キッズおかやま探検隊−岡山県をもっと知ろう−

6 岡山県の行政

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    岡山県では、「快適生活県(かいてきせいかつけん)おかやま」の実現を目標に、いろいろな取り組みを進めています。
ここでは、
    1「快適生活県おかやま」ってどんな社会?
    2「快適生活県おかやま」を実現するために県はどんなことをしているの?
   をテーマに、県のしごとの一部をご紹介します。
   少しむずかしいかもしれませんが、ぜひ一度読んでみてください。
    そのまえに・・・・・・
 岡山県の行政データ
(1) 岡山県の成り立ち
 明治4年(1871年)の廃藩置県(はいはんちけん)で岡山藩、津山藩といった藩はなくなり、岡山では、岡山県、津山県、高梁県など13の県が生まれました。
 その後、いくつかの県をまとめて備前に岡山県、備中に深津(ふかつ)県(のち小田(おだ)県)、美作に北条(ほうじょう)県の3県となり、現在の岡山県になったのは明治9年4月18日のことです。

(2) 市町村の数
 明治22年に県内初めての市として岡山市が誕生した時には、1市3町451村でしたが、その後市町村合併が進み、平成の大合併では新たな市として瀬戸内市、赤磐市、真庭市、美作市、浅口市が誕生しました。平成18年4月1日現在の市町村数は、15市12町2村(29市町村)となっています。

(3) 知事
  石井 正弘(いしいまさひろ 3期目 H8.11から)
  ※戦後、選挙で選ばれるようになって5人目の知事

(4) 予算額
  6,951億円(平成18年度一般会計当初予算額)

(5) 主な事務所
 ・県庁(岡山市内山下)
 ・総合出先事務所
岡山県庁の写真
岡山県庁
   市町村合併などにより、市町村のあり方も大きく変化していく中、スリムで効率的な行政をすすめていくため、平成17年4月から、9つの地方振興局が3つの県民局と6つの支局になりました。
  県民局では、より広い地域の行政を担当することになりました。

   備前県民局(岡山市)・・・・ 東備(とうび)支局(和気町)
   備中県民局(倉敷市)・・・・ 井笠(いかさ)支局(笠岡市)、高梁支局(高梁市)、新見支局(新見市)
   美作県民局(津山市)・・・・ 真庭支局(真庭市(旧勝山町))、勝英(しょうえい)支局(美作市(旧美作町))
 ・県外事務所
  東京事務所、大阪事務所、上海(しゃんはい)事務所(中国)

(6) 海外との友好交流
 ・江西省(こうせいしょう 中国)   平成4年6月交流協定
 ・南オーストラリア州(オーストラリア)平成5年5月交流協定

1 「快適生活県おかやま」ってどんな社会?
岡山県は、「快適生活県おかやま」を実現するため、5年間(平成14年度から平成18年度まで)の計画として、「新世紀おかやま夢づくりプラン」を定めています。
 この夢づくりプランでは、岡山県がめざす「快適生活県おかやま」の5つの社会の姿を示しています。新岡山県夢づくりプラン(改訂版)

(1) 子どもがのびのび育ち、だれもが個性や能力を最大限に発揮できる社会
 (教育・人づくりの分野)
「教育・人づくり」方面の写真

(2) 助け合いの心あふれる安心で安全な社会(福祉、健康・医療、防災の分野)
「福祉、健康・医療、防災」方面の写真
 
(3) 環境にやさしい生活をおくり、自然と共生できる社会(環境の分野)
「環境」方面の写真

(4) 多彩でグローバル(世界的)な経済活動が力強く展開され、希望を持って働ける社会(産業、労働の分野)
「産業、労働」方面の写真

(5) 生活にゆとりと楽しさ、感動があり、交流が活発で、国内外から多くの人が集う社会(交流、文化、スポーツの分野)
「交流、文化、スポーツ」方面の写真

「夢づくりプラン」ってなに?
 夢づくりプランでは、5つの分野ごとに実現しようとしている具体的なイメージを、わかりやすい33の生活場面(快適生活シーン)として示しています。
 この「快適生活シーン」を実現するための施策(しさく)・事業のまとまりが59の「夢づくりプログラム」で、このプログラム中に83の数値目標(快適生活指標(しひょう))を設定しています。
 たとえば、環境分野の快適生活シーンの1つ「未来へ引き継(つ)ぐ清流づくり」を実現する「ふるさとの清流づくりプログラム」では、川のアダプト事業や、水辺の生物にやさしい河川(かせん)工事などにより、ホタルの生息地(せいそくち)か所数を平成18年度までに210か所にすることを目標(快適生活指標)としています。

○ 快適生活シーン「未来へ引き継ぐ清流づくり」
○ 夢づくりプログラム「ふるさとの清流づくりプログラム」
川のアダプト事業の写真
川のアダプト事業
自然にやさしい川づくりの写真
自然にやさしい川づくり
○ 快適生活指標
ホタルの生息地箇所数の推移イラスト ホタルの生息地箇所数の推移イラスト
ホタルの生息地か所数 : 160か所  → 210か所


※アダプト事業:住民団体や企業などが、一定の範囲(はんい)の道路や河川などの公共(こうきょう)スペースを養子(ようし:英語でアダプト)として、定期(ていき)的に清掃(せいそ う)や緑化(りょっか)活動を行うこと

2 「快適生活県おかやま」を実現するために県はどんなことをしているの?
(1) 「快適生活県おかやま」を実現するためには
  キーワードは ・・・・ 「協働」(きょうどう)と「ソフト」

1.夢づくりの共有と協働
 「快適生活県おかやま」は、県の取り組みだけでは実現しません。ボランティア・NPOなど多くの県民の皆さんや企業、市町村と「夢づくりプラン」の目標を共有(きょうゆう)し、その目標に向かって、力を合わせて協働しながら、活力(かつりょく)ある地域づくりに取り組むことが必要です。
 県は、こうした「県民力」(けんみんりょく)を結集(けっしゅう)する中心としての役割を積極的に果たしていきます。

 ※NPO(エヌピーオー):
   福祉(ふくし)やまちづくりなど特定のテーマについて市民主体の自由な社会貢献(こうけん)活動を行う組織(そしき)
夢づくりの共有と協働のイラスト

2.ソフトの重視
 「ソフト」とは、「陸・海・空の高速交通網」、「福祉や教育、医療、ものづくりの伝統」、「岡山情報ハイウェイ」といった岡山県の特長を生かす工夫やしくみづくりのことです。
 こうした工夫により、岡山県の可能性を引き出し、「快適生活県おかやま」を実現していきます。
ソフトの重視のイラスト

(2) 特に力を入れている3つの柱
 「夢づくりプラン」を着実に進め「快適生活県おかやま」を実現していくため、特に次の3つを柱とした取り組みに力を入れています。

その主な内容と目標は・・・・

1.活力ある産業づくりと働く場の確保

産学官(さんがくかん=企業と大学等及び公設試験研究機関など)が一しょになって、バイオ、超精密(ちょうせいみつ)生産技術、医療・健康、環境、IT、物流の6分野を重点にした新たな産業づくりを目指します。
 目標:産学の共同研究数
  平成15年度 165件 ⇒ 18年度 200件


中小企業の経営を良くし、競争力(きょうそうりょく)を高めるための支援(しえん)を強化します。
 目標:独自(どくじ)のすぐれた技術や製品を持つ「オンリーワン企業」の数
  平成15年度 73社 ⇒ 18年度 80社

オンリーワン企業のイラスト

観光客のイラスト
全国に向けた観光キャンペーンや県民あげてのおもてなし運動で、観光客を増やします。
 目標:観光客数
  平成15年度 2,630万人⇒18年度 2,700万人


意欲と能力のある担い手(にないて)の確保(かくほ)・育成、農林水産物の品質向上、地産地消(ちさんちしょう)運動(地域でつくられた産物を、その地域で消費しようという運動)などを進め、農林水産業を活発にします。
 目標:新しく農業をはじめる人の数
     毎年度100人以上

地産地消のイラスト


3年間で2万5千人が働ける場を新たにつくります。
また、若い人の就職(しゅうしょく)を応援します。
 目標:高校卒業者の就職(内定)率
     平成15年度 95.4% ⇒ 18年度 98.0%
    大学等卒業者の就職(内定)率
     平成15年度 91.6% ⇒ 18年度 95.0%

2.将来(しょうらい)の地域社会を支える「人」づくり

小中学校への35人学級の積極的な導入や少人数授業の実施などにより、きめ細やかな教育を進めます。
 目標:学校生活に満足している生徒の割合
   平成15年度 77% ⇒ 18年度 77%以上
 中高一貫校・総合学科(そうごうがっか)などの新しい形の学校数
   平成15年度 11校 ⇒ 18年度 20校


子どもの幸せのための子育て支援や児童ぎゃく待防止を計画的に進めます。
 目標:乳児(にゅうじ)保育、延長(えんちょう)保育を行っている保育所の割合
   平成15年度 59% ⇒ 18年度 60%
 放課後児童(ほうかごじどう)クラブの数
   平成15年度 218施設 ⇒ 18年度 280施設

子育て支援のイラスト


福祉、環境、国際貢献(こくさいこうけん)などに取り組むボランティア・NPOの活動を促進し、県民参加による地域づくりを進めます。
 目標:NPO法人の数
   平成15年度 200法人 ⇒ 18年度 300法人


男女共同参画(だんじょきょうどうさんかく)社会の実現に向けた取り組みを進めます。
  目標:管理職に占める女性の割合
 (民間企業)
   平成15年度 13.6% ⇒ 18年度 19.6%
 (一般職公務員)
   平成15年度  6.6% ⇒ 18年度  8.3%

  ※男女共同参画社会
   男女が、対等にあらゆる分野の活動に参画する機会があり、同じように利益を受け、同じように責任を担う社会

3.快適で安全・安心なまち・むらづくり

年れいや性別、身体的能力、国籍(こくせき)などのちがいにかかわらず、すべての人にとって安全・安心で、利用しやすくしようという「ユニバーサルデザイン」(UD(ユーディー)といいます)の考え方を広め、県のあらゆる仕事に取り入れます。
 目標:ユニバーサルデザインの知しきを持ち、これを広めるUDサポーターの数
   平成15年度 0人 ⇒ 18年度 5,000人


平成22年に岡山県で開催予定の国民文化祭に向けて、芸術・文化が育つ環境づくりを進めます。
 目標:県民文化祭への参加者数
   平成15年度 237,220人
        ⇒ 18年度 252,000人
国民文化祭のイラスト


家庭ごみや産業廃棄物(はいきぶつ)のリサイクル、石油にかわる新エネルギーの導入を進め、環境への負荷(ふか)を減らす取り組みを進めます。
 目標:太陽光発電による総出力電力
   平成15年度 1,294KW ⇒ 18年度 2,680KW


道路、河川、海岸などの生活空間の環境美化や緑化を進めます。
 目標:道路、河川、海岸のアダプト団体数
   平成15年度 418団体 ⇒ 18年度 460団体
環境美化のイラスト


高れい者が安心して生活できるよう、良質な福祉サービスを確保します。また、障がいや年れいに関係なく、誰もが支え合い、地域でいきいきと豊かにくらしていける社会づくりを進めます。
 目標:福祉ボランティア参加者数
   平成15年度 48,984人 ⇒ 18年度 53,000人
    認知症(にんちしょう)高れい者のグループホーム数
   平成15年度 160施設 ⇒ 18年度 210施設


県民が健康で長生きできるよう、保健医療(ほけんいりょう)サービスや自主的な健康づくりを支援する環境の整備(せいび)を進めます。
 目標:総合型地域スポーツクラブの数
   平成15年度 15クラブ ⇒ 18年度 39クラブ
スポーツクラブのイラスト


食の安全・安心を確保するため、生産から流通、消費までの各段階における監視(かんし)・点検(てんけん)を強化します。
 目標:衛生(えいせい)管理などについて適切な自主検査を行っているとして認定された食品事業者の数
   平成15年度 0件 ⇒ 18年度 30件


いつでも、どこでも、だれもが、日常生活の中でIT(インターネットなどの情報技術)の便利さや楽しさを実感できる「ユビキタス社会」を実現します。
 目標:高速インターネットが利用できる世帯の割合
      平成15年度 94.6% ⇒ 18年度 100%
    インターネットを使って申請・届出などができる手続の割合
      平成15年度 14.5% ⇒ 18年度 95%


平成18年度末までに、気象情報や県内の雨量・水位などの防災情報をインターネットや携帯(けいたい)電話を通じて県民にリアルタイムで提供するシステムをつくるなど、災害対策をいっそう強化します。
 また、警察官の増員に努めるなど、安全な社会づくりを強力に進めます。
防災情報のイラスト

(3) 真(しん)の地方分権(ちほうぶんけん)の確立(かくりつ)をめざして
 日本の社会・経済を発展させていくためには、地方がその自主性(じしゅせい)と創意工夫(そういくふう)を十分に発揮(はっき)し、個性豊かで活力のある地域づくりを進める「地方分権」のしくみが必要です。
 岡山県では、国、都道府県、市町村それぞれの機能(きのう)や役割・権限(けんげん)を見直し、21世紀の分権型(ぶんけんがた)社会にふさわしい行政システムをつくるため、次の提案をしています。

1.思い切った権限や財源(ざいげん)の見直し
 外交(がいこう)、防衛(ぼうえい)など、もともと国が果たすべき役割以外は原則として地方にまかせる。
 また、地方が実施する自主的な政策(せいさく)に必要な財源を確保するため、つかいみちに制限のある国からの補助金(ほじょきん)を減らし、その分を地方の考えでつかいみちを決められる地方交付税(ちほうこうふぜい)や地方税(ちほうぜい)にふりかえる財政改革(ざいせいかいかく)を実現する。

2.道州制(どうしゅうせい)のしくみづくりと中四国州(ちゅうしこくしゅう)の実現
 現在、都道府県のあり方が問われています。

その理由は・・・・
・市町村合併(しちょうそんがっぺい)により市町村の数が減り、その規模や権限が大きくなる。

・交通・通信が発たつしたことにより、都道府県の区域を越えた人やもののつながりが生まれている。

・産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ)の処理、土地利用、水源問題、環境問題など、複数の都道府県が力を合わせ取り組まなければならない課題が増えている。

 こうしたことから、岡山県では、都道府県を廃止(はいし)し、現在の数府県を範囲(はんい)とする「道」または「州」をつくり、国の権限とそれに伴う財源をできる限り道州に移す「道州制」を提案しています。
 そして、道州制が実現した場合、中四国地方については、「中国州」「四国州」に分けるより、「中四国州」とする方が適切だと考えています。

その理由は・・・・
・中国と四国は瀬戸大橋やしまなみ海道で結ばれ、高速道路やJR瀬戸大橋線により、時間的距離(移動時間)は大幅に縮小しています。また、こうした交通手段が整備されたことから、中四国では生活圏・産業圏の一体化が進んでいます。

・中四国州であれば、太平洋、瀬戸内海、日本海それぞれに面した自然環境の豊かな地域となり、瀬戸内海の環境保全や水産資源の有効活用についても一体的・計画的に取り組むことができます。

・全国を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8ブロックに分けた場合、人口と経済規模で中国は6番目、四国は最下位ですが、中四国であれば九州と同等の規模になります。小さな道州では、財源も少なく「自立力」(じりつりょく)を発揮できないおそれがあります。

 「道州制」については、国や岡山県以外の府県でも研究・議論がすすめられていますが、明治以来120年以上続いてきた都道府県制度を改める大改革であり、これを実現するためには、国民的議論と支持が必要です。

 岡山県では、道州制の導入が21世紀の真の地方分権社会の実現につながるということを広くPRし、国民的議論を盛り上げていきたいと考えています。
                             道州制のホームページへ

中四国地方の都市間ネットワークの図
3 最近の県政の動き−夢がひろがる岡山県− ※予定を含みます
平成13年 10月 岡山空港3,000m滑走路供用(きょうよう)開始
11月 おかやま教育の日(11月1日)制定
平成14年 3月 玉島ハーバーアイランド国際コンテナターミナル供用開始
「新世紀おかやま夢づくりプラン」策定
4月 「快適な環境の確保に関する条例」など環境3条例施行(しこう)
全国都道府県初の電子入札を実施
7月 岡山空港発着の東京便がダブルトラック化
(ダブルトラック:同じ路線で2つの航空会社が運行すること)
10月 県産和牛トレーサビリティシステムの運用開始
11月 阪神タイガース秋季キャンプがマスカットスタジアムで始まる
平成15年 3月 岡山情報ハイウェイが全市町村と接続(せつぞく)
4月 岡山リサーチパーク・インキュベーションセンターがオープン
(ITを含む新技術開発型企業の創業支援(そうぎょうしえん)センター)
産業廃棄物処理税(さんぎょうはいきぶつしょりぜい)を導入
真庭産業団地分譲開始
5月 岡山空港に「救援物資備蓄(きゅうえんぶっしびちく)センター」 がオープン
6月 桃太郎スタジアムが落成
9月 第1回おかやま県民文化祭「総合フェスティバル」開催
平成16年 3月 岡山情報ハイウェイの高速化、IPv6化
4月 おかやま森づくり県民税を導入
9月 岡山県立図書館オープン
平成17年 4月 苫田(とまだ)ダム(鏡野町)供用開始
岡山県笠岡陸上競技場(笠岡市)オープン
動物愛護(あいご)センター(岡山市御津)オープン
9月 晴れの国おかやま国体(夏季大会)開催
総合福祉・ボランティア・NPO会館(岡山市)オープン
県立記録資料館(岡山市)オープン
おかやま旧日銀ホール(愛称:ルネスホール(岡山市))オープン
天神山文化プラザ(岡山市)オープン
10月 晴れの国おかやま国体(秋季大会)開催
11月 輝いて!おかやま大会開催
平成18年 5月 宇野港大型旅客船バース供用開始



平成19年

4月

11月

岡山デスティネーションキャンペーン
岡山県総合教育センター(仮称)オープン
第19回全国生涯学習フェスティバル(まなびピア岡山2007 )
平成22年   「国民文化祭」開催