統計グラフの作り方

          統計グラフってむずかしそう・・・

          統計グラフを作るには
            @数字を整理してグラフにする算数・数学の能力
            A言葉を選んで、自分の伝えたいことを表す国語の能力
            B色使いや構図などの美術の能力
          と、大きく3つの教科の能力が求められます。
          いろいろな要素があわさっているからむずかしい、でもむずかしいことにチャレンジするのって
          やりがいがありますよね。

          ここでは統計グラフの作り方を順を追って説明します。チャレンジしてみませんか??


              1 テーマを決めよう
              2 決めたテーマについて調べてみよう
              3 調べたことを表などに整理してみよう
              4 タイトル、見出しを考えよう
              5 グラフを選ぼう
              6 レイアウトを考えよう 
              7 下書きをしよう
              8 仕上げていこう



1 テーマを決めよう

             テーマは各部とも自由です。
             ただし、小学校4年生以下は自分で観察したり、調べたりした結果をグラフにしてくださいね。

             統計グラフを使って、どんなことを人におしえてあげたいと思いますか?

           (1) 現在話題になっていること
               高齢化の問題だったり、経済の問題だったり、いま話題になっている出来事はみんなが興味をもって
              いるので、見る人の関心を集めます。
               また、新聞や雑誌、ニュースなどを見てみると、データや資料がたくさんのっています。

           (2) 自分が興味を持っていること、好きなこと
               小学校4年生以下のみなさんは、自分の好きなことをクラスのお友だちにアンケートをとるなどして
              調べたことをグラフにします。
               「みんなの好きな給食はなんだろう?」 「犬が好き?、ねこが好き?」など、いつもの話のなか
              での興味のあることを、みんなから意見を聞くことで統計グラフをつくることができます。
     

2 決めたテーマについて調べてみよう        

             テーマが決まったら、その内容について調べてみましょう。
             最近の話題だったら、本や新聞、インターネットなどにのっています。
             図書館なども利用して調べてみましょう。
             また、小学校4年生以下のみなさんはお友だちや家族にアンケートをとったり、観察したりして調べて
            みましょう。
       

3 調べたことを表などに整理してみよう   

             A4判または、B5判版の紙に調べたことをわかりやすく整理します。 
             この用紙は作品を仕上げる基になる資料であり、また作品と一緒に出してもらいますので、作品の一部
            として作ってくださいね。

           (1) アンケート、観察の場合、次のことを表やグラフに書きましょう。
             @ いつ調べたか   
                年月日や期間など
             A アンケートした相手はだれ?観察したものはなに?
                クラスの人、家族、通行人、車など
             B その数は?
                何人?数はいくつ?

           (2)本や雑誌、新聞、インターネットなどの場合、次のことを書いてください。
             @ 資料の名前
                本の名前や、統計の調査名
             A いつの資料?
                その資料はいつ頃調べられたもの?
                調査年度や調査日など

4 タイトル、見出しを考えよう             

             タイトル、見出しは作品の中で一番最初に見る部分、目立つ部分です。
             テーマを決めるときに、わかってもらいたいことを、簡単に、わかりやすく、そして引きつける工夫をして、
            表しましょう。

           (1) 字数
             @ リズミカルな表現を使ってみる
             A 五七調(俳句や短歌のように五文字・七文字を組み合わせてみる)
             B 主題と副題に分けてみる 
               長くなりそうなときや、効果的な表現の方法として題を二つにわけることができます。      

           (2) 言葉
             @ 呼びかけてみる  (〜しましょう)
             A 疑問型にしてみる (〜できる?)
             B 倒置法を使ってみる   
             
 *倒置法・・・文などにおいてその成分をなす語や文節を、普通の順序とは逆にする表現法。
               語勢を強めたり、語調をととのえたりするために用いられる。 (「デジタル大辞泉」より)

               例)どうなる日本! など

           (3) 文字
             @ 大きさ   
               大きすぎたり小さすぎたりしないように気をつけましょう
             A 色
               テーマの内容によって、明るい色と暗い色を使い分けてみましょう。
               また、用紙の色やまわりの色と違いがあるほど字は読みやすくなります。 

5 グラフを選ぼう        

             調べたことを表現するのに一番いいグラフはなんでしょう?
             グラフの種類はたくさんあって、それぞれに特徴があります。
             自分の調べたデータの特性を考えて、その内容にふさわしいグラフを選びましょう。

           (1) 円グラフ、帯グラフ
              割合を表すのに適しています。

           (2) 棒グラフ
              他と比較をするのに適しています。

           (3) 折れ線グラフ
              月ごと、年ごとなどの移り変わりを表すのに適しています。

           (4) その他
              数量を絵を使って表現する絵グラフなどはかわいくて楽しいですね。

6 レイアウトを考えよう        

             用紙の中のどこに、どのくらいの大きさで、見出しやグラフを配置するか考えましょう。

           (1) 強調したいところを目立たせましょう。
              特に見てもらいたいところ、メインとなるグラフや文字があったら大きくしてみよう。

           (2) 適度な間をとりましょう。
              グラフとグラフ、また文字との間がくっつきすぎないように少しあけたほうが見やすくなります。
              また、空白が大きすぎると全体がさみしい印象になるので気をつけましょう。

           (3) 分けてみましょう。
              男子と女子、北と南など反対のものを比べる場合、用紙の上下、左右に分けてみましょう。

           (4) 見る人の視線を考えましょう。
              横書きのものは左から、縦書きのものは右から見るように決まりがあります。
              特に見せたい順番があれば、番号を付けたり、矢印をつけたりして、自分以外の人がどう見るかを
              考えましょう。

           (5) イラストをいれてみよう。
              イラストをいれることでイメージしやすくなったり、親しみを感じます。
              ただし、自分で考えたオリジナルのイラストにしてくださいね。
              (アニメのキャラクターなどは使わないでください。)

7 下書きをしよう        

             下書きは失敗しないための一つの方法です。
             下書きをすることで、イメージが現実に近づきます。
             色の使い方などを考えながら下書きをしてみましょう。
             また、下書きを他の人に見せて意見を聞いてみたら、新しいアイデアがでて、作品がもっとよいものに
            仕上がるかもしれませんね。

8 仕上げていこう           

           (1) 塗った絵の具や、張り紙がはがれないようにしましょう。

           (2) 作品には、裏面に板張りをしたり、表面にセロハンなどでカバーをしてはいけません。

           (3) 誤りや書き落としがないか、よく確認しましょう。
              例)文字の間違い、統計データの数字、グラフの目盛りの「0(ゼロ)」、グラフの基となる資料の出所、
                観察の方法など

           (4) 最後はチェックシートを使って、もれがないかチェック!

                 チェックシート

 

         どうですか?
        することがいろいろあってむずかしそうだと思いましたか?
        それともこれくらいならできそうだな、と思いましたか??(*^_^*)
  
        統計グラフコンクールの応募作品はお友だちや兄弟姉妹と一緒に作ることもできます。
        みなさんのたくさんの作品をお待ちしています。