様子、発掘の状況、作業員さんとのふれあい、季節の移り変わりなどを感じてみてくださいね。

<平成23年8月号>

 2011年8月30日(火曜日)

みにまむ

本州最小の蝉、チッチゼミ こちらの写真はとても手の大きな人・・・・・・ではなく、本州最小の蝉、チッチゼミでございます。7月中旬から秋にかけて羽化し、その名のごとく「チッチッチッチ・・・」と鳴きます。大きさはおよそ2.5pから3.0p。よく見かけるアブラゼミの半分ほどで、指先くらいの大きさです。アカマツとツツジ類が一緒に生えているような山林に生息するとのことで、鬼ノ城はチッチゼミにとって棲みよい環境のようです。(M)

 2011年8月22日(月曜日)

雨雲の合間を縫って・・・

曇り空

 北門近くではじめたC5区の調査もいよいよ大詰めです。発掘した後は、写真や図面などの記録をしっかりとって調査が完了します。
 今日はその写真撮影の日です。時折雨が降るあいにくの天気といったところですが、写真を撮影する私たちにとっては、曇りがちの日は実は絶好の写真日和なんです。意外に思われるでしょうか?
 晴れていると、周りの木陰が写真に入ってしまったり、ハレーションを起こして肝心の発調査区全景掘面(遺構面)の写真がくっきり写らないからです。
 とはいえ、雨がザーザー降り始めてしまっては、写真を撮ることができないので、適度な曇り空が続くことを祈って、毎回写真撮影をしています。
 思いが届いたのか?この日は写真を無事に撮り終えることができました(実は19日に一度チャレンジしましたが、途中で土砂降りになりました・・・)。
 夏場の貴重な曇り空の1日に感謝して、いよいよ次のA1−2区の準備を進めていきます(S)

 2011年8月19日(金曜日)

謎の集石

謎の集石 今年度の鬼ノ城の調査は、城内で3箇所を予定していますが、1つめの調査区は北門の後ろの丘陵上に設けています。ここは、鬼ノ城内で2番目に高い山の上であり、見張り台など、鬼ノ城に関連する施設があればと調査を行っています。調査をしていくと写真のような石群が検出されました。人が石を運んできたことは間違いないようですが、何を意図したのでしょうか。謎です(K)

 2011年8月10日(水曜日)

弱肉強食の掟

虻の補食風景  鬼ノ城の現場には様々な生き物がやってきます。蝶、蝉、蛙その他諸々。時には蛇や蜂などの危険な生物もやってきますが、中でもやっかいなのがこちら、虻(アブ)なのです。現在はお食事中なのでおとなしいですが、普段は飛び回りながら虎視眈々と私たちの隙を窺い、油断した瞬間にブスッ!写真の昆虫のように血を吸われてしまいます。(M)