センタートップ > 鬼ノ城トップ > 調査員便り平成23年10−11月号 

 このコーナーは、現場の調査員(平成23年度はK・S・Mの3人組!)からのホットな情報をお届けします。
 この便りから現場の様子、発掘の状況、作業員さんとのふれあい、季節の移り変わりなどを感じてみてくださいね。

<平成23年10−11月号>

 2011年11月15日(火曜日)

鬼ノ城大公開の開催

調査区の清掃中 11月中旬に入り、いよいよ調査も大詰めとなってきました。当センターでは、現在調査中の成果を「鬼ノ城大公開」として、11月28日(月曜日)から一週間公開します(詳細はホームページ等をご参照ください)。公開現場は2か所で、「兵舎」ではないかともいわれてきた平成18年度調査区の隣地と、第3水門上流の土手状遺構です。鬼ノ城の調査も今年が最後。したがって、大公開も今年が最後となりますので、今までの成果も説明できればと考えています。皆さんのお越しをお待ちしております。(K)

 2011年11月1日(火曜日)

遺構を追いかけて

遺構の追跡

 11月に入り、調査区の大部分は掘り上がって個々の遺構の調査がメインとなってきましたが、まだまだ大きく掘り広げることもあります。
 調査では遺構がありそうな所に狙いをつけて掘っていくわけですが、時には遺構が半分だけ引っかかったり、調査区の外まで柱穴列が延びていたりします。そんなときは調査区の範囲を広げて遺構を追いかけます。写真で言うと、元々の調査区が作業員さんの立っている側で、白い線で囲まれた部分が拡張区になります。既に地表からだいぶ掘り下げていますが、狙った面はさらに下。気温はだんだん下がりますが、体温は上昇する一方でした。(M)                               ▲TOPへ戻る

 2011年10月24日(金曜日)

おいでませ鬼ノ城

 先月まではまだまだ水音が涼しく聞こえましたが、近頃は秋が深くなり、鬼ノ城もすっかり過ごしやすくなりました。つまりは行楽シーズン到来というわけで、最近は鬼ノ城を訪れる人も多くなってきました。調査をしていても城内のいろいろなところから楽しそうな声が聞こえてきます。ですが、鬼ノ城に登ってくるのは何も人間だけではないようです。左の写真はD区の見学にやってきたイシガメです。このまま湿地近くで冬眠するつもりでしょうか?現地公開の時は右写真の現地住D区のイシガメD区のツチガエル民(?)であるツチガエルが出迎えます。(M)

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 2011年10月20日(木曜日)

「ひどころ」の発見!!

ひどころ発見  鬼ノ城の調査では時々「火処(ひどころ)」と呼ばれる火を焚いた跡が見つかります。穴の端が赤くカチカチに焼けていたり、穴の中に炭がたくさん入っていたりする特徴から火処と判断しますが、正確な用途はわかっていません。
 これまでの調査では平安時代のものが多く見つかっていましたが、今回発見されたものは一緒に出てきた土器から、7世紀代のものと考えられます。A1区は鬼ノ城築城時に利用された場所と推定されていますので、その頃に生活した場所なのかもしれません。(S)
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