ご意見の募集〜岡山県食育推進計画素案について     

  平成18年12月26日から平成19年1月26日まで、「岡山県食育推進計画(素案)」について、おかやま県民提案制度(パブリック・コメント)により意見等を募集したところ、15件、25項目のご意見等をいただきました。
  これらのご意見等につきまして、次のとおり整理し、県の考え方を示しました。
  なお、取りまとめの便宜上、寄せられたご意見等は要約させていただいております。

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1.ご意見募集の結果〔PDF形式〕                

(1) 全体について                                   

ご意見等の要旨 県の考え方
 食育の推進に真に活かされる計画にするには、語句の使い方や表現、構成などが簡単明瞭で誰もがわかりやすい内容になることを望む。行政内部でしかわからないような言葉などが目につく。  わかりやすい語句、表現に修正するとともに、必要に応じて用語解説等を設けます。
 防腐剤等の添加物が大量に入っている食品が、安価で入手しやすい食品として広く使用されている。消費者の意識の啓発、業者への警告などに取り組むことはできないか。  消費者自らが食に関する正しい知識や安全で安心な食品を選択できる力を身に付けることが重要であると考えており、消費者への積極的な情報提供や学習機会の提供などに努めます。
 関連事業者が、消費者の求める情報を積極的に提供するよう、情報及び意見の交換の機会を提供します。 
 食の安全について、正しい情報、消費者が必要な情報を提供することが食育の大前提である。県が積極的な役割を果たすことを希望する。  
 「おかやま地どり」を地産地消の観点から岡山県特産として位置づけ、計画などに記載していただきたい。   今後、食育に関する啓発資材、教材等の作成に当たって、地産地消や食文化の継承の観点から、地元の産品や料理などについても記載していきます。

(2) 食育の概念と目指すべき方向について

ご意見等の要旨 県の考え方
 「いただきます」「ごちそうさま」の二つの言葉は、天地大自然の恵みと食べられるようにしてくれた人への感謝を表すものである。計画の中に「感謝」を取り入れていただきたい。   食育の目指すべき方向の項目に、自然の恵みや生産者等への「感謝」の気持ちをはぐくむことや、「命」を大切にすることが重要であるとの記述を加えます。
 食育で豊かなこころづくりまで目指すといいながら、計画の中にその手法があまり記述されていない。
 「命」「感謝の気持ち」を感じる食育を進めてもらいたい。
 米を主食とし、米とおかずを口中調味する日本の食事は、世界に誇れる文化である。「ごはんとおかず」という考え方を大切にした事業を展開していっていただきたい。
 米を中心に多様な副食から構成され、栄養バランスに優れた「日本型食生活」の優れた面を見直し、その実践を促進することを計画に盛り込みます。
 「家庭」における食育の推進について、家庭の力を「信用し」を「信頼し」にすべきだ。  ご指摘のとおり修正します。

(3) 分野別の施策について

ご意見等の要旨 県の考え方
 県には、地域における食をめぐる活動を活性化させるコーディネーターの役割を期待し、消費者関係団体や地域組織の自主的な活動に対する支援の強化を要望する。  食育の推進には、多種多様な主体の参加と連携が不可欠であり、県民協働で食育を進めます。 
 県は、この計画に基づき、食育推進のためのネットワークづくりや、関係者と連携して地域の特性を生かした取組などを促進します。
 既存の健康づくりボランティアの活動が十分にできない地域もあり、食育の推進は、これらの組織のみに依存するのではなく、あらゆる分野で行政の指導が必要である。広く食育の心を浸透させる努力をしてほしい。
 食育を住民参加で実効あるものにするために、地域で活躍している「健康おかやま21」や「安全・安心ネットワーク」の実績も考えてほしい。
 地域における食育推進のためのネットワークづくりの推進を要望する。
 食育の基本は家庭教育であり、家庭教育手帳を活用しての食育の徹底が必要である。
 県もあらゆる分野での専門家を養成し、全県民に「食育手帳」を発行し、強制的に講義を受けさせることが必要だと考える。
 食に関し専門知識を備えた管理栄養士等の養成施設や研究機関等と連携し、食育を推進する人材を育成します。 
 食育手帳については、子どものいる家庭に配布される家庭教育手帳などの啓発教材や全家庭を対象とする広報を通じて食育の重要性のPRに努めていきます。
 また、食育は県民等の自発的意思を尊重し、誰もが参加しやすい形で進めることが必要であると考えています。
 食育の中心はあくまで家庭内で作った料理(内食:うちしょく)を通じてだと思う。
 内食を書き込んで、「中食(なかしょく)を活用」を「中食も活用」にしてもらいたい。
 食育において家庭が重要な役割を担っていると考えており、家庭が食育実践の拠点であることを「食育推進のための重要な視点」の一つとしています。
 今の農業体験は農業の上辺をなぞるだけのものになっている。農業の大変さがわかり、収穫の喜びを感じることができる学習になることを望む。  食への理解を深め、心をはぐくむ食育が進められるよう、効果的な農業体験学習となるよう努めていきます。
 リスクコミュニケーションが掛け声で終わらないように具体的な行動計画を伴う計画として策定されることを要望する。  食の安全性などについて消費者、事業者、行政が共通の認識を持つことは極めて重要であり、食の安全・安心に係る各種事業においても、正確な情報の提供及び意見交換を行うとともに、あらゆる機会を利用してリスクコミュニケーションの充実強化を図ります。
 リスクコミュニケーションの日常的な実践強化を要望する。
 ボランティア団体等との協働について、加えて、生協や農協、漁協など「事業」との連携を意識した組み立てを要望する。  食育の推進は全ての関係者の協働により行われるべきと考えており、県民の皆様や関係機関、事業者との連携により食育の推進に努めていきます。
 食品関連事業者等における食育の推進に当たっては、外食産業界並びに関係団体等の意向・意見を取り入れた事業計画の策定をお願いしたい。

(4) 食育推進の主な指標、目標値について

ご意見等の要旨 県の考え方
 計画を年次を基本にアクションプラン型に策定されることを希望する。  事業の実施に当たっては、毎年度、その成果について検証していきます。目標値についても、可能なものについては、毎年度確認、評価していきます。
 また、計画の変更については、必要に応じて見直しを行うことを「計画の期間」に記述しています。
毎年度の具体的事業の進捗状況を評価し、必要に応じて目標値の見直しを行う旨を明記していただきたい。
「朝食を毎日食べる人の割合」を目標に出すなら、土日の生活リズムについても良好な状態を保つため等の理由についての記述があればいいと思う。  朝食を食べることは一日の生活リズムを整えるために不可欠なものであるとの認識に基づき、土日等の休日も含めて、健全な生活リズムを保ち、毎日朝食を食べる人の増加を目指します。 
野菜の摂取量の増加については、緑黄色、淡色に区別しなくてよいか。 野菜の摂取量については、緑黄色野菜と淡色野菜(その他の野菜)に区別し、それぞれに目標を設定することが望ましいと考えられますが、現状では、野菜全体の摂取量が不足していることから、野菜全体の摂取量を増やすことを目標としています。
食育には幅広いボランティアの活動や生産現場を体験する農業体験等はとても重要だと思うが、岡山県において独自の計画の指標を定めないのか。  数値目標については、評価、検証するため適切な指標として考えられるものを掲げています。 学校等における農業体験や食育に関するボランティア活動を進めることは重要であり、関係者と協働で食育に関する事業を積極的に推進します。
岡山県独自の目標が健康づくりに関するものに偏っている。農業体験や学校教育のカリキュラムなど数値目標で示せるものがあるはずだ。

2.計画素案(以下PDF形式)

 T〜W〔PDF〕
   T 計画の趣旨
   U 計画の位置づけ
   V 計画の期間
   W 岡山県の食育をめぐる現状と課題
     1 食をめぐる現状
     2 栄養・食生活の現状
     3 食の安全・安心
     4 岡山の食文化の特徴
                               
 X 食育の概念と目指すべき方向〔PDF〕
     1 食育の概念
     2 目指すべき方向
     3 食育推進のための重要な視点
                                    
 Y 食育推進の施策の方向〔PDF〕
                                        
 Z 分野別の施策〔 1〜8 PDF〕 〔9 PDF(1)〕 〔9 PDF(2)〕
    1 食育推進体制の整備
    2 家庭における食育の推進
    3 地域における食育の推進
      ※ 参考 厚生労働省HPリンク
          ( @食生活指針  B妊産婦のための食生活指針 ) 
    4 保育所等による食育の推進
    5 学校における食育の推進
    6 農林漁業者等における食育の推進
    7 食品関連事業者等における食育の推進
    8 消費者における食育の推進
    9 ライフステージごとの特性、課題 
                                
 [ 食育推進の主な指標、目標値〔PDF〕

 \ 関係資料
   ○ 岡山県の特性〔PDF〕
   ○ 岡山県の食の安全・食育推進体制〔PDF〕
   ○ 岡山県食の安全・食育推進協議会委員名簿〔PDF〕
   ○ 食育基本法
   ○ 食育推進基本計画〔PDF〕
   ○ 岡山県食の安全・安心の確保及び食育の推進に関する条例〔PDF〕

   ※ 関係機関HPへのリンク (内閣府)

3 ご意見等の公表場所
  岡山県保健福祉部保健福祉課のホームページに掲載したほか、同課(県庁5階)、県政情報室(県庁4階)、各県民局総務課、各支局総務環境課、県保健所に3月23日(金)までの間、備え付けています。

 問い合わせ先
  岡山県 保健福祉部 保健福祉課 地域保健福祉班 
  〔電話番号〕086−226−7317(直通)