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岡山県警察の 特殊な仕事

海外での警察改革支援活動

海外勤務を志望した動機

警察本部 警視
昭和58年4月 拝命

 スハルト体制終焉を受けた民主化の進展に伴い、国軍から分離・独立したインドネシア国家警察が、民主化推進のお手本として日本警察に支援を求めたことから、警察庁ではJICAの協力のもと、インドネシア国家警察改革支援プログラムを開始しました。

 その頃、インドネシアに関係する仕事をしていた私は、改革支援の準備作業に携わる機会に恵まれたのですが、その仕事を終えて2年が経過した頃に、同プログラムの中核である「市民警察活動促進プロジェクト」のリーダー後任候補者選考試験があると聞き、「日本の警察官としてどう役立てるだろうか。かつて関わった支援計画の実現に向け、これまでの経験を活かし頑張ってみたい」と思ったのです。

インドネシアでの具体的な活動内容

写真:警視  
   

 プロジェクトの目標は、モデル警察署として選定されたブカシ警察署に、市民警察と呼ばれるに相応しい組織と機能を持たせることです。そのため、「市民からの通報に誠実かつ迅速に応えること」を活動の柱として、当時、日本警察から派遣された4名の専門家が、組織運営、現場鑑識、通信指令、教育訓練の各分野での指導・教養を担当しました。私は組織運営専門家兼プロジェクト・リーダーとして、ブカシ警察署長等と『インドネシア流』市民警察活動の方向性等について一緒に考えながら各種施策の試行と検証を行い、また、各専門家の活動が相互に連動するよう調整する役割を担っていました。

 言語、文化、風習、歴史、宗教等の異なる国において、日本警察のシステムをそのまま導入しても定着しません。日本警察の活動を紹介しながら、相手側の立場に立って提言や助言を行い、相手側と一緒に汗を流していくことが活動の基本姿勢として重要でした。

今後の目標

写真:警視  
   

 インドネシア警察とともに、警察と市民とのあるべき関係(「間合い」)等について考えてきました。こうした活動の中で、「当たり前」と思える日常の中では気付かなかったことが、「当たり前」でない環境にいることで、幾つか発見できたような気がします。今後は、こうした経験を地元岡山県で活かしていきたいと思っています。